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【菊池市】ぎゃあぁ、顔がぁぁ!山の中でびっくりどっきーんな出会いに心拍数があがる!

ライター:ひらの ひらの
キーワード:

菊池の山の中に入り込んでしまい、ふう、やっと出られた、と安心した時に、思わず「ぎゃあ」と驚いてしまう程の謎の座像を見つけました。

弁財天を目指して

菊池市今にあります、弁財天を目指してぶぅぅんと。これがなかなかの山道でして、オススメは出来ません。窓にでっかいナナフシが落ちてきて悲鳴をあげてしまいました。

到着ー!

説明 : 菊池十八外城の一つである戸崎城の「二の丸」だった場所であり、敵の様子などを見張る物見櫓(ものみやぐら)が有った由緒ある古城跡で隈府の街からその西方が見渡せる。

眼下を流れる菊池川に敬意を評してか、川を神格化した女神、福徳付与の神として知られる「弁財天」が祀られている。

おお~雰囲気あるな、、と思いましたが、断念!!草が生い茂っており、先へ行く事は出来ませんでした。見たかったーー!夏が終わってから、リベンジします。

突然の出会い

「弁財天」を諦めて、また狭い狭い道を通り山を降りてゆきます。航空写真で見ると、かなり山の中です。

下に降りるにつれ、少しづつ道が広くなり、やっと山から抜けられると思った時に

ちょっとまってなんかある!!!

看板があるぞ!!

ぶいぃぃんと少しバックします。土阿弥陀堂(つちあみだどう)ですと。

おお、雰囲気のある小屋がありました。

中は真っ暗、見えないな、、、

て、顔!!びっくりしたぁぁぁ 

びっくりしてすいませんでした。こちらが全貌です。

こちら不思議なんですよね。じーっと見ていると、今にも動き出しそうな、吸い込まれそうな、そんな感じがするんです。それで魅入ってしまう。

この小屋の中にはこの像のみ。

壁は昔話に出て来そうな、そんな古い壁。

写真ではあまり分からないかと思いますが、かなり大きなものです。建立は不詳ですが、1815年の記名石があるようです。

私が小屋の前に立つと、このような感じなので、この小屋にいっぱいいっぱいのサイズなので、なかなかの迫力です。

こちらの土阿弥陀堂は豊作の神さまで、毎年12月14日の祭りの日は、田畑の泥土をもって上塗りすると言われております。

ああよかった、こんなに暗い場所で忘れられていたわけではないんですね。

このようにお地蔵さまも並んでいました。

菊池氏に仕えた鹿島氏の居城である戸崎城跡がこの土阿弥陀像の上にあり、(戸坂城跡も草が生い茂り今回は行けませんでしたが)十五代菊池武光に使え活躍した鹿島刑部大輔の墓が、「土阿弥陀像」であるという説明もありました。

豊作の神さまであり、お墓でもあるのかもしれませんね。

山の麓に鎮座している土阿弥陀像、一度見てほしい存在感です。

土阿弥陀堂

住所

熊本県菊池市今北山ノ上660-1

駐車場

なし

1台置けるスペースはあり

ライター紹介

ひらの

ひらの

本が好き、映画が好き、作る事が好き、でライターに辿り着きました。 熊本県以外に住んだことがない、肥後純血種。

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