【イベント情報】9月1日「熊本洋学校教師ジェーンズ邸」開館!週末3日間はイベント開催中!【熊本市中央区】
公開日: 2023.09.01
ライター:川上みなさんこんにちは。
平成28年熊本地震により全壊し、復旧工事中だった「熊本洋学校教師ジェーンズ邸」が
本日、9月1日に7年ぶりに開館!
さらに、9月1日~3日の3日間はオープニングイベントが開催されます。
初日の今日、早速行ってきました!ジェーンズ邸の凄さを改めて実感できましたよ。
本日「熊本洋学校教師ジェーンズ邸」開館!ジェーンズ邸ってどんなところ?
本日、9月1日に「熊本洋学校教師ジェーンズ邸」開館ということで早速やってきました。平成28年熊本地震で全壊して復旧工事中でしたが、ようやく本日公開です!これは熊本県民にとっては嬉しいニュース!
ジェーンズ邸は、明治4年に現在の熊本県立第一高校の場所に建てられ、幾度と移転し、今回の再開では4度目の移転。
新しくなったジェーンズ邸。中に入ると、その当時の雰囲気を感じることができます。高い天井にシャンデリアがとても豪華なお部屋です。
らせん階段も味があって素敵です。
このジェーンズ邸は先ほどの部屋や外観を見ると洋風の建物ですが、実は日本の伝統的な技術で建てられているんです。その中でも特徴的なのが瓦。このような建物は明治初期に多く建てられたんだそう。
熊本地震で全壊した際の建物の一部も展示されていました。実は、建物が全壊したことで新しく分かったことも多かったんだとか。例えばこの柱。以前は建物は緑色に塗装されていたそうですが、実は灰色だったことが分かったそう。だから再建後は灰色になっています。
そしてこの窓。これまでは観音開きだったんですが、実はスライド式だと分かって仕様を変更されたそう。
熊本県民なのでジェーンズの名前はもちろん知っているのですが、具体的にどんな方なのが詳しくありませんでした。しかし、ここではジェーンズの功績も知ることができます。
ジェーンズが教えていた洋学校は日本で唯一、英語のみで授業を行うなど高度な教育がされてました。それは、明治天皇がわざわざ現地に足を運ぶほど当時はすごいことだったそうなんです。
さらに、日本のトップクラスの大学の初代学長を始め、驚異的な数の人材を輩出したり、日本で初めての男女共学を取り入れるなどその当時の最先端といえる学校でした。
それ以外にも、日本赤十字社の前身である博愛社の設立許可が下りた場所もこのジェーンズ邸だったそう。ジェーンズ邸はこの時、許可証を渡した有栖川宮熾仁親王の本営でした。
その時の様子が再現されているこの部屋では同じポーズで写真を撮ることもできます。
9月1日~3日はオープニングイベント開催中!
今週末はジェーンズ邸周辺で様々な催しが開催されます。ジェーンズ邸前ではステージイベント。
熊本城おもてなし武将隊の演舞にくまモンのステージ、その他にも学生の演奏などもあります。
水前寺江津湖公園では15時~19時に『キッチンカー大集合』が開催!色んなフードが楽しめます。
水前寺参道では9時~15時で『お宝大へ発見!水前寺骨董市』、
16時~20時半は『参道ビアガーデン&ちびっこ縁日』が開催されるなど、その時間に行っても楽しめますね。
さらに、夜に行くのもおすすめです!
ジェーンズ邸から水前寺成趣園へ向かう道にある、この澄んだ水が印象的な藻器堀川がライトアップされます。
こんな幻想的な景色が見れます。
涼しくなった夜にこの景色を見ながら散歩するのもオツですよね。
この日は水前寺成趣園も特別に21時まで中に入れるそう。園内がライトアップされて貴重な風景が見れるので、こちらもぜひ見てほしい!
まとめ
9月1日に「熊本洋学校教師ジェーンズ邸」が7年ぶりに開館しました!私は約20年ぶりに行きましたが、知らなかったことばかりで熊本県指定重要文化財の「熊本洋学校教師ジェーンズ邸」について改めて色々学べました。ジェーンズ邸の見学に加えて、3日まで色んなイベントが行われます。この機会にぜひ遊びに行ってみて下さいね!
熊本洋学校教師ジェーンズ邸
住所 | 熊本県熊本市中央区水前寺公園12−10 |
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ホームページ | https://www.city.kumamoto.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=44668&e_id=49 |
ライター紹介
川上
理系育ちの元研究者で元バンドマン。人見知りなのにグルメサイト、広告代理店の営業をして熊本県内を回っていた経験あり。ほとんどの場合年下に見られるが昭和生まれ。特技はお酒飲んだら友達が増えている事。
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