健軍商店街近くに旬の野菜をふんだんに作った創作料理の居酒屋「野菜を肴に」というお店を見つけました。
美味しい・安い・映える、と三拍子そろったお店なのですが、なにより面白いのが、その料理の内容!ちょっと変わった創作料理を満喫してきました!
目次
健軍商店街すぐ近く テラス付きの居酒屋
「野菜を肴に」は健軍商店街ピアクレスから健軍電亭を挟んだ先、ビルの2階にあります。この階段を登ったところです。
テラスから見ると本当に健軍商店街が目と鼻の先。市電でこれるのが飲兵衛にはたまりません。
テラス席では、ドリンク半額というサービスも。元から安めの価格設定なのに、半額にして大丈夫なのでしょうか。
店内は広々としていて、開放的。奥にも半個室があります。
どんな料理が出てくるのか楽しみです!
創作料理の組み合わせがエグい
さっそく、オススメの料理をお願いしてみました!ちなみに、お通しはありません。
最初にやってきたのが、「おまかせ前菜3点盛り」。
数ある前菜の中から、その日のオススメをチョイスしてくれます。
この日の前菜は左から
「干し無花果とほうれん草の白和え」
「切り干し大根とさきイカのキムチ」
「オクラと蒸し鶏のピリ辛ナッツソース」
の3種類。
組み合わせ独特過ぎひん??
蒸し鶏もキムチも蒸し鶏も食べたことありますが、組み合わせが不思議すぎて味の想像ができません。
ですが、食べてみると素材の相性が良すぎて笑っちゃうくらい美味しいです。
白和えは干し無花果の甘みが際立つし、キムチは辛すぎずビールが無限に飲めそう。蒸し鶏は甘いのにさっぱりしていて、ナッツソースがどこか懐かしい感じ。
前菜からこんな美味しいと他の料理も期待が膨らみます!
野菜だけじゃなくて肉も美味い
続いて運ばれてきたのは「セミドライトマトの自家製ソーセージ」。
以前、季節限定で出したところ常連さんから「復活させてほしい!」と要望のあった人気メニュー。
セミドライトマトを包んだソーセージは…
1枚が厚めにカットしてあり、肉の旨味が超濃厚!!
続いて「和風湯葉の小籠包」。
湯葉はわざわざこのメニューのためだけに京都から仕入れたこだわりの素材。
豚肉をかつおだしで味付けしているそうですが、出汁からしっかりお店でとっているそう。
口の中に肉汁がジュワーーーーーっと広がってたまりません。肴にも最高ですけど、ご飯ほしくなります。
季節限定、夏はさっぱり冷麺も
「野菜を肴に」では、季節ごとに旬の素材を使っているため、毎月メニューを10種類以上入れ替えているそう。
夏ならではのメニューとしてオススメされたのが、この「蒸し鶏の梅肉冷麺」8月限定です。
スープは梅干しの酸味がさっぱりしていて、冷麺と鶏肉との相性が良すぎる…。
夏バテなんてしてらんねぇ…って気持ちになりました。
これだけ食べられたら大満足……。
デザートも必須ですよね。「とうもろこしのブリュレ」です。
プリンまで野菜とは…おみそれいたしました…。
これ、とうもろこしを生クリームと一緒に煮込んで味と香りを移しているそう。中に粒はいません。なにそのテクニック。
とうもろこしと生クリームの甘みちょうどよく混ざって笑えちゃう美味しさでした。
料理は肴 もちろんお酒も!
「野菜を肴に」の料理はもちろん、全て手作り。オーナーみずから目利きして選んだ野菜に、だしやたれもすべて手作り。
16歳から包丁を握り、和食、イタリアン、中華、韓国料理などさまざまな料理を経験してきたそうで、素材の味の活かし方がすごい。
もちろん、お酒もビールに焼酎、洋酒と揃っているのですが、個人的に驚いたのはこれ。
シードルワイン(りんごのやつ!)をグラスで提供しています。しかも飲み放題にも含まれています。
サーバーから注いでいるので、炭酸も強めで、スカッとしているそう。
なんで市電で来なかったんや…。のみたい。
季節の野菜を絶品料理で味わおう
これだけ手の混んだ料理ばかりですが、1番高いメニューで680円というちょっと常識ハズレのやすさ。倍くらい取れよと切実に言いたい。
「料理とお酒で季節を味わってもらいたい」というお店。変わった料理ばかりでお手頃価格。それがもちろん、美味しいのでぜひお立ち寄りを!
野菜を肴に
住所 | 〒862-0902 熊本県熊本市東区東本町1−77 上田ビル 2F |
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営業時間 | 17:00~24:00 |
定休日 | 不定休(SNSでお知らせ) |
電話番号 | 0963608083 |
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