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【柔術世界チャンピオン芸人:ガリットチュウ福島さん】&【大河ドラマ出演芸人:カラテカ矢部さん】に熊本での思い出漫画を描いてもらったよ!in津奈木町

ライター:伊藤 伊藤
キーワード:

肥後ジャーナルでも、ちょいちょい取材させていただいてる

アートの町こと津奈木町。

以前は町長の家に泊めてもらうという無茶振りも聞いていただきました(その時の記事はこちら

これまでの津奈木町の記事を読み返して思ったこと…アート推しの町なのに、アートに特化した取材してない。

これはいかんと思い、津奈木町に電話してみると

「今度、津奈木町の漫画を描いてもらうんですよ…

芸人さんに」

漫画家じゃねーのかよ!!

と思いましたが、取材したいと言うと快諾していただいたので、行ってきましたよ!


アートな2人

芸人さんって絵が上手な芸術肌の方って結構いますよね!

・ジミー大西さん

・くっきー!さん

・木梨憲武さん

・平野ノラさん

などなど多数。

しかし!それが漫画となるとどうでしょう、あんまり聞きませんよね。

いやいやしっかりいるじゃないですか!芸人界のきっての漫画家が

熊本出身!

毛塚治虫先生こと

ガリットチュウ福島善成さん

「どうも、漫画の神様:毛塚治虫です」

熊本県天草市出身で熊本をこよなく愛すアート芸人。モノマネのレパートリーは100以上、とんねるずの「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」第2回目の優勝者です。

お笑いだけでなく、昨年サクラマチクマモトで個展が開催されるなど、「毛塚治虫」としてのアーティスト活動も精力的に展開しています。

また

2023年ワールドマスター柔術選手権で青帯世界チャンピオンに輝いたことでも有名です。

そんなマルチな、ふくし…毛塚先生にうってつけの町が、アートの町津奈木町!

熊本愛溢れる毛塚先生が津奈木町をぶらり旅して、その思い出を漫画にする!素晴らしいじゃないですか!

「せっかくだから、私の弟子の矢部くんを連れてきたよ」

なんとぉぉ!!

ベストセラー漫画「大家さんと僕」の作者、

カラテカ矢部太郎さん。

「こんにちは、矢部太郎です。先生!熊本に呼んでいただいてありがとうございます」

矢部さんといえば

©️矢部太郎/新潮社

お笑い芸人というよりも、漫画家としてご活躍なイメージです。(←失礼!)

「大家さんと僕」が第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞、シリーズ3作で累計120万部超のベストセラーとなっています。

ふんわりとしたタッチの絵に、日常を感動的に切り取ったストーリーを紡ぐ泣かせる漫画家(芸人)さんです。

また、今年から放送されている大河ドラマ「光る君へ」では、紫式部(まひろ)の従者を演じ話題となっています。

このお二方に「アートの町津奈木町」に来ていただき、ぶらりアート旅を敢行してその思い出を漫画にしてもらいます!

アートな2人と案内人

津奈木町を旅するにも、案内役がいなければどこに行ってよいかわからない。

ということで

津奈木町役場政策企画課の濱田さん(←肥後ジャーナル準レギュラー)が案内役。

「めっちゃ緊張してます。お二人にはアートの町をよりアートに描いてほしいです!」

「私が唸るほどのアートがあるのかね?」

「先生、ちょっと高圧的」

「あります!最初に見ていただくのは達仏(たつぶつ)です」

「いきなりの下ネタかね!?」

「先生…違うと思います」

西野達《達仏》

達仏とは…

世界を舞台に活躍する現代アーティスト西野達(Nishi Tatzu)さんの作品。生木に彫られた33体の黄金色の仏像

生きている木に直接彫られているため、季節や太陽の光、木の成長によって見え方が変わるので訪れるたびに表情を変えるのです。

達仏の森に入るなり、

木に直接彫ってある仏像に、初遭遇したお二人は興奮しきり。

「この仏像は生きている!!」

数ある像の中でえび反りになった仏像を発見した毛塚先生、その仏像に先生が名前をつけました

「【ラブストーリーは突然に】のジャケ写の小田和正さん像」

達仏の森のお隣には…

柳幸典《石霊の森》

無数の岩がゴロゴロしている「石霊(いしだま)の森」があります。

この石には亀裂が入っていて、その亀裂から石牟礼道子の詩の朗読、水俣病の語り部の話、津奈木町に古くから伝わる唄などが聞こえてきます。

「知らずにここに入ったら、相当びっくりするよね!」

「以前は、達仏が喋ってる!と役場に通報があったそうです笑」

「石が喋るアート作品、初めて見ましたよ!」

続いて向かったのは

旧赤崎小

珍百景にも出た海の上小学校

旧赤崎小学校

これを見た矢部さんから

「いやぁ、こんなワクワクする場所があるなんて!日本最大のアート作品かも!」

是非大河ドラマのセリフの中に「津奈木町はアートの町!」ってセリフぶっ込んでほしい。

この旧赤崎小学校のプールを利用して作られたのが

泊まれるアート作品

柳幸典《入魂の宿》

ここは、海と空が繋がる瞬間に海が入魂するという美しい表現を体感する場所として作られました(詳細はこちら

こんな、光と海とメッセージが交わる不思議な体験ができます。幻想的…。

プールの真ん中に作られた小道を歩いて行くと、プール中央に作られたスペースにたどり着きます。

そこからの眺めは、アメンボやカエルと同じ目線に!

気に入ったのでしょうか、ここからなかなか離れようとしませんでしたね。

プールの敷地内に設けられた宿泊所。

室内には水俣病に関する書籍があり、矢部さんは熱心に本を眺めていました。

銅像

津奈木町の各所に銅像が点在しており、町全体が美術館みたいなんです!

あけぼの橋に飾られている金の銅像「爽風」。

役場前にある「那有(なう)」

役場入り口に飾られている「若い女」

「おい!全部裸だぞ!大丈夫なのかね!」

「先生、アート作品です…」

食や温泉すらもアート

腹が減っては漫画は描けぬ!お腹が空いた2人は、つなぎオイスターバルへ。

今年の牡蠣は、身が大きくBling-Bang-Bang-Bornしてるそうな!(←身がぶりっぶりと言いたい)

牡蠣やアシアカエビなど津奈木町の海の幸に舌鼓を打ちました。

「これぞ自然がもたらした、目でも舌でも楽しめるアート作品だ!」

人を感動させてくれるもの全てがアートなんだと思いましたね。

腹ごしらえをした後は…ゆたっと温泉に浸かると言う贅沢コース。

つなぎ温泉四季彩名物

モノレールに乗って行く、展望露天風呂!

新幹線

高速道路

雄大な不知火海

を眺めながらの天然温泉。

「一流の漫画を描くには、一流の自然を体感することが大事じゃな」

そして

この写真、よーく覚えておいてください。

漫画家人生最短締め切り

ぽっかぽかの2人が最後に訪れたのは、津奈木町アートの聖地つなぎ美術館。

展示をぐるっと見た後に

つなぎ百貨堂に移動し、これまでの旅を漫画として描き下ろしてもらいます。

描くぞ!!

と気合十分。

津奈木町のアート群に触発されて、アーティスト魂が燃え上がってます。

「この漫画、いつまでに描き上げたらいいんですか?」

「ええええええと2時間で」

は?

それでもやり切るのが巨匠!!

福島さんは4コマ漫画に

矢部さんは8コマ漫画に

見事描き上げてくれました!

「お時間の件は申し訳ありませんでした!!」

どんな漫画が出来上がったのか

アートの旅を動画で!

ぐわぁーっと駆け足で紹介しましたが…

津奈木町が今回のアート旅を1本の動画にまとめてくれました!出来上がった漫画も、動画内で発表しています。

是非ご覧いただき、笑ってください!

↓↓

アートの旅、あなたも体感しに津奈木町に是非行ってみてください!!

津奈木町政策企画課

観光サイト

https://tsunagi-minagi.jp/

「つなぎ、美凪。」

動画URL

https://youtu.be/z6o9w3ejuY8?si=-m9XsEgwWx4MJSTt

電話番号 0966-78-3114

ライター紹介

伊藤

伊藤

演劇の先生やったり、アニソンやメタルのDJやったり、バンドやったり、サブカル好き思春期48歳独身。健康診断で中性脂肪が赤信号だったので、たまにジョギングすることにした。やっぱり犬が好き。

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