2021年1月20日、アメリカ合衆国大統領に就任したジョーバイデン氏。我らが熊本の山都町長 梅田穣（うめだ・ゆたか）氏が音読みで「ジョー・バイデン」になると世界的に話題になりましたが、山都町にある酒造、通潤酒造が早速この梅田穣（ジョーバイデン）を使ったデザインの首掛けをつけたお酒を出していました！仕事早すぎ！！と思い、早速取材してきました！

ある日、道の駅　通潤橋にて

昨年末、通潤橋のイルミネーションを取材した際に訪れた「道の駅　通潤橋」。

そこで発見したのが、こちら。お分かりいただけるでしょうか、お酒についた首掛け。

山都町にある通潤酒造のお酒ほぼ全てに「熊本県山都町のジョー・バイデンです」と書かれた首掛けがついていました。

梅田穣町長の名前が「ジョー・バイデン」と読める！と話題になったのは11月のこと。1カ月ほどですでにこの状態でした。

仕事早いな！！と思い、さっそく仕掛け人の通潤酒造に行ってみました！

山都町の通潤酒造

やってきたのは、山都町にある通潤酒造。

1770年創業の歴史ある酒蔵です。なのにめちゃくちゃ面白いし、仕事が早いって素敵。

ジョーバイデン首掛けの仕掛け人はこの人。通潤酒造の山下泰雄社長です。

よく町長許したな！と思えるデザインの首掛けについて話を伺いました。

町長も即断OK

山下社長によると、このデザインの首掛けを作ったのは「話題になったので、地元・山都町の活気づくりの一助になれば」との思いがきっかけ。

梅田町長も昔から通潤酒造のお酒を飲んでいるそうで、旧知の仲。

ニュースなどで話題になった即日、町長に確認したところ、その場でOKが出たそうです。

デザインは山都町在住、移住してきてカフェを営んでいるデザイナーさんにお願いしているそう。普段からお酒のラベルを依頼していることもあり、すぐにデザインを考えてくれました。

めっちゃ可愛くデフォルメされたデザインで、徳利とお猪口を手にしています。

「なんバイデン飲みなっせ」とギャグもかましています。

ちなみに、町長はいつもこちらの「通潤」を熱燗で飲むそうです。昔から地元の方が飲んでいるお酒なんだとか。

町外の店舗でも販売中！

突然話題になった熊本のジョー・バイデン。活用して地域の活気につながると良いですね！

なお、2月に山都町長選挙がある兼ね合いで、町外向けの観光施設で販売しているものにしかついていないそう。

町外の小売店には首掛けを渡してあるそうなので、ほしいときは酒屋さんなどで聞いてみてくださいね！

通潤酒造