今回ご紹介するのは新市街にある熟成和牛焼肉MIZUKIです。こちらのお店は“熊本初上陸”と言っていいほど、本格的な熟成肉焼肉店です。

すでに熊本でも熟成肉の焼肉店は存在していますが、このMIZUKIさんは、関東で最初に熟成和牛焼肉店を開業された方の身内が始めたお店です。その熟成和牛焼肉店のノウハウを持った方がオーナーとなり、熊本に出店。7月1日のオープン以来、現在まで高い人気を誇っています。

新市街から路地に入ったビルにあるお店

お店の場所は、新市街の角マックからシャワー通り方面に向かい、右手に郵便局、その交差点を越えて二軒目のビルの2階にあります。階段横にはメニュー表があるので、目印になると思います。

そもそも熟成焼肉は普通の焼肉と何が違うの？

そもそも熟成肉とは何か？と感じる人もいるかもしれません。熟成肉とは、お肉を適切な環境下で寝かせて、おいしさを閉じ込めています。乾燥させるドライエイジングと、湿度を保ったウェットエイジングの2種類があります。ここ熟成和牛焼肉MIZUKIさんではドライエイジング手法をとっているそうです。もともとおいしい和牛ですが、そのおいしさを熟成させ閉じ込めて、おいしくないはずがないですよね。

店内にはカウンター席とテーブル席があります。おしゃれな雰囲気の内装です。

店長の本田さんが丁寧にメニューの説明をしてくれます。

この日は、店長の本田さんが丁寧にメニューの説明をしてくれました。聞きなれない部位や、味わいなど写真を見ながら教えてもらえるので、ついつい悩んでしまいます。

熟成肉メニューを３つ注文

炭火のコンロを設置してもらいました。少し小さいと思われるかもしれませんが、牛肉はすぐに火が通りますし、贅沢なお肉を少しずつ食べるので、ちょうどいいサイズです！

１品目は熟成タン 1990円

２品目がエイジングおすすめ希少部位５種盛り合せ 2490円

いかにも美味しそうな色みの熟成タン、きれいに盛付けられたエイジングおすすめ希少部位５種盛り合わせ、そして、見事なサシの入った大トロカルビです！
全ての肉の色みを見ていると、新鮮なお肉の鮮やかなピンク色ではなく、少しだけ赤色が強い、それは熟成されたことで出る色みです。強烈なインパクトがあり、食欲をそそります。熟成中毒になりそうな予感！

熟成肉ならではのクセになる味わい！

先ずは熟成タン、炭火でゆっくり焼き上げいざ実食。

牛タンはザクザクとした歯応えのあるところが特長ですが、この熟成タンは柔らかく、軽く噛んだだけで嚙み切れます。ほのかにする牛タン独特の香りと炭火の香りが口の中で調和し鼻から抜ける感じ、旨い、クセになる味です！

おすすめ希少部位５種盛り合わせは、一つ一つ部位ごとに特徴があって、その中でも、イチボは特に印象に残りました。赤身の部分で軽い歯応えはあるものの、これも熟成されているので通常のそれよりは、かなり柔らかく、お肉本来の味がする優れものです。

最後は大トロカルビ。白い皿に鮮やかな赤い肉、白いサシの色、赤と白のコントラスト、これ美味しくない訳がない！これに熟成の風味と炭火の遠赤外線効果が加わり最高に美味しい逸品です！

シーザーサラダ、白菜キムチ、サイドメニューもちょっとした工夫があり美味しいです！

感想

癖になる味わいの熟成肉に、個人的には大満足です。お値段も和牛専門店ということを考えれば妥当だと感じます！贅沢したいときに、ぜひ1度行かれてみてはいかがでしょうか？

■熟成和牛焼肉 MIZUKI■