おいしいタンシチューが食べたくて、熊本市中央区城東町、並木坂エリアにある「Boxin(ボクシン)」に行ってきました。1987年創業、マスターが1人で切り盛りする隠れ家的なお店です。
ボクシンってどんなお店?
お店は上通アーケードの外れ、藪の内通りに面したビルの1階にあります。
ビル入口にある「洋風料理とビールの店 Boxin」という白い看板を目印にしてください。
少し奥まったところにお店の入口があります。隠れ家感たっぷり!
入口のピンク電話が、何だか懐かしい雰囲気。おいしいものが食べられそうな予感!
カウンターとテーブルを合わせて20席ほどの店内。おひとり様でも大丈夫です。
ランチは今日のお目当てであるタンシチューのほか、日替わりメニューもあります。
噂の絶品タンシチュー
濃厚なデミグラスソースがおいしい!という噂のタンシチューをオーダー。
タンシチューセットはランチで1080円、ディナーでは1580円です。消費税率が10%になっても値上げをせず、価格を据え置きにしているのだそう。
税金の計算がちょっと大変そう、なんて余計な心配をしてしまうけれど、食べる側としては嬉しいところです。
最初に提供されたのは、肉の旨みと野菜の甘みたっぷりのスープ。ほんのり胡椒がきいていて、大人の味です。
付け合わせはパンかライスから選べます。今回はパンをオーダー。シチューを浸すのにぴったりのバゲットです。
続いてサラダとタンシチューが出ました。思わず見とれてしまう、美しい一皿です!
厚切りでホロホロのタンが2枚入ったシチュー。テーブルにはフォークとナイフもセットされていますが、使わなくても全然大丈夫です。箸だけで、すっと切れます。
口に入れると、ほろりとほどけていくタン。酸味の少ないデミグラスソースは、濃厚でありながら重すぎない食べごたえ。タンの力強さをしっかりと受け止めて、包み込むような味わいです。
バゲットにたっぷりつけて、最後まで残さず味わい尽くしたいソースです。
洋食屋さんらしいカレーも美味
デミグラスソースがおいしいボクシンの隠れた人気メニューがカレー。昔ながらの洋食屋さん!という雰囲気のビーフカレーです。
やわらかいのにしっかりと旨味が凝縮された牛肉が美味。カレーに合わせるのは熊本県産のお米です。
さりげなくお皿が温められており、丁寧なマスターの手仕事が光るカレーです。ランチでは890円でサラダとコーヒーがつきます。
まとめ
並木坂のボクシンは、ちょっとシャイで職人気質のマスターが1人で切り盛りする小さなお店。今年の春で創業32年になる老舗です。
隠れ家的な洋食店でいただくタンシチュー。夜には単品オーダーもできるので、ビールやワインと一緒にいただくのもおすすめですよ。
Boxin(ボクシン)
住所 | 熊本市中央区城東町5−42 |
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営業時間 | 11:45~15:00(L.O.14:30) |
定休日 | 第1・2・3水曜日 |
電話番号 | 096-355-3626 |
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