こんにちは。突然ですが、新市街アーケードに入り口がある玉屋通りをご存知でしょうか。
入り口には「下通りへの近道です」と書かれているので、実際に通ってみて思いました。「あんまり変わらなくね?」。これが本当なら、街中の交通事情がガラッと変わるはずです。
そこで、玉屋通りが、本当に下通りへの近道なのか検証してみました。
「下通りへの近道です」と書かれた玉屋通り
新市街アーケードの「ステーキマニア」と焼鳥「えびす丸」の間から続く玉屋通り。
横丁のような雰囲気の細い通りなのですが、この看板に書かれている言葉、気になりませんか?
「下通りへの近道です」
普通、新市街アーケードから下通りへ向かう際は、角マックを曲がりません?少なくとも私はそうしています。そもそも、この細長い玉屋通りの方が近道なら街中の交通事情が大きく変わってしまうほどの一大事です。というか、通った感じあんまり変わらん。嘘としか思えん。
ということで。
肥後ジャーナルのライター、伊藤と山田の2人で同時に玉屋通りルートと、新市街ルートを歩き、どっちが早く下通りに着くのか検証してみました。
正確に測るための準備
しかしまあ、この2人。身体の大きさが違うので歩幅も違いますし、歩くスピードも違います。これでは正確な検証ができません。
そこで…。
100均で買ってきたハチマキを使います。
同じ歩幅になるように、足にくくりつけます。毎回ピンッピンに張った状態で歩けば差が生まれません。
あとは2人で電話しながら、「いっち、に、いっち、に、いっち、に」と同じタイミング、同じペースで1歩ずつあるけば、どちらが早くたどり付くのかが分かるでしょう。
ゴールは玉屋通りからプールスコート通りを抜け、下通りアーケードに合流するミスドがある角。この歩行者用道路の標札とします。
周囲から奇異の目で見られつつも何度か練習して、ふたりの息がピッタリ合ったところでスタート。
果たして、自称・近道の玉屋通りルートと、王道・新市街ルートどちらが先にたどり着くのでしょうか…。
いざ、検証開始
玉屋通りルートを進むのはライター・伊藤。ビジネスバッグを片手に電話で話しながら歩く姿はもはやサラリーマン。
ものすごい笑顔ですが、口にしている言葉は「いっち、に、いっち、に、いっち、に」。
そして、足には白いハチマキ。快活なステップで玉屋通りを踏破していきます。
一方、新市街ルートを進む山田。赤いハチマキが映えています。
待ち合わせ場所に向かいながら電話しているようですが、話している言葉は「いっち、に、いっち、に、いっち、に」。
伊藤は玉屋通りを抜け、下通りアーケードに繋がるプールスコート通りに出ました。この角を曲がればあとは一本道。ゴールは目の前。
山田も下通りアーケードに到達。ゴールが視界に入りました。
いよいよ伊藤がゴールに隣接するミスドに接近!!!残すところ残りわずか。
あの角にたどり着くのが先か、山田の姿が見えるのが先か、緊張が走ります。
みるみると山田がゴールに近づく
くる、くる、くる!
伊藤の姿はまだ見えません。
やはり、玉屋通りが近道だというのは嘘だったのか…
果たして結果は…
しかぁーーーーし、先にゴールしたのは玉屋通りルート・伊藤!!!!
なんと、本当に玉屋通りルートの方が本当に早かった!!!
伊藤が下通りに到達したその時、山田はミスドの入り口前!!!確かに玉屋通りは下通りへの近道だったことが証明されました!
確かに玉屋通りは下通りへの近道だった(数秒)。
※なお、ハチマキを固結びするとなかなか解けません。
また、正常な歩行ができなくなり、大変危険ですので決して真似しないでください。
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