*
とじる
*
とじる
*
とじる

「刀剣乱舞」

「鬼滅の刃」

「YAIBA!」

「ONE PIECE」

「るろうに剣心~明治剣客浪漫譚~」

「バガボンド」

などなど

日本刀が物語の鍵を握るマンガやアニメはたくさんありますよね。

木刀や模擬刀を手にすると、自分がアニメのキャラになった気持ちになり、なんと言うか「うぉー!」ってなります。

しかしながら、本物の日本刀ってなかなかお目にかかれないですよね?ましてや鬼滅の刃に頻繁に登場する【刀鍛冶】なんて職業は、もう既にSFなんじゃないか!?

ところが熊本には4人ほどの刀鍛冶がいるのです。

その1人が熊本県荒尾市にいらっしゃる松永 源六郎(清継)さん。

氏が営む「松永日本刀剣鍛錬研究所」では鍛錬(熱した鉄を叩いて刀にする)の体験ができます!最近は刀剣女子様(刀剣乱舞の女性ファン)の来客も多いと言うことで、熊本のアツい(本当に暑いし熱い)スポットになるのではないでしょうか?

日本刀を実際に見てみたい!と荒尾市に行き、そのまま「あらたま地域」玉名市→長洲町→和水町→南関町→玉東町を巡ってきました!


鉄は熱いうちに打て

荒尾市は熊本県と福岡県の県境に位置する町。九州最大級の遊園地「グリーンランド」や世界遺産「万田坑」がある事で有名ですね。

故に…グリーンランドと万田坑しかないんでしょ?なんて辛辣な事言われることも(悔しい!)。

なので

荒尾のホットスポット紹介します。それが「松永日本刀剣鍛錬研究所」。

ここの良いところって冬行くと

めちゃ暖かい!

刀剣鍛錬の命の一つとも言える火は、常にガンガン燃えています。

見学させていただいた私の背後には

ズラッと刀が…握ってみたい(絶対だめよ)と言う気持ちを抑え、鍛錬の様子を見学します。

この刀剣の素材となる玉鋼を鉄の棒にくっつけて、熱して柔らかくなったところを叩く。

この作業を鍛錬と言います。ざっくり説明ですみません。

今は文明の力を用い

ガッシャンガッシャン!!

微調整はもちろん職人の腕で行います。

実際の刀は打てませんが、鍛錬体験ができますよ!そのまま弟子入りしたいと言う方もいるくらい、ハマってしまう伝統工芸。

ここで作られた日本刀を使って、演舞を見ることもできました!

寒さ忘れるくらいの緊張感でした。必見です。

【松永日本刀剣鍛錬所】
荒尾市川登1907-80
TEL.0968-68-2250

作刀見学
受付:通年(不定休)1週間前までにご連絡下さい。
料金:2,000円

ちょっと怖い↑

琵琶の音色で「森の…」

急に寒くなって、紅葉見る間もなく枯れ木になっている…なんてこともしばしば。

今年紅葉見てないなぁと思ったら

こんな絵葉書にでもなりそうな景色に遭遇!

ここは南関町の

「南関御茶屋跡」(国指定史跡)と言って、参勤交代のお殿様が休憩所として使っていたお屋敷。

青空、屋敷のモノトーン、紅葉、緑葉…日本の美風景を一気飲みできました。

ここで、なんと!琵琶の演奏と語りが聴けるんです(要予約)。なかなかお目にかかれない楽器と伝統芸能。

琵琶なんて鬼滅の刃で見たくらい。

聞き馴染みのない楽器の紹介の際、琵琶語り風に「森のくまさん」を演奏してくださいました(つい笑ってしまいますよ)。

お抹茶を点てていただき、ここでも和風なレア体験。歴史に彩られた芸能と風景。江戸時代にタイムスリップできますよ。

■時間/定休日
開館時間・・・午前9時30分から午後4時30分まで
休館日・・・・火曜日(祝祭日の場合は翌日)、盆、正月

■利用料金
個人 大人200円 小中学生100円
団体 大人160円 小中学生 80円 (団体は15名以上)

電話:0968-57-8507(南関町教育課)

色をガッツリ食べる

心地よい緊張感から解かれると急に

腹が…減った…。

荒尾に戻り「中川オリーブ農園〇megane(マルメガネ)」へ。

ここで食べれるのが

モンスターサラダ!

オリーブたっぷりピザ!

ごっつ盛りのアヒージョ!

などなど、これらの味もさることながら、色合いが素晴らしい!!大自然を丸呑みできるお店でお腹いっぱい!

以前取材にも伺いました、記事はこちら

1番テンション上がった場所

滅多に見れないものばかりに遭遇して、これ以上はないだろうと思っっていたら、ありました。

長洲町に。

ここなんですが、プールじゃないです(冬だぞ)。

長洲といえば金魚が有名ですが、ここは金魚や鯉の競市場なんです。

こうして、カゴに入れられた金魚や鯉が、競り場に流されます。寒い中お疲れ様です!

そして、競り場がですねぇ…とても秘密基地感!

流される籠の中を見ながら、みなさん金額を張っていきます。

上から見ると

こんな感じ、すごくいいビジュアルじゃないですかコレ!漂う昭和感。

なんかわからんけど、麻雀放浪記観たくなりましたもん。

競り落とされた金魚や鯉が並んでいます。

いい経験させてもらいました!

見学したい方は

ご担当者福永さま:090-7537-8181

に問い合わせてみてください。

セキアヒルズで竹あかり

南関町の超大型宿泊施設「セキアヒルズ」の一角に、熊本の夜を彩る竹あかりを企画制作している

CHIKAKEN

があるんです(情熱大陸に取り上げられるほど有名)。

竹あかりって

↑コレです。みたことありますよね?

竹に穴を開けて光を通すと幻想的なイルミネーションになります。

早速チャレンジ!

絵柄を選んで、ドリルで穴を開け

絵柄のついた紙を剥ぐと

完成!もちろんスタッフさんがサポートしてくれるので、工具触ったことない人でも安心して体験できます。

この事業って実は、放置竹林問題の解消にもなっていてSDGs政策としても注目されています。

お問い合わせ【株式会社ちかけんプロダクツ】
玉名郡南関町大字関村1556 セキアヒルズ2号棟
Email: info@chikaken.com

冬の風物詩いちご狩り

冬は寒いから嫌ダァと言ってるあなた。冬は冬のお楽しみが沢山あるじゃないですか?

その1つが、いちご狩り。

玉名市横島町の「ふるさとセンターY・BOX」ではいちご狩り体験ができます。

来年1月から受付開始されるそうです。

※写真の料金は2025年2月からとなります。2025年1月の料金は予約時にお尋ねください。

2時間食べ放題!好きな方は100個ぐらい食べる。

外だから寒いどぉってなりますが、

いちごはビニールハウスで栽培されているので、ハウスに入ると

メガネが曇るほどの暖かさ。

赤く色付いたいちごがチラホラ。綺麗にヘタの部分まで赤くなってたら、ハサミでちょん切って食べちゃってください!

採れたて新鮮ないちごの甘酸っぱさは、また格別ですよ。冬のイベントとして子供たちが喜ぶこと間違いなしですよ!

温泉2連発

熊本県は全国屈指の温泉どころ、あらたま地域にも自慢の温泉が沢山あるんです。

和水町三加和温泉

県内の温泉の中でもpH(ペーハー)が10.09と高いアルカリ性を示すアルカリ性単純温泉。何が言いたいかって言うと、すんげーヌルヌル。

行ったのは、三加和温泉ふるさと交流センター「なごみ乃湯」。ここには

物産館も併設され、和水町の物産品がお土産として買えます。

写真や動画ではヌルヌル感は伝わりませんが、お風呂に入るとお尻がツルッと滑るくらいのヌル度です。

お風呂上がると乾燥肌で顔ガサガサな私ですが、次の日までシットリでした。

詳しくは↓↓

https://www.marumiya-g.co.jp/mikawa/

草枕温泉てんすい

引用:https://www.kusamakura.jp/kusa_on/#ac

ここの温泉は展望温泉になっていて

露天風呂からの眺めが最高です。

最近は敷地内に展望サウナとキャンプ場が設置され

キャンプ&サウナを味わうことができます。

併設されているトイレなんですが

女子トイレ金ピカ!!

詳しくは↓↓

https://deeprelaxviewsauna.localinfo.jp/

みざるいわざるきかざる

木葉猿って聞いても、なに?ってなりますが、「見ざる言わざる聞かざる」って聞くとピンときますよね。

これ、ですね。発祥は熊本県玉東町木葉。なんと約1300年前に生まれた超伝統工芸!

今も、一つ一つ手作り(手捻り)されています。

手作り体験もできます!オリジナルの木葉猿をみなさんも作ってみてください、子供たちに挑戦させると大喜びしますよ!

どうでもいいですが、火の国(熊本)の木葉っていうと真っ先に「NARUTO」が出てきます。

体験ご希望の方は

【木の葉猿窯元】

〒869-0303熊本県玉名郡玉東町木葉60
電話番号:0968-85-2052

玉東名産ハニーローザ

ハニーローザは、糖度が14%程度と高く、収穫時期(6月ごろ)が短いことから「幻のすもも」と呼ばれています。玉東町が日本一の生産量なんです。

引用:https://www.town.gyokuto.kumamoto.jp/kiji003165/index.html

このハニーローザを使ったソースやアイスが玉東町にはあります。

ぷらっとぎょくとう(ゆめ・ステーション・このは内)では

ハニーローザソースのトンテキが食べれます。

ハニーローザの果肉感たっぷりの、甘酸っぱいソース。

サラダのドレッシングや、パスタにも使えそう!

このメニューでしか味わえない(販売してない)特別なソースです。

「幻のすもも」ハニーローザがソフトクリーム(カップ350円)にもなっています。

ハイブリッドホステル「HIKE(ハイク)」

最後に訪れたのは、病院を居抜きでホステル&カフェに改装した「HIKE」。

ウッディーな店内でのひとときはホッとしますし、つい時間を忘れてヌボォ〜っとしてしまします。

1階はカフェスペースで2階から上がホステル。

お部屋や共同キッチンスペースがとにかくカワイイ。宿泊料金はリーズナブルでドミトリーなら5000円程度。

今回紹介した箇所を1日で回るのは困難です。HIKEはおしゃれに気軽に泊まれるお宿ですよ。

カフェ部分に関しては、以前の記事をご覧ください→コチラ

今回巡った「あらたま地域」

この記事で巡った

・荒尾市

・玉名市

・和水町

・南関町

・玉東町

・長洲町

2市4町を合わせて

あらたま地域

と呼びます。

良質な温泉と豊富な野菜・果物、そしてここでしか体験できない「絶景」と「伝統」の数々。

新幹線・電車・バス・自家用車さまざまな交通手段で行けますので、知っているようで知らない熊本小旅行を気軽に楽しんでほしいなぁ。

総合問合せ:県北広域本部玉名地域振興局

紹介HP

https://www.pref.kumamoto.jp/site/kenhoku/163222.html
県北広域本部サイト

電話番号 0968-74-2113

ライター紹介

伊藤

伊藤

演劇の先生やったり、アニソンやメタルのDJやったり、バンドやったり、サブカル好き思春期48歳独身。健康診断で中性脂肪が赤信号だったので、たまにジョギングすることにした。やっぱり犬が好き。

このライターが書いた他の記事

肥後ジャーナルをSNSでフォローする

肥後ジャーナル 編集部のおすすめ記事

新・熊本あるあるを解消したい!【amazonギフト1万円プレゼントあるよ!】

PR

2025.01.26

【大津町】不思議ツーショット。水車と鳥居が並んでいる大津町の上井手公園で歴史を知る。

2025.01.14

PUBLIC RELATIONS

新・熊本あるあるを解消したい!【amazonギフト1万円プレゼントあるよ!】

PR

2025.01.26

【熊本市北区】新年って案外疲れない?仕事はじめ前に「ほぐし処りばーす」でメンテしよう!

PR

2025.01.03

肥後ジャーナルをLINE@で友達追加!

右のQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んで、肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

qrコード

ID:@higojournal