2月末から図書館が休館し、はや1ヶ月半…。毎晩、子どもが寝る前に、図書館から借りた絵本を数冊読み聞かせしていたのですが、もう家にある絵本も読み飽きてしまいました。かといって、毎月新しく絵本を買えるほど裕福でもないし、家の収納場所にも限界があります。

そんな時にありがたいのが、休館中でも本が借りられる、熊本県立図書館の予約貸出サービス。

新型コロナウイルスの影響で、自宅待機を実施している会社も多く、本の需要がますます高まっている中、こちらのサービスを試してみました！

※緊急事態宣言が出されたことをうけ、今後は休止となる可能性もあるそうですが4月17日現在は今まで通り利用可能とのことです。

予約はネットや電話・FAX・メールとなんでもOK！

熊本県立図書館は、現在、臨時休館中ではありますが、休館中の間のみ、予約貸出サービスが行われています。こちらは、熊本県立図書館の資料や図書、雑誌などが10冊まで借りられるという、ありがたい取り組みです。しかも、貸出期間は1ヶ月(臨時休館中のみの措置・通常は2週間)となっているので、1ヶ月間借りておくことができます。

※貸出には、熊本県立図書館の貸出カードが必要となりますので、お持ちでない方は、こちらのお知らせの3番を参考に、郵送にてご依頼ください。

予約は、インターネットや電話・FAX・メールとなんでもOKですが、今回はネット予約に挑戦してみました！

ネット予約は、こちらの熊本県立図書館トップページの、マイライブラリから予約することができます。

借りたい本を検索して、その本をクリックし、下の「予約かごへ」のボタンを押していきます。最後にまとめて「予約する」で確定させれば、予約ができます。

貸出の多い資料のランキングもあるので、そこから選ぶこともできます。

夜0時までに予約すれば、翌日には図書館から本の準備ができた旨の連絡が入るというスピードの速さです。

実際に本を受け取りに行ってみた

予約した翌日、早速本を受け取りに行ってきました！

駐車場は、熊本市立体育館の駐車場にとめられます。入口で警備員さんに用件を確認されますが、図書館の貸出サービス利用と伝えればOK！

体育館の裏をぐるっとまわり、図書館に近いこの木々の下あたりに駐車するのがおすすめです。

駐車場を抜けて左に歩いて行くと、県立図書館が見えます。

本の受け取りが可能な「特別窓口」は、正面玄関から貼り紙で案内があるので、その方向に進んでいけばたどり着けます。

駐輪場の裏手に特別窓口があり、こちらでカードを提示するだけで、予約した本を受け取ることができます。

子ども用の絵本7冊と、自分用の本3冊をスムーズに受け取ることができました！

ちなみに返却は、図書館に設置されている返却ポストに入れておけば大丈夫です。

こちらの特別窓口は、従来、9:30～17:00の受け取りとなっていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月18日から時間短縮され、12:00～16:00の平日のみとなります。土日と、定期休館日である火曜日・最終金曜日はお休みになりますので、ご注意ください。

利用者も多いありがたいサービス

予約貸出サービスについて、担当者にお話をうかがったところ、3月13日に、図書館の休館が延長されることが決まった時に、「このまま何もしないでいるわけにはいかない」と職員さんの方から提案があり、他県の事例を参考に、3月19日からこのサービスを始めることにされたそうです。

コロナウイルスの対策には気を遣っていらっしゃるそうで、来館者向けの消毒液に加え、本も返却時と貸出前に、1冊ずつ丁寧に拭き上げ、除菌されています。

待機する人は白線の後ろで待つようになっているので、人とむやみに接近する恐れもありません。

1日30～70件の利用があるそうで、この予約貸出サービスを目的に、県立図書館のカードを発行される方も多いとか。

熊本市立図書館でも、電子図書館のサービスなどがありますが、「絵本の読み聞かせをしたい」、「本は紙で読みたい」という私のようなタイプには、休館中でもが実際に本が借りられるのは、ありがたい限り！

皆様も、おうち時間を有意義に過ごすために、熊本県立図書館の予約貸出サービスを利用されてみてはいかがでしょうか。

熊本県立図書館