地元民しか行かないお店を知ってたら、なんとなく優越感ありませんか？

そう思って、水俣に行った際に市役所の方に

「地元の人しか来ない（⬅︎この表現熊本弁）店ありますか？」って聞いたら

5秒ほど沈黙して

「水光社レストランですかね」

水俣に来たら必ず見る青い看板の水光社。

なんの店なのかも謎な会社ですが

行ってみました。

水光社＝生協（co-op）の盛り合わせ

正直に言います。

最初は、なんか怪しい仕事をやってる会社なのかと思っていました「水光社」

水俣市民の水光社認知度はおそらく９９％だと思うくらい、あちらこちらに「水光社」って青い看板があるんですもの。国道3号線沿いに、現れたこの看板が目印。

水光社とは、生活協同組合（通称：生協・コープ）。調べると…

生活協同組合くまもと（せいかつきょうどうくみあいくまもと）は、熊本県水俣市に本部を置く生活協同組合である。「生活協同組合水光社」と「コープ熊本学校生活協同組合」が^[2014年（平成26年）4月1日に合併して発足した。（wikipedia）

てか、水俣が本部なのね！！知らなかった。

駐車場でかい。水光社のオンパレードがここから始まる。

組合員ホール

外商センター

酒センター

ホームセンター

ショッピングセンター、この建物の3階にレストランがあるらしい。

石を投げれば水光社に当たる状態です。

本当に水俣の人しか来てない気がします

確かに、水俣に到着してご飯食べようってなっても、ここに行こうとはならない…という訳で、地元の人しか来ない店ってことね。そもそも、レストランがあるなんて思わなかった。

3階に「ファミリーレストラン」の文字発見。

3階に上がってウロウロすること5分程度（ちょっと迷った）

発見しました！！店の前には懐かしい匂いのするショーケース。

ここで重要な注意事項。

入り口のショーケースで食べるものは決めて！

中に入ったら、メニュー表なんてものはない。店内に入った時にはもう、食べるものを腹に決めておくべし。

おかげで5分はショーケース前にいた。

社名が入ってるくらいだから、これが推しメニューなんだと思います。

しかし、水俣といえばチャンポン！

お店に幟にも出てました。

店内に入って右に折れるとレジがあります、注文しましたよ

「チャンポン定食」。

午後3時なのにお客さん引っ切り無し

行った時間が

午後3時なのに、７割は席埋まってました。

店内はなんとなくカオス。

ビール飲んでるおばちゃんがいました。

「かき氷のブルーハワイって何色？」って聞くおばちゃんがいました。

「ソフトクリーム、食事前に持ってきて」という食前甘を楽しむマダムがいました。

そんなネタで待ち時間を潰してくれる、素敵なレストランです。

そして来ました、チャンポン定食

チャンポン、ご飯、アジフライ、サラダ、茶碗蒸し（高ポイント！！）、漬物

まず気になったのが漬物。

漬物の隣に何か置くつもりだったのか、不自然な偏り方。

もうこれ最高、茶碗蒸し。

しかも、味濃い目。私好みで、お替りしたくなるくらい美味しかった。

もちろんチャンポンも、美味しい。野菜たっぷり。

何気なく置いたレシートの目をやった私の背後に何か見えるの？見えてるの？ねぇ！！ねぇ！！

まとめ＆おまけ

デザートの種類も豊富で、涼と甘味を取りに来るお子様づれも多かったです。

市役所の方のお言葉に間違いはなかった。本当に地元の人しか来ない！

チャンポン460円

ざるそば500円

カレー500円

カツ丼600円（全て税抜き）

などなど、早いうまい安い３拍子揃った、地元に愛されたレストランでした。

余談ですが、蜂楽饅頭は水俣が発祥って知ってましたか？その時の記事がこちら

水害被害の爪痕残る県南ですが、行って魅力を知ることや地元熊本の魅力を再（新）発見する事も、復興の手助けではないでしょうか？

水光社本社3階レストラン