くまもとマンガ協議会が発足!シンポジウムやらよく分からんから、クレヨンしんちゃんとワンピースのデジタルスタンプラリー回ってきた
公開日: 2021.10.24
ライター:山田熊本は漫画ワンピースの作者・尾田栄一郎さんや、人吉をモデル地にアニメ化した夏目友人帳の緑川ゆきさんなどを筆頭に多くの漫画家を輩出してきたマンガ県…ということで、いよいよ県内でも本腰を入れて「くまもとマンガ協議会」なるものが設立され、マンガ・アニメをの魅力を発信していくそうです!
現在、クレヨンしんちゃんとコラボした阿蘇のデジタルスタンプラリーや、ワンピース像を回るデジタルスタンプラリーなどを開催していると聞いて、早速チャレンジしてみました!
目次
「くまもとマンガ協議会」設立でシンポジウムが開催されてた
山田の記事の中ですが突然ここの段落を書いているのは羽田です、みなさまこんにちは。
2021年10月24日(日)に「くまもとマンガ協議会」が設立。ということで取材に行ってきました。
ホテル日航熊本「天草の間」で開催されたのは「『マンガ県くまもと』を目指して キックオフシンポジウム」。
会場には、なんかエラい感じの人たちが勢揃いしておられました。
あいさつは小川久雄熊本大学学長、木村敬副知事、大西一史熊本市長、河村邦比児熊本日日新聞社社長。
シンポジウムは京都精華大学マンガ学部教授の吉村和真氏をコーディネーターに、合志マンガミュージアムの橋本博館長、木村敬副知事、熊本大学の水元豊文文学部長、フラッグス株式会社の松江慎太郎社長がパネリスト。
マンガ県くまもとのポジションとポテンシャル、今後の展望などについて語られました。
すでに多くの漫画家さんを輩出している熊本ですが、さらにクリエイターを育てるために県内の高校・大学での教育にも力を入れていくのだそう。
熊本ゆかりのクリエイターさんや熊本が舞台の作品が増えれば、マンガ・アニメの聖地巡礼としての観光にもつながります。
これは思った以上にまじめなやつ!
うどん県香川、おんせん県おおいたに次いで、「マンガ県くまもと」へ。楽しみですね。
で、そんなちょっとだけ難しめのシンポジウムの一方で、阿蘇ではマンガ・アニメを使ったイベントが始まっているとのこと。
現場では何が起こっているのか。山田が見に行ってきましたよ!
阿蘇周辺でクレヨンしんちゃんのデジタルスタンプラリー!
現場から肥後ジャーナルの山田です。
「阿蘇でやってるクレヨンしんちゃんのデジタルスタンプラリーを原付で回ってこい」と言われて、50ccのリトルカブで阿蘇を走り回ることになってしまいました。ツーリングの聖地ですもんね、阿蘇って。ということで、西原村の萌の里に来ています。
「クレヨンしんちゃんアッソーのおでかけスタンプラリー」というイベントで、スマートフォンにアプリを入れて現地を訪れることで、アプリ内でスタンプを押せます。このスタンプを集めるとさまざまな賞品があたる抽選に応募でき、5個集めると阿蘇の特産品盛り合わせ、10個であか牛セット、そして23個コンプリートで宿泊券が当たる抽選に応募できます!
スタンプエリアに行くと、どんな仕組みかアプリ上にスタンプマークが表示されるので、タップすると…
こんな感じでスタンプが押されます。このスタンプはスポットによって違うんですよ。
また、萌の里にはクレヨンしんちゃんだけではなく、ワンピースのデジタルスタンプラリーのスポットも。
県内各地に設置されたワンピース像の近くで特設サイトを開くとスタンプが押せ、オリジナルの待ち受け画面のほか、コンプリートで500名に限定賞品が当たる抽選もあります。
ここ萌の里には航海士のナミ像が設置されているんです。
像の100m以内に近づくとスタンプが押せます。会員登録とログインが必要です。
スタンプゲット!併せてボイスの再生もできます!どんなセリフかは押して見てからのお楽しみ!!
こんな感じで、阿蘇周辺のしんちゃんスポットとONE PIECE像を回っていきます。
原付で回る阿蘇の旅
続いて、南阿蘇村にある新阿蘇大橋展望所「ヨ・ミュール」。ここは秋の季節限定のスペシャルスポットに設定されています。
通常のスタンプとは別に3カ所設置されたスペシャルスポットに行くと抽選で食事券が当たるそうです。
ここでもスタンプをゲットしたので、次は阿蘇駅に向かたいと思います!
阿蘇駅もしんちゃんとワンピースのスタンプがどちらも手に入るスポットですからね!
そして、たどり着いた阿蘇駅。
まずはスタンプをポチッとゲット。
しかし、阿蘇駅でできることはこれだけではありません。3カ所設置されたARスポットで、アプリ上のARカメラで撮影するとしんちゃんと一緒に写真が撮れるそうです。
アプリに表示されたのは阿蘇駅の看板。ここで写真を撮ると…
こんな感じでしんちゃんと一緒に写真が撮れるんです。
阿蘇駅には、ウソップ像もあるのでワンピースのスタンプも押していきます。
これで2つ目です。全部で9つあり、大津町にある未完成のゾロ像建設予定地でもスタンプが押せるようです。
続いて、ASO MILK FACTORYにやってきました。ここしんちゃんスポットなので、
スタンプをバッチリ押していきます。
ASO MILKで喉の乾きを癒やしていきましょう。最近では熊本市内で買える場所も増えましたが、
やっぱり阿蘇で飲むと格別にうめぇ。
いざ、大観峰へ
そして、やってきたのは阿蘇のシンボルマーク、大観峰。
50ccで来るところじゃねーぞと言いたい。
大観峰と言っても、駐車場から展望所まで含めたら割と広いんですけど、売店の近くでアプリを起動したらすぐにスタンプが表示されました。
…誰?と思いましたが、確かアソ出身という設定のしんちゃんの母・みさえの両親…のはず。
大観峰からは、阿蘇各地に降りていけますが、今回はARスポットである南小国の「瀬の本レストハウス」を目指します。
南小国のチェックポイントへ
大観峰から南小国に進み、たどり着いたのが「瀬の本レストハウス」。バイクが沢山止まっていますが、大型・中型ばかりで50ccの原付なんて他にとまっちゃいません。超疲れましたもん。
そんな疲れ果てた私とは正反対にしんちゃんは楽しそう…。
ということで、ここで5カ所目。阿蘇特産品に自動的に応募されます。来年5月末に抽選されるそうなので、気長に待ちましょう。
ここでも、ARが撮影できます。奥にあるキャンプ場の入り口がスポットになっていました。
しんちゃんがチューしてます。チューしてやろうと思いましたが、近くにいた若い女性に撮影を頼んだので恥ずかしくてできませんでした。
こんなところまで、原付で来てしまったので疲労困憊。もうスタンプ5つ集めたし、帰って良いよね…?とも思いましたが
近くには黒川温泉もあり、スタンプラリーのスポットになっているので、最後に立ち寄りました。
アプリ上には「黒川温泉」とえらいざっくりした場所が表示されますが、案内所のあたりがスポットになっています。
浴衣姿のみさえのスタンプをいただきました。
実際、1日で全部コンプリートしよう!と思うとかなり大変なので、ゆっくり宿泊して回ったり、開催期間が長いので何度か訪れたりしたほうが良さそうです!私はもう帰りますが、みなさんはぜひ、阿蘇でスタンプを集めつつゆっくり泊まってみてくださいね!
マンガ県くまもととして今後の取り組みも期待!
もはや日本の一大産業となっているマンガ・アニメ。熊本県もマンガ県として、積極的な取り組みが始まってマンガ・アニメ好きとしては嬉しい限り。
今回はデジタルスタンプラリーを回りましたが、今後の取り組みにも期待したいですね!
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