*
とじる
*
とじる
*
とじる

「五家荘の紅葉が色づきはじめてます」って聞き慌てて行ったら本当に色づきはじめの状態だった

ライター:ムトー ムトー
キーワード:

朝晩の冷え込みも徐々に厳しくなってきましたね。テレビを見ていると「今年は暖冬」とのニュースも流れていましたが、それよりも気になったのが「五家荘の紅葉は色づきはじめています」という紅葉の見ごろを伝える内容。

せっかく紅葉を見に行くのであれば、完全に色がついた状態が望ましい。

しかし「まだ早いんじゃないか」などとノロノロしているうちに、あっという間に落葉してしまう。

そうなると一体いつ行くべきなのかよく分からなくってしまうものです。てことで、「色づきはじめています」と言われていた五家荘の紅葉がどんな塩梅なのか、いっちょ見てきました!


私が源氏ならそらもう無理ばいって思うほどの秘境

熊本県八代郡泉町にある「五家荘(ごかのしょう)」。九州最後の秘境と呼ばれるこの地は、平家の子孫が逃れてきた隠れ里としても有名です。

5つの地区を総称して「五家荘」と呼ばれているのですが、実は私、五家荘を訪れるのはじめてなんです。テレビで見た「なんかつり橋的なものがあるとこ」としか印象になく、フラリと旅に出たのですが…。

まあ山道厳しい!!!!

「は?どしこ登らなんと?」って泣きたくなるほどの坂を上り、「いやここ離合とかマジ無理」っていうほどのほっそい車線を走り。ぶっちゃけ今まで通った道路で一番狭いと思っていたのって、阿蘇にある清水滝だと思っていたのですが、なんかもレベルが違う…。

※これは清水滝の道です

怖くて運転に集中せざるを得ないため、道中の撮影はできなかったので、清水滝の道中の写真を参考にされてください。清水滝も確かに狭かったのですが、まだ隣が山肌なので落ちる心配はなし。

しかし五家荘の道は、この下が崖。そして何が怖いって、ビャンビャン対向車がくるんです。心折れまくりです。

わたしが源氏ならもう、とっとと帰る。

そんなレベルの道中を延々と向かいます。

来た甲斐があったというほど爽やかな風吹く秘境

そんな恐ろしい道を走らせ、やっと見ゆるは九州最後の秘境、五家荘!

なるほど、これが「色づきはじめています」の図か。

せっかくなので、つり橋を渡ってみる事に。

つり橋のたもとにあったモミジはもう見ごたえがあるほど色がついていました。

つり橋を渡りながら、横を見るとボチボチ紅葉しはじめた山々。はあ道中険しかったけど、つり橋揺れて若干怖いけど、来てよかっ…

たああああああああ!!!!!!

なにこれほんと怖いいいいいい!!!!下は清流かと思いきやなんかまだ真下に木があるうう!!

まさに空中の紅葉!

気を落ち着かせて、そろりそろりと橋を渡り、轟(このあたりでは滝の事を轟と呼ぶそうです)へ。

もう轟ザブザブ

もう少し紅葉がすすめば見事な撮影スポットになりそうです。

まとめ

今回はじめて訪れた五家荘。道路はすべてアスファルトで整備されていますが、本当に道路は狭く運転はかなり慎重さをようします。しかしそれでも「また行きたい!」と思わせてくれるような自然が魅せてくれる美しさに圧巻でした。

また想像以上に五家荘は範囲が広いのが特長です。他の観光地のように数分で見終わったり、移動もスイスイという訳ではありません。そのためもし出向くのであればコンパクトカーで、時間を気にせず1日かけて見て回る、といったスタイルがおすすめです。

恐らく今週(11月9日、10日)ごろが見ごろになるのではないかと思われる五家荘の紅葉。ぜひ一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

ライター紹介

ムトー

ムトー

肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。

このライターが書いた他の記事

肥後ジャーナルをSNSでフォローする

肥後ジャーナル 編集部のおすすめ記事

【熊本・マチナカ】「マチ集合!」ってなったらイマドキはどこで集合すると?わっかもんに聞いた

2024.03.16

PUBLIC RELATIONS

肥後ジャーナルをLINE@で友達追加!

右のQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んで、肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

qrコード

ID:@higojournal