9月14日、3年ぶりに全面開通した俵山トンネルルート
俵山交流館横のコスモス畑も花の時期をむかえ気持ちの良い風景。
西原村は、現在大いに賑わっています。
そんな今をときめく西原村に、とても縁起が良いフクロウの限定御朱印があると小耳に挟み 早速、白山姫神社さんへ行ってまいりました!
幾たびもの困難を乗り越えて
今回訪れたのは、フクロウの御朱印がある阿蘇郡西原村にある「白山姫神社」。
白山姫神社は、西暦1450年 肥後国守 阿蘇惟村公の勧請により加賀国の白山比咩神社より御分霊され その後、現在の小野地区へ奉斎されました。
御祭神は菊理媛命(くくりひめのみこと)様 速玉男命(はやたまおのみこと)様 事解男命(ことさかおのみこと)様
生活守護神、縁結びの神様として仰がれております。
白山姫神社の宮司の緒方宏伸さんに、お話しを伺いましたところ、熊本震災で元々あった建物は全壊。未曾有の大惨事でした。
そんな失意の中でも、どうにか神社再建をと日本全国から救いの手が差し伸べられ、昨年の年末に現在の拝殿が完成。
奥にある本殿は、手前にある倒壊した拝殿が偶然にも壁となり、1メートルほどのズレで済んだんだそう。その後、本殿を移動したのですが、そのあとになんと裏山が土砂崩れを起こします。
これまた偶然にも、本殿を手前に移していたあとの出来事だったので、間一髪で被害を免れました。
もうこのヒストリーだけでも、御神徳ありすぎ。
しかし本当に大変でしたね。。。
限定のフクロウ御朱印
そして、こちらが本日のお目当の限定のフクロウ御朱印!(右が通常御朱印、左が限定御朱印)
めっちゃかわいい。もう愛でたい。しかしここで疑問がわいてきます。そもそもなぜフクロウの御朱印なのかという点。確かにフクロウは幸福の象徴と言われる鳥ではあります。緒方宮司がフクロウを好きで好きでたまらないのか、それとも何か理由があるのか。
そこでなぜ、フクロウの御朱印を?と聞いたところ
平成5年くらいから、境内の社の横に親子のフクロウが姿を見せ始めていたそうです。
それが、震災を機にしばらく姿を見せていなかったとの事。
拝殿は、全壊になるわ、毎年 楽しみにしていたフクロウは来てくれなくなるわ。
それは、とっても悲しいお話し。。
幸せの象徴・フクロウが戻ってきた!
そのフクロウが、なんと!3年ぶりの令和元年に また姿を見せてくれたとのこと!!
おかえり!フクロウさん!!
しかも、5月の連休あたり(今年はちょっと遅くて中旬)にツガイのフクロウが現れて ベビーフクロウが誕生!巣立ちまではこちらの白山姫神社さんの境内辺りをウロチョロしているとか。
注:今年は既に巣立ちしております。
フクロウの赤ちゃん可愛いすぎでしょ!
これでもか!これでもか!と、可愛い赤ちゃんフクロウの写真を見せつけてくる緒方宮司。やめてください、これ以上は鼻血が出ます。
お守りもフクロウモチーフ
限定のフクロウ御朱印の他にも、可愛いフクロウの御守りもありました。
チリメンフクロウ守り…初稲料800円
クリスタルフクロウ守り…初稲料800円
御朱印は、通常限定ともに300円だそうです。
まとめ
幾たびの苦難を乗り越えられた現在の白山姫神社。いまだ、修復中の箇所もあるそうです。
今年のフクロウも、無事に巣立ちを迎え 来年にはまた幸せを運ぶと言われるフクロウはやってくるのでしょう。
苦難の中にも、そこにある幸せに気がつくことの大切さを教えられた様な気がしました。
ちょっと、涙目&鼻水と格闘しながら帰宅したメアリーでした。
白山姫神社々務所
住所 | 阿蘇郡西原村河原 |
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電話番号 | 096-279-4722 |
ライター紹介
肥後ジャーナルライター
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