中央区九品寺、産業道路を尚絅大学の向かい側から白川方面に入ったところにある昔ながらの酒屋さん「髙木酒店」。一見すると古い酒屋さんでしかないのですが、ちょっと店内を見てもらうと「えええええ?」っとなること間違いなしの品揃え。さらにはちょっと変わったものまで売ってあります。お土産なんかでも喜ばれること間違いなしのアレが売ってある隠れた名店ですよ!
九品寺にある昔ながらの酒屋さん
中央区九品寺にある「髙木酒店」。100年以上ある地域の酒屋さんです。
産業道路を尚絅大学と反対側に折れたところにあります。
この酒屋さんの何がすごいかって言うと、品揃え。とくに人気のあのお酒。もうちらっと立て看板見えてますけど、
そう。「魔王」です。あと「村尾」なんかもあります。コレがプレミア価格ではなくて一般的な価格で販売されているんです。
店内はこんな感じの、昔ながらの酒屋さんなんですけどね、真ん中あたりに紐でくくってある酒瓶があるの分かります?
これね、お酒の3本セットなんですけど、全部「魔王」か「村尾」が1本入っているんです。
しかも料金はかなり良心的で、組み合わせによって若干金額が違いますが、下手なところで魔王買うよりここで3本セット買ったほうが安いレベル。
さらにはセットになってるお酒もセンスがよくて、魔王を出している酒蔵・白玉酒造の梅酒や元禄院なんかがセットになっているものも。
5合瓶のセットと一升瓶のセットがあります。これ、土産で持っていったら人気者じゃないだろうか。
抱き売り商法かよ!!と思う方もいると思いますが、意図は違うところに。
店主の髙木さんは「魔王が人気だけど他にも美味しいお酒があるって知ってほしくて組み合わせて販売している」と話します。
確かにセットになっているお酒は魔王ほどの知名度はありませんが、酒好きが見ると店主のこだわりが感じられるチョイス。
正直、この金額で1本バラ売りとかしちゃうと転売目的の買い占めとか起きちゃいそうですもんね…。
魔王や村尾以外の商品も熱い!
もちろん、熊本のお酒もずらーっと並んでいますし、
あとは魔王と同じ白玉酒造の梅酒も単品で。これ、個人的に大好きな梅酒で大学時代からよく買ってたんですけど、2000円切っているお店初めてみました。
あとは1000円代前半で安価な古酒があったり、酒好きにはたまらないバリエーション。
50年以上に販売されたサントリーのウイスキーもありましたが、コチラは開封された後に返品されてしまい、売れなくなってしまったそうです。ひどい話!
香りを嗅がせていただきましたが、めっちゃ飲みたい芳醇な香り。
こちらの「永遠に売れない商品」とかかれた消防車はバーボンウイスキー。
中にお酒が入っているし、タイヤも回るので車としても遊べるそう。一応、売れるそうですが、こちらも50年以上前の品らしいので「中身は保証できない」そうです。好きな人は好きそうだし、売れると思うんだけどなー。
酒好きにはたまらない名店
そういうわけで、「髙木酒店」は魔王や村尾の品揃えは言うまでもありませんが、酒好きにはたまらないお店でした。
他にも「これは書いちゃだめ!」と言われる破格のレア酒があったりもしましたので、酒好きはぜひ足を運んでみてください!
店主の髙木さんは77歳ですが「まだ理想のお店の2割くらい」ともっと品揃えを増やしていきたいと志の高い方でした!お酒の話をしても楽しいですよ!
髙木酒店
住所 | 〒862-0976 熊本県熊本市中央区九品寺1丁目7−29 |
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営業時間 | 8:00~21:00 |
定休日 | 日曜日 |
電話番号 | 096-364-0424 |
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