2020年3月23日（月）、熊本地方気象台から開花宣言が出されました。

一般的には開花宣言のあと1週間〜10日ほどで満開になると言われていますが、実際どれくらい咲いているのか気になる！ということで、とりあえず見に行ってきました。

長塀の桜の開花具合は？

やって来たのは熊本城。坪井川沿い、長塀の前です。平日のお昼時でしたが、人通りは少なめでした。

川の向こうにある長塀は、国指定重要文化財。熊本地震からの復旧工事が、今も続いています。

通りには桜の木がずらりと並んでいます。見たところ、ようやくぽつぽつと咲き始めている木から3分咲き程度の木まであります。

馬具櫓の前あたりは、まだほとんど咲いていないようです。

歩いて行くと、ぱらぱらと花が咲いている木もあります。
全体を見ると3月24日現在では、まだまだつぼみが多い印象。一部の咲き進んでいる木では、すでにかなり花が開いているものもあります。

青い空と桜のコントラストがきれいです。晴れた日の桜って、フォトジェニックですね。

もう3月も下旬です。昼間はすっかり暖かくなってきてお散歩びより。新型コロナウイルス感染拡大防止のために熊本城の特別公開は延期が続いていますが、桜は健在。
仕事帰りや市役所に来たついでに、長塀の周囲をちょっと歩いてみるなんていうのも良さそうです。

白川沿いの桜も見てきました

長塀のあと、肥後ジャーナル編集部に近い白川沿いの桜も偵察してきました。
明午橋近くの道路沿いに、桜の木が並んでいます。

こちらも1分〜３分咲き程度。まだまだ咲いていない木のほうが多い印象でした。

これから随時、花が開いてきそうです。今週末くらいには、ちょうど見頃になるかもしれません。
歩道が確保されているので、桜並木の下をのんびり歩けます。

通りすがりに桜を愛でるのも、悪くない

今年は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、さまざまな措置が取られている名所もあるようです。
たとえば南阿蘇村の名所「一心行の大桜」がある一心行公園は、駐車場も含めて4月12日まで閉鎖されると発表されています。

ちなみにこちらは昨年の一心行の大桜。残念ながら今年は近づくことができませんが、来年にはまた近くでお花見したいですね。

毎年恒例のお花見があったのに今年は中止したから寂しいな、つまらないな、という人も多いかもしれません。
それでも、桜はどんな時も美しく咲いてくれます。

レジャーシートを広げてにぎやかにお花見宴会！というのは難しくても、ふらりとお散歩がてら、しっとりとお花見するのも良いものですよ。

熊本城 長塀