【上益城郡】熊本県で二番目に古い眼鏡橋。ひっそりと住宅街の中に残る「門前川眼鏡橋」を渡る。
公開日: 2026.04.13
ライター:ひらの
上益城郡御船町を車で走っている時、偶然小さな眼鏡橋を見つけました。
すぐに携帯で調べましたが、グーグルマップに載っていない、知る人ぞ知る眼鏡橋でした。
場所は御船町立木倉小学校近く

場所は上益城郡御船町木倉(きのくら)。こちらのバス停のすぐそばにあります。
車で自宅に帰っている途中でしたが、「あれ!何かある!」とUターンして戻ってきました。駐車場はありませんが、路肩に停まる事は出来ます。
「門前川眼鏡橋」と、ありました。

橋の上は近代コンクリートで整備されたのでしょう。綺麗です。

横から見ると…おお…これはかなり古そうな雰囲気です。

文化5年(1808年)城南で最初の眼鏡橋として誕生。こちらの眼鏡橋は「熊本県最古の石橋」と言われる以前肥後ジャーナルでも記事にしました日渡洞口橋の技術を受け継いでいるそう。
↓

山鹿市に行かれた際はこちらも是非見に行かれてくださいね。
住宅街の真ん中で歴史を知る

あいにくこの日は雨でしたが、濡れながらもひっそりと架かる眼鏡橋をじっくりと眺めました。
アーチを形成する輪石ひとつひとつを楔石(くさびいし)でとめられているのがはっきりと見えます。橋長7.6m、幅2.7mです。

この楔石、「前にも見た事がある!」と思い出したのが、熊本最古の眼鏡橋「豊岡眼鏡橋」。この「門前川眼鏡橋」は豊岡眼鏡橋の次に古い眼鏡橋と言われております。
元は土橋であったものを、川の度々の氾濫により、当時の行政区域の長「総庄屋 光永円右衛門」という方の申し出により文化5年(1808)に架橋されたものです。

ひっそりとしていますが、アーチの素晴らしい、歴史ある眼鏡橋です。
昭和の初めの県道改良工事の際、熊本県はこの眼鏡橋を取り壊して新しい橋を建設予定でしたが、当時の木倉村長松村熊喜さんが計画の変更申し入れをし、門前川目鑑橋は今もなお歩道として残してあります。
通学路としても使われているようです。

しとしとしと、降りやまない春の雨を200年以上昔の橋の上で浴びていると、その時代の人達も同じように川の流れを見て、雨の匂いを感じながら、忙しく、またはのんびりとここを渡ってていたのだろうな、と感慨深いものがあるのでした。
皆さまも御船町に行かれた際は、是非眺めてみられてはいかがでしょうか?
門前川目鑑橋(もんぜんがわめがねばし)
| 住所 | 上益城郡御船町大字木倉字山王原 |
|---|---|
| 駐車場 | なし 道の脇に停める事は出来ます。 |
ライター紹介
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