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50倍の激カレーを出している「SHIVA」のネパール人店員は自分で食べられるのか激辛対決して検証してみた

ライター:山田 山田
キーワード:

ネパール人がやってるカレー店って熊本にもかなり多いですが、ああいうところって、際限なく辛さ高めてくれることが多いんです。下通の「SHIVA」のメニューに「50倍までできます」という文字を見つけて、ふと思いました。「これ、店員さん食べられるのかな」と。そこでネパール人店員のマダンさんと激辛対決をしてみました。


県内に3店舗あるインド料理店「SHIVA」

今回お邪魔したのは、インド料理店「SHIVA」。健軍や川尻にもありますが、今回は下通店へ。

ネパールのカレーとナンがめちゃくちゃ美味しいお店です。

ランチはお手頃価格で本格カレーが食べられるので、普通にランチも紹介したいところなのですが…

「激辛:10倍」もちょっと怖いのですが、その上。「辛さが選べます。0~50倍までOK!」

……50倍ってアホなんちゃうかな。10倍で激辛なのに、50倍ってなんなの。

というか、そもそもお店の人は食べられるのだろうか。めちゃくちゃ気になったので…

ネパール出身の店員さん、マダンさんに50倍まで食べられるのか激辛対決を挑みました。

ということで、早速はじめていきましょう。激辛対決!!肥後ジャーナル・山田VSネパール人店員・マダンさん。

ちなみに、勝負をふっかけておいてなんですが、山田は辛いものあんまり得意じゃありません。

まずはじめに出していただいたのがこちら。ポークカレーとナンです。

まずはマダンさん。ナンに付けずなんてことない顔でパクっと食べてしましました。まぁ最初だしね。

ナンで食べたほうが辛さが紛れそうなものですが、まだそのレベルの辛さではないということでしょう。あれ、これ何倍なんだろう。

マダンさんの真似してスプーンでたっぷりすくって口に運んで見ました。

………辛っ!!!!!

ちょっとまって、これ、何倍!?!?!?

「50倍」

最初からマックスいただきました!!!

……でも、思ったほど辛くないかも。案外食べられるレベル。

ナンにつけても美味しいけど……けど、…だんだん辛くなってくる…発汗作用すごい…。

なんとか完食しました。50倍なんて見た目のインパクトがすごくてビビってましたが、意外とイケました。食べ進めているうちにどんどん辛くなって死にそうなんですけど。

2杯目は100倍

「100倍のキーマカレー持ってきました」

50倍でマックスじゃなかったんかーい!!!

なんでも、普段は50倍までで、辛いのが好きだと分かっている常連さんには何倍にでも辛くしてくれるそうです。追加料金はかかりますけど。

この100倍カレーも平気な顔してペロッと食べるマダンさん。

さっきの50倍の2倍なら、私も…かろうじて…行ける気がする…

無!!理!!!!!!

あのね、辛いとか痛いとかじゃないんですよ。それは根性で我慢して食べきる自信があったんです。

でもね、内臓がこう、キュッとなるんですよ。本当に。

マダンさんには「うどんみたいに熱々のうちが美味しいから冷めないうちに食べて」って言われたんですけど、もうね、胃腸がキュッ。

もうね、汗で顔がギラギラ。意識も朦朧としてきました。

でもすごく濃厚だし、香りいいし、美味しそうなの。美味しいんですけどね、とにかく辛いんですよ。確かにこれは常連さんにしか出しちゃだめ。

根拠のない自信だけあって激辛チャレンジして無理したら死にます。私みたいにね。

本当に無理で山田リタイア。普通に店員さんすごい。尊敬。

無理して食べようとしていたら「これ以上は体調崩すよ」とストップ。

実はこれまで取材先では、どんなに辛くても、どんなに理不尽な量が出てきても必ず完食してきたんですけど初めて残してしまいました。

100倍カレーはよほど自信がない限りやめておいたほうがいいです。今も記事書きながらお腹痛いもん。

ちなみに、マダンさんに「何倍まで食べられますか?」と聞いたところ

「冬なら200倍、夏なら50倍」

だそうです。季節で違うんかい!!

なんでも、ネパールでは辛さを楽しむ以上に身体を温めるためにスパイスを摂るそうで、冬場の方がより辛いもを食べるそうです。

ちなみに、

これまでの最高記録はアメリカ人男性の1000倍。さすがにマダンさんも味見できなかったそうですが、彼はにこやかに帰っていったそうです。

結論 ネパール人店員は100倍でも普通に食べる

ということで、激辛カレーを出しているお店のネパール人店員はメニューに書いてある最大の50倍どころかさらにその倍100倍まで顔色一つ変えずに食べていました。私は死にました。

ですが、50倍くらいなら辛いものが苦手な私でも悶ながら美味しさを感じながら食べることができたので、意外となんとかなります。

100倍はもう二度と頼みません。

ライター紹介

山田

山田

肥後ジャーナル編集部の大きい人。前職は地域経済誌記者やマーケティングのディレクター。将来の夢はヒモになること。 特技は誤字脱字。朝起きるのが苦手です。

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