SNSで話題の「花手水」が長洲町の四王子神社で実施されていると聞いて行って来たら情報量が多すぎた。
公開日: 2020.07.25
ライター:肥後ジャーナルライターみなさん「花手水(はなちょうず)」ってご存知でしょうか?
神社やお寺の手水舎に花を浮かべた飾り付けのことでその華やかさに今SNSなどでも注目を集めたりと大人気なんです!
そんな「花手水」を熊本の神社でも実施されているとの話を聞いて早速長洲町へ行ってまいりました!
鎮座860年の長洲町の神社「四王子(しおうじ)神社」さん
やってきたのは玉名郡長洲町の四王子神社さん。今年でなんと鎮座860年!大変歴史ある神社です。
享保十七年龍の集まる年 と刻まれているのだそう
こちらの大鳥居は享保17年に「再建」されたのだとか。江戸時代に再建って・・歴史の重みを感じます。
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を御祭神とされている神社ですが、境内には様々なお社があり菅原神社や恵比須社などそれぞれ違う神様を祭ってあるのだそう。
また、表には書いてありませんが昔から「龍神様」とも縁の深い神社なのだとか。
普段は入れない本殿の入り口も見せていただきました!こちらの本殿も享保17年に再建された建物で、中央には立派な龍が彫ってあります。
もう再現するには不可能に近いといわれるほど貴重なものなのだそうですよ。
ちなみにお社の表にあるこちらの龍は「再建前」のものなのだそうです。つまり江戸時代より前から参拝客を見守ってくださっているんですね。
ご神木であるこちらの「しだれ銀杏の木」も樹齢700年!四王子神社、とんでもないパワースポットです。
保護猫のオトちゃん
雷の呼吸を使ってきそうな猫ちゃんに見守られながらおみくじを引くこともできます。こちらの猫柱ちゃんたちは、日替わりでいろんな呼吸を使っているそうです。
・・・って、四王子神社さん柔軟すぎませんかね。
美しいひまわりの「花手水」
色々と情報量多すぎな四王子神社さんですが、柔軟すぎるゆえに新しい取り組みも。それが今回ご紹介したい「花手水」です!
水面にぎっしりと浮かぶひまわり!
思わず「どこから水をすくえばいいのでしょうか?」と質問してしまいましたが、龍の口から出ている水を使ってネ、と冷静に返されました・・
先月より開始されたという「花手水」。
京都の神社やお寺などから人気を集め、全国に広がっていったそうなのですが熊本ではあまり見られなかったそう。
「四王子神社さんの大きな手水舎で花手水をしてみられてはどうでしょうか?」という声を頂き6月に2日間ほどやってみたところとても好評だったそう。
SNSなどでシェアされて、玉名や荒尾からだけでなく熊本市内や宇土などからも参拝に来られたそうです。
二段になっている大きな形と水が循環していく手水舎なので「花手水」には最適だったそうで、ボリュームのある美しい花手水に。
荒尾のお花屋さんの協力もあり、先月の「アジサイ」に続いて、宮司の松田さんのたっての希望で今月は「ひまわり」
7月23日から7月26日の四連休の間に実施しているそうですよ。
お花が枯れてしまうまでは続けるそうなので、もしかしたら連休の後でも見ることができるかもしれませんね。
今悲しいニュースばかりで憂鬱な気持ちになる中でも綺麗なものを見て癒されたりホッとできるようなものを神社としても提供していきたいと語ってくださった宮司の松田さん
熊本の皆さんが少しでも元気になってもらえると嬉しいです。とおっしゃられていました。
ちなみにこちらの龍の絵は松田さん自らが描かれたそう。カラフルな龍とお花が合いますよね~
夜はライトアップもされているそうですよ~
またこちらの花手水はお花を変えて毎月下旬頃実施していく予定とのことですので、今後も楽しみですね~!
お花に見とれてお手を清めるのをお忘れなきよう・・!
四王子神社
住所 | 玉名郡長洲町大字長洲1273-3 |
---|---|
営業時間 | 8:00~17:00(御朱印など) 参拝は24時間 |
駐車場 | 有 |
サイト | 四王子神社 |
電話番号 | 0968-78-0426 |
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