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【山鹿市】円に魅せられて、心地よい時間を。心洗われる御宇田井手・円形分水路へ行ってきました。

ライター:ひらの ひらの
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山鹿市に「御宇田井手・円形分水路」という場所がありました。

通潤橋を通る水の始まりを見に行ってみたらものすごいシステムになっていた! | 肥後ジャーナル – 熊本の今をお届けするメディアサイト

以前紹介された、上益城郡の通潤用水 小笹円形分水は有名ですが、こちらはあまり知られていない穴場スポットでした。

場所は山鹿市鹿本町津袋

上内田川という川沿いです。

とても綺麗な川が町の顔のよう。きらきらと輝いておりました。山鹿っていい所だなぁと思います。

行きすぎそうになりました。車は一台ほど置けるスペースがあります。邪魔にならないようにお願い致します。

日本遺産構成文化財となっております。

わー!きたー!

前方後円墳のような形に水がひたひた。緩やかな流れは、まるでやわらかなガラスのように見えました。

ざざざざと心地よい音と、透明で美しいお水。こちらでお水が2分割されております。

農業用水などを一定の割合で正確に分配するために用いられる利水施設

を円形分水と言います。

925年、当時の領主である御宇田氏によって造られたとの記載がありました。この用水路で御宇田台地の開田が進んだとの事。

すごいなぁ~。どうやって作ったのでしょう。コンクリートになったのは「昭和」の頃との事ですので、昔の姿も見てみたいなと思いました。

御宇田堰も美しい

お隣にある、こちらの美しい御宇田堰から水を引いています。

農業用水と河川維持用水に分配されており、引いた水の一部、川に戻す仕組みとなっているようです。一部をまた川へ戻すという仕組みにあたたかさを感じます。

こちらの御宇田堰も大変美しく澄んでおり、心地の良い時間を過ごすことが出来ました。

川に降りる事が出来たので、足元に気を付けて降ります。

こちらが円心分水から川へ戻されているお水でしょうか。

あまりにも美しく、ぼーっとしてしまい、ただただ時間が過ぎてゆきます。いい意味で。

堰の上を鳥たちが飛び、夏が油絵なら冬は水彩という感じの空にうっとりとします。

きらきらとした水が堰より降りてきて、

足元で一旦しーんと見つめさせてくれます。まるで水源のような美しさでした。

石があり、川の真ん中まで行けて、

ススキと川のコラボは寂しい感じですが、

天国があって、もし川を渡るのならば、こんな場所でしょうか、と考えました。悪くない、とてもいいと、感動さえする景色でした。

一人で行きましたが、とても長い時間眺めていました。もう一度、反対側から眺めて写真をぱしゃり。

川も、円形分水も、癒しを与える為に作られた訳ではないけれども、その姿の美しさは感動物。季節や天候によって水量が変わるかと思いますが、この日は言う事なしの美しさでラッキーでした。

水が豊かな熊本。そしてそれを大切にしてきた先祖の想いと共に、ずっとずっと守ってゆきたいですね。

御宇田井手・円形分水路

住所

山鹿市鹿本町津袋135

駐車場

ありませんが、置けるところはあります。

ライター紹介

ひらの

ひらの

本が好き、映画が好き、作る事が好き、でライターに辿り着きました。 熊本県以外に住んだことがない、肥後純血種。

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