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【西区】どどどぉん!苔むした仁王像と木々に圧倒される神秘な空間~金峰山神社仁王像~

ライター:ひらの ひらの
キーワード:

金峰山神社仁王像というものを知っていますか?

今回は山登りをせずに車で行ってみました。山を守るその姿と雰囲気に圧倒されましたので、その様子をお伝えします。


場所は熊本市西区河内町岳

全く歩く事なく行けましたが、道路はとても狭く、

このような感じで、心臓バクバクで進みます。普通車は無理ですし、前から車が来てしまうとアウト!です。どちらかが引き返さなければいけません。

有名なラブパーキングから峠の茶屋を過ぎ、マップに従って進みます。その距離は時間的には車で10分ほどですが、安全に行きたいという方は、狭い道に入る手前で広めの路肩はありますので、車を停めてから歩いた方がよろしいかと思います。

無事に到着。お昼過ぎ、さっきまでカフェでランチをしていた風景をごっそり忘れてしまう程の自然大きさと古さの独特な雰囲気。

見上げれば、心がどどどぉっとこの風景に飲み込まれてしまいます。

木々はどこまでも高く伸びているよう。汗ばむほどに天気の良い日でしたが、陽の光はここへはわずかにしか届かず、その閉鎖された感じに胸がどきどきとします。

鳥居の前に軽自動が二台ほど置けます。先客の車が一台止まっており、人は見当たりませんでしたので、ここから登山されたかと思います。

誰がなんの為に

鳥居の数メートル先に仁王像。

日本では寺院の入口の門の左右に仁王像が立っている仁王門をしばしば見かける。像容は上半身裸形で、筋骨隆々とし、阿形像は怒りの表情を顕わにし、吽形像は怒りを内に秘めた表情に表すものが多い。こうした造形は、寺院内に仏敵が入り込むことを防ぐ守護神としての性格を表している。

Wikipediaより

怒りを内に秘めた表情というよりも、

「はーい、こんにちはー。」と今にも言い出しそうな丸っこいフォルム。

苔で緑ぽくなった姿は、山と一体化しているようでした。

後ろからの撮影。横断幕には「火の用心」と書いてあります。タバコのポイ捨てなどくれぐれもなさいませんようお願い致します。

鳥の鳴き声しかしない場所での、素晴らしい眺め。自分たちの小ささを感じ、自然にお邪魔しているちっぽけな存在だという事を痛感します。熊本県民にもあまり知られていないスポットのようです。

その先の登山道はこのような道です。もし登られる際は服装も靴もしっかりと装備しなければいけません。夏になると虫などかなり多くなると思いますのでくれぐれもお気を付けください。

案内板には

1889 年(天保10年)に島崎地区が守護神として金峰神社に寄贈したとしており、今も地域が共同管理する神社が所有権を持つ と書いてありました。神社とは900m離れた所にある金峰山神社のことかと思われます。

また来ますね、と振り返ると、真っ直ぐとした木々に埋もれるように、二つの顔が。この日は道に木も倒れておらず、とてもきれいな状態で見られましたが、雨風の日の後などは、たどり着けるかすら不明です。

辿り着けた達成感こそが、パワースポットに行った!!と感じるものだと思いました。行かれる方はどうぞお気を付けて!!

まとめ

Googleマップにはストリートビューもあるので車で行けない訳ではありませんが、離合等は出来ず、木が倒れている事があるので要注意です。普通車はNG。

虫などがとても多いので、長袖、長ズボン、帽子が必要です。

金峰山神社仁王像

住所

熊本市西区河内町岳

駐車場

軽自動車二台程

※記事中の情報は取材時点のものです。内容等変更になっている場合がございます。

ライター紹介

ひらの

ひらの

本が好き、映画が好き、作る事が好き、でライターに辿り着きました。 熊本県以外に住んだことがない、肥後純血種。 気分転換で水源や史跡を見に行くのが大好きです。

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