突然ですが、どんな人にも魅力はあるもの。でもその魅力に「本人」が気づいていない。…まあ、よくある話ですよね。

これ「町」でも同じことがあると思いません？

外部から見たらめちゃくちゃいい町なのに、住んでいる人からすれば、それが当たり前だから特に魅力的だとは思っていない。

…何が言いたいのか？

そう！！いいとこいっぱいなのに、リアルに気づいていない！！の代名詞！

それが津奈木町でないかと！

余計なお世話ですが、勝手に津奈木町いいとこだよ！PR大使に立候補しよう。そう思い、今、伊藤は勝手に津奈木町に向かっております。

津奈木町ってどこ？

津奈木町は県南にあります。

伊藤はココに向かっております。

津奈木→つなぎ→ツナギ。これで先方の心を掴むのが伊藤流。

という訳でやってきました。

津奈木町役場。

津奈木につなぎを着ていく、という令和1のダジャレを一発かまして、まずは第一印象アップ。そうやって人生生きてきました。

ええ。見事スルーされております。

しかしここであきらめるわけにはいきません。私は津奈木町PR大使になりたいのです。こういう場合には、えらい人に直談判するほかありません。

こんにちは～…

頼む。誰もいない、そういうオチであってくれ…

嘘でしょ…！？津奈木町町長もツナギとか..

かぶっとるやん！！！！

とんだ茶番を失礼しました

　　　　　　　　　　　　「…ほう」

勝負。達仏探し

津奈木町役場から徒歩100歩で到着したのが、パワースポットと呼び声高い「達仏（たつぶつ）」。

達仏とは、立木に仏教では聖数とされる33 体の仏像を彫り、地域や⼈々の活⼒ある未来を祈る場として制作されたもの。だから樹木が成長すると、仏像も形を変化させる不思議な作品なんです。
名前の由来は、西野達さんというアーティストが彫った仏像。だから「達仏」。

突然のバッチバチ

伊藤が見つけたら青いふせんを貼り

町長はオレンジのふせんを貼ります。より多くふせんを貼ったほうが勝利というルールにしました。

制限時間は3分。

よーーい！スターティン！！

　　　　　　　　　　　　すぐに走り出す初心者伊藤

　　　　　　　　　　　　静かに、でも確実に狙いを定める町長

ぺた

ぺたっ

結果発表

結果

伊藤9体

町長20体

町長の勝利！！！

勝負。覚え書対決

次の場所は「つなぎ美術館」。

普通の町の小さな美術館とあなどるなかれ。

ここはおそらく日本中探してもここだけであろう「モノレールがついている美術館」なんです。

名物母さんこと石田さんにハグしてもらえるというオプションまでついています。

　　　　　　　　　　　　　2人ともガチで何が題目で出るのか知りません

いざ開戦！！ドンっ！！！

最初のお題

「やかん」

想像以上にすらすらと筆に迷いがない2人

せーのっどん！！！！

なかなかいい勝負じゃありません？？

さ。次のお題

「太刀魚！！」

　　　　　　　　　　　　伊藤のはリュウグウノツカイでは…

次は

「ここ（つなぎ美術館内カフェ）の見取り図」

　　　　　　　　　　　　固まる伊藤

圧倒的不利！！！

では最後のお題ちょうだいな！

「くまモン」

せーのっドン！！

…えっ

なにこれ笑っていいの？？いやそこは社会人として笑ったらいかんとこ…。

ともかく覚書対決の結果は、忠誠心が問われる役場職員に丸投げ！

まさかの事態に職員ザワザワ

仕事中にも関わらず「とりあえず絵をジャッジして欲しい」と声をかけたら、集まってくださる職員さん。皆、優しい。

突然、町長に対する忠誠心が問われるという窮地に陥った津奈木町役場の人たち。しかも取材日はボーナス支給日、直前。

戦慄が走っております。

では始めます！！！！

「お題はやかんです！！」

・やかん…伊藤勝利

・太刀魚…町長勝利

・見取り図…町長勝利

現在、町長2勝、伊藤1勝。

すでに勝利を確信したのかガッツポーズ。

いや、次の勝負はあれやけんね！町長！！！

はい！！！どうぞ！！！！

再び戦慄が走る津奈木町役場

県庁に電話せんでて！！！

　　　　　　　　　　　　「いやこれ..どっち？」「でも今まであがん上手な絵やったけん…」

会議の末、いちかばちかで挙手

結果、くまモン対決は

伊藤の勝利！！！！！！

結果、2対2の引き分けで終了。

一子相伝のつなぎが職員の手に

「ならね」そういってダンディーに町長が立ち去るさいに、政策企画課にパサリと置かれたツナギ。

これは町長のつなぎ…

　　　　　　　　　　　　「次の町長、俺？？」

つなぎを託されたからには、あなたが案内人です！さあ行きましょう！濱田さん！

モノレールでキャッキャウフフ！四季彩の露天風呂

まずやってきたのは、モノレールで露天風呂まで向かう「四季彩」。以前肥後ジャーナルでもご紹介しました。

全裸モノレールは免れ
3分ほどで露天風呂に到着。

本当に絶景！！町を一望！

男湯、女湯にちゃんと別れてます。団体で来てもOKです。
四季彩本館で400円の入湯料と100円のモノレール券を購入してください。合わせて500円！
このワクワクと絶景と温かさ、500円は安すぎます。

ひいき目なしで、めちゃめちゃいいお風呂でした。

亀萬酒造で利き酒

次に訪れたのは、屈指の酒蔵である亀萬酒造。実はここのお酒、2016年の伊勢志摩サミットの時に行われた、ファーストレディ夕食会でふるまわれたお酒なんだとか。

　　　　　　　　　　　　　代表社員の竹田さんに案内してもらいました

「お酒は飲みなはるな？」と誘われたので、直売店へ。

にごり酒は、秋にできたばっかりのお酒です。

お酒には旬がありますからねぇ。新酒は美味い！

はじめに一杯飲む、そして

さっき飲んだのを、並べられた4種類の中から当てる

さすがに分かりますよ。私がさっき呑んだお酒はこれ！！！

　　　　　　　　　　　　　本当に自信があったんです

はいブッブー！！

そのあともお土産までいただいちゃいまして。御覧のとおりいい気分ですわ。

….やっちまった

津奈木町の優しさに感涙

なんですと…

宿がない…

どうしよう、とりあえず今回のお礼を町長に伝えに行こう。（役場までは濱田さんの車で行きます）

　　　　　　　　　　　　　動揺を隠せない伊藤

こうなったら、こうするしかない

歓喜！！

こんなにあっさりOKしてくれるなんて！！

町長どんだけいいひとなんだ！

そういえば、美術館のカフェでも、机の建て付けが悪いといって

自ら直してたなぁ

このお人柄が、そのまま津奈木町の町風を表しています。

終業後

図々しくも、伊藤は町長宅へ

お世話になります！

覚え書きのお題に出た「太刀魚」

真っ白な身と、キラキラした皮。口に含むと芳醇な海の香りと、あっさりとしたタンパク質が舌と心を喜ばせてくれます。

津奈木町はお魚どころ。冬は特に魚が美味しい。

居酒屋や食堂での海鮮料理は絶品。寄らずに帰ったら損します。

晩御飯までご馳走になり、本当に恐縮です。

ご近所の方も交えて、酒宴を開いていただきました。本当にありがとうございました。

まとめ

完全に余談ですが、つなぎ美術館で石田さんにごちそうになったコーヒー。お茶請けがまさかのカニでした。

今回改めて「津奈木町の魅力ってなんだろう」って考えたんです。

• つなぎ美術館
• 達仏
• 四季彩
• モノレール
• 亀萬酒造
• 役場の方々をはじめとした、津奈木町の方々のあたたかさ。

こんな楽しい町

「通過点」なんて呼ばせない

1日丸々楽しめる、テーマパークのような町です！

つなぎを着て津奈木に行きましょう！！（つなぎ着なくてもいいです）PR大使には任命してもらえませんでしたが、個人的な推し町は津奈木なので、今後も変わらず応援します！

絶対行ったがいい！津奈木町！