お盆も過ぎ、夏休みも残りわずかになってきましたが、読者の皆さんは、今年の夏の楽しい思い出はできましたか?「結局どこにも行けんかったー」「クーラーの効いた室内でばっかり過ごしよった」「台風で予定が中止になったったいねぇ…」とあきらめていた方に朗報が…!!
8月25日の日曜日に、天草の海を探検して、ひまわり畑にも行ける「約束のひまわり1DAY天草観光ツアー」が開催されます。ツアー料金は、昼食付で大人3,000円・子ども1,500円ととってもリーズナブル!でも、約束のひまわりって…?秦基博の「ひまわりの約束」のパクリ?(←失礼!)
いやいや、この「約束」には、火の国熊本の熱い男の、熱い思いが込められていたんです。
子どもたちも興奮!天草の海を探検できるわくわくのツアー
8月25日に開催されるこちらのツアー。朝8:00に熊本駅新幹線口に集合(※上記のポスターの場所から変更となりました)し、17:00に解散という日帰りのツアー。バスで天草を目指し、まずは志柿の海で海探検!
潮が引いたタイミングで磯を歩いて、満潮時は海の中にあった石をひっくり返します。そうすると石の裏から、ウニやヒトデなど、海の生き物たちが顔を出してくれるのです。あー、これは絶対わくわくするやつだ!子どもはみんな喜ぶし、大人も虫取りをしていた少年の頃に戻って、思わずはしゃいでしまいそう!
昨年、子どもたちと海探検を行った時は、タコも泳いでいたので、素手で捕まえて、茹でて食べたそうです。悲しいことに魚は切身で泳いでいると思っている子どももいる時代です。海の生き物を捕まえて、「こうやって命をいただくことで、私たちも生かされてるんだよ」と伝える食育にもつながります。
昨年行った子どもたちも、「ものすご~く楽しかった!」「また行きたーい!」と大喜びだったとか。いいですね!こういうの…。デジタルネイティブの子どもたちが、こうやって自然とふれあうのって大事!
元気に咲いたよ!約束のひまわり畑
海探検をしたあとは、「海老の宮川」で昼食を食べ、それから新和町のひまわり畑へ…。
熊本県内には、観光名所となっているひまわり畑がいくつかありますが、このひまわり畑は、ちょっと特別です。「ありえの家」の社長で、「おやじbar」も経営する有江さんが、「地元天草にひまわり畑を作って、天草を元気にしたい!」という思いのもと、ゼロから作られた、手作りのひまわり畑なのです。
太陽に向かって力強く咲くひまわりを見るだけで、元気がもらえますよね。ただ、8月19日現在、第一弾のひまわりが終わってしまい、25日のツアー時に、第二弾のひまわりが咲いているかは状況次第となるようです。もし、ひまわりが咲いていない場合は、ほかの天草満喫プランに変更されるそうなので、こちらもお楽しみに!
やればできる!荒れ地がひまわり畑に…!
こちらのひまわり畑、実は最初はこんな土地でした。
実は私も、約一年前にこの土地を見たのです。でも、土地はでこぼこ、背の高い草もボーボーで、ここをひまわり畑にするなんて、夢みたいな話だなぁ、と思ったわけです。草を刈るのに重機も必要だし、土を耕す必要もあるだろうし、敷地も広いし、人手も時間も労力も、かなり必要だなぁ、と…。海が見下ろせる素敵な土地なのに、もったいないなぁ、と…。
なのに!
この人は、この不可能であろうと思われたことをやってしまったのです!
こちらが、やってしまった男・有江竜児さんです!
仕事のかたわら、熊本市内から往復6時間ほどかけて、何度も畑へと足を運び、たった3人で、この荒れ果てた段々畑の草刈りをし、土を耕し、ひまわりの種を植え…。そして、その情熱と努力の結果、咲いたのがこのひまわりなのです。
人間、夢を持って行動すれば、不可能だと思えることだって可能になる!ということを行動で示した、熱い人です。
今回のツアーは、「天草ひまわりプロジェクト」の序章に過ぎません。今後また、面白い企画等が行われる際は、肥後ジャーナルでも続報をお届けできればと思います。
大人も子どもも自然を体感して、丸一日天草を満喫できる、楽しみいっぱいのこのツアー、日程もせまり、残席はわずかとなっております。お申し込みやお問い合わせは、090-6892-3555(有江さん)までお願いいたします。
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
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