これぞ幸せの極み!茶匠がつくる衝撃の日本茶と至福の手作りお八つ「茶寮 ほりかわ」
公開日: 2020.02.17
ライター:ちえ慌ただしい毎日の中、あたたかいお茶を淹れて、ほっと一息つく時間って、幸せですよね。おうちでも楽しめる贅沢時間ですが、お店で味わうお茶は別格!
昨年11月にオープンして以来、ずっと気になっていたお店、「茶寮 ほりかわ」に行ってみたら、日本茶の味に衝撃!!手間ひまかけて作られたお八つも、期待を上回るおいしさでした!
豊かな時間を愉しむ空間
熊本市北区・堀川駅の真正面にある「茶寮 ほりかわ」は、グレーの壁に覆われたシックなお店です。
中に入るとほっこりとあたたかく、明るい雰囲気。
おしゃれな1階の席も、窓から光が差し込む2階の席も素敵で、インテリアも洗練されています。
自分のため、大切な人のためにお茶を淹れるという大切な時間。そんな上質で豊かな時間を愉しんでもらいたい、というコンセプトのもと、作られたお店です。
衝撃を受けるほどの日本茶
とにかく、まず味わっていただきたいのが日本茶。
こちらで使われているお茶は、福岡県朝倉市にある「山科製茶所」にて、「茶匠」と呼ばれる職人たちが、茶葉を見極めながら選別を重ね、旨味や香りを引き出し、合組(ブレンド)して作られたものです。
「茶寮 ほりかわ」をプロデュースされている食ライフスタイルアドバイザーの日高佳子さんが、最初に飲んだ時、「ショックを受けるほどおいしい」と思われたそう。
今回は、オリジナルブレンド茶の「ほりかわ」をいただいてみました。
日本茶を注文すると、日高さん自ら、丁寧な所作でお茶を淹れてくださいます。
時間もきっちり計って、丁寧に淹れられた一煎目。
量が少なくて驚きましたが、飲んでみると…
これは……!すごい!!
しっかりと旨味が感じられて、まるでだしを飲んでいるかのよう!
日本茶の香りの良さや甘みに感動したことはありますが、こんなにも旨味が感じられるお茶を飲んだのは初めて!これまでの日本茶の概念がくつがえされるほどの衝撃を受けました!
二煎目は濃い緑色になり、深みや甘みも感じられ、味の変化が楽しめます。
三煎目以降は、徐々に渋みや苦味も出て、お八つとの相性もぴったり。
あとは自分のペースでお茶を淹れて楽しむことができ、お湯のおかわりも自由。お湯は鉄瓶で提供されるので、鉄分の補給もでき、体もじわっとあたたまっていくのが嬉しいところです。
絶品お八つに感動の嵐!
お茶と一緒に楽しみたいお八つは、十品の紫(税込2,200円)と、五品の藍(1,430円)、三品の朱(880円)があります。
こちらが五品の藍。どれも宝石のように上品で美しく、手をつけるのがもったいないくらいですが、早速いただいてみることに…
いちご大福は、薄く柔らかい求肥と、手作りの白餡が優しい味で、とろけるようなおいしさ!
大福の中にいちごが入っているというよりも、求肥と白餡がいちごを包み、おいしさを際立たせている印象で、今まで食べたいちご大福のナンバーワン確定!
宮崎県産の金柑を、じっくり丁寧に煮込んだ甘露煮も、種まで柔らかくて絶品!
お店で炒ったほうじ茶を使ったプリンは、甘さ控えめで、ほうじ茶の香りをしっかりと感じられます。途中で黒蜜をかけて、味の変化を楽しめるのも魅力です。
こちらは、手作りのあんこと、ゆずピールやいちじくが入ったチーズの最中。
まずば、小高く盛られた優しい甘さのあんこと、香りや食感も楽しめるチーズを堪能し、半分ほど食べたら、合わせて食べるのがおすすめとのこと。
最中を合わせると、愛らしい梅の花に…。あんことチーズの相性も素晴らしく、おいしくいただけました。
塩味が上品なカブのお漬物もアクセントになり、旬を感じられるお八つは、どれも絶品で、感動の嵐でした!
食へのこだわり
すべてのお八つを一から手作りされている日高さん、「とにかく食べることが大好きで、自分がおいしいと思うものを、皆様に食べていただきたい」と話されます。お店で使われているものは、食材から器にいたるまで、すべて自分の目で見て、触れて、納得のいくものをそろえられているそうです。
あんこも毎朝作られていて、その日の気温によって、寒い日は甘さを強くするなど、味も調整されているとのこと。お客様への愛と、味への追究心に、頭が下がります。
おいしいお茶とお八つをゆっくり堪能すると、幸せで優しい気持ちになり、家庭でも、暮らしの中のひと手間を大事にしていきたい、と改めて思えた時間になりました。
※お八つは季節によって変わります。数に限りがあるため、予約がおすすめです。紫のコースは予約制で、10セット限定になります。
茶寮 ほりかわ
営業時間 | 10:00~16:00 営業日は、こちらのホームページからご確認ください。 |
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駐車場 | 5台 |
電話番号 | 096-321-6362 |
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
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