お寺がやっている菊池のカフェ「寺カフェ椿」でオーガニック好きにはたまらない「野菜を美味しくいただくランチ」を食べた
公開日: 2020.10.02
ライター:山田菊池市の山の中に「光柳院」という小さなお寺。そこでは一緒に「寺カフェ椿」というカフェを営んでいます。古民家で和の雰囲気に包まれたお店で、野菜を中心とした動物性の食材一切なしの健康的なランチを出されています。それも決して精進料理というわけではなく美味しく味付けされた食事はヘルシーなんて言葉を軽く越えてくるくらい優しい料理でした!今日はそんな「寺カフェ椿」に行ってきました!
自然の中でゆっくりした空間
「寺カフェ椿」があるのは、菊池市市野瀬。隈府からちょっと入ったところにあります。
山の中で少し分かりにくいのですが、近くまで行くとところどころに看板が出ています。
道沿いには、こんな看板とのぼりが出ています。敷地内にはいると…
なんか超おしゃれな古民家です。「えっ、ここお寺なの??」と疑うレベルですが、間違いありません。
店内もそのまま民家のような雰囲気で、掘りごたつの席と、テーブル席、
お庭や池が一望できるテラスがあります。この季節は絶対気持ちい。
これでもかというくらい健康的なランチ
これ、「野菜を美味しくいただくランチ(税別2000円・要予約)」。ランチににせんえん!とビビりますが、とにかくこだわり方が凄い。
お寺だし、動物性の食材使ってないと聞いていたので精進料理だとばかり思っていますが、厳密には違うそうで、もっと食べやすく美味しく作っているそうです。内容は定期的に変わり、大体、季節の料理6~7品がワンプレートになっています。
明らかに揚げ物とかハンバーグとかあるのに、ほぼ全て野菜で出来てるんですよ、これ。しかも良いものばかり使ってる。
例えばこのハンバーグ。ごぼうとオートミールで作って、つなぎにはじゃがいもを使っているそう。正直食べても分からないくらいハンバーグ。
このホタテにトマト乗っけたみたいなやつは、エリンギです。オリーブオイルをかけ、バルサミコ酢としょうゆで味付けしたトマトが乗っています。
見た目はどう見てもホタテなのに、エリンギでした。不思議。
この揚げ物は豆腐のフライで、めっちゃふわふわしてました。
これは空芯菜(くうしんさい)という葉物の胡麻和え。初めて食べましたが、見た目の葉っぱ感に対してかなり食べやすい。
野菜のたっぷりはいったスープは長芋寒天を溶かしてとろみをつけたもの。新鮮な野菜がたっぷり入っています。
ご飯もめっちゃカラフルなごまがかかっているんですけど、菊池の自然米を使っていて、野菜で色付けした京都の錦胡麻をふりかけてあります。
めっちゃこだわりまくってオーガニックが大好きな人や、健康的な食事がしたい人には全力でおすすめできます。
肉とか魚とかが無いのに、お腹にたまるし満足感も高いんですよね。何より素材の味がめっちゃ主張してきて、食べ物食べてる感じが凄いんです。
食後のコーヒーはもちろん、オーガニックですし、オイルまで楽しめるようにとフィルターを使わずフレンチプレスで淹れているそうです。手が込んでる…。
この日のデザートのチョコレートはココナッツオイルを使っていて、25℃以上で溶けるそう。説明を受けているうちに、少し表面が溶けそうになっていました。
他にも、リーズナブルな軽食セットもありましたし、個人的にめちゃくちゃ気になったのが
お隣の席のダンディなおじ様が食べていたベジタブルバーガー。オートミールとごぼうのパティと、おからサラダを国産小麦で作った自家製のバンズで挟んでいます。
めっちゃうまそう。今度来たらこれ頼む。
こんなおしゃれだけどお寺です
美味しくご飯を食べて、「……で、お寺どこ?」と思い、聞いてみました。
お店の奥に仏間があり、毘沙門天が祀られていました。
光柳院は2016年に開院した寺院で、カフェも「開院するときには一緒にやりたい」と以前より思っていたそうです。
10月には護摩も焚くそうですよ。
優しい食事を食べながらゆっくり過ごせるお店
「寺カフェ椿」はゆっくりと時間の流れる落ち着いた空間で、野菜料理を美味しく楽しめるお店でした。
「おいしくて、面白くて、無理なく家庭で再現できる料理を伝えたい」という思いがあるそうで、旬の野菜を使って定期的にメニューを変えられています。
調味料からオーガニックにこだわられているので、健康的な食事を楽しみたい!!という方は、ぜひお立ち寄りください!!
寺カフェ椿
住所 | 〒861-1686 熊本県菊池市市野瀬25 |
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営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 月火金 |
電話番号 | 0968334233 |
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