*
とじる
*
とじる
*
とじる

所持金3,000円で何ができる!?南阿蘇鉄道旅を敢行しました

ライター:ムトー ムトー
PR

いや~~~そろそろ来ちゃいますね!

春!!!

どこかしらお出かけがしたくなる季節ですが、どこの観光地もまあまあ金がかかる!

しかも車も多いとなれば、足が遠のいてしまいがち。

どうにか快適に遊べる方法はないかと思い調べたのですが、そんな都合のいい方法はありませんでした。

ないなら勝手につくりゃよくねえか。と賢い私はすぐに悟ったので

所持金3,000円を握りしめ南阿蘇鉄道に飛び乗りました。


3,000円でも1日遊べるのか

まず南阿蘇鉄道の簡単な説明を。

出典 南阿蘇鉄道

南阿蘇鉄道は、スイッチバックでお馴染み立野駅から高森駅までをつなぐ第三セクターとして1985年に誕生した鉄道です。

いわゆる在来線なのですが、昨年いったときにまあ見どころが盛りだくさんで、個人的にもう一度乗りたくなったのです。

南阿蘇鉄道の普通列車がめっちゃ面白いことになっている

あとはサニー号トレインでもお馴染みですね。

ONE PIECE×南阿蘇鉄道 SUNNY-GO TRAIN(サニー号トレイン)に乗ってきた!

その南阿蘇鉄道を移動手段として今回、所持金3,000円でどんだけ遊び倒せるのかをやってみよう!と思い

最初にやってきたのは肥後大津駅。

「いや立野駅からじゃないんかい」と思うでしょう。私もそう思います。

ただ、豊肥線からも行けるんだよ、ということを伝えたくここにはせ参じている次第です。

出典 南阿蘇鉄道

ほら、こんな感じで豊肥本線からの乗り継ぎもスムーズにいくように時刻表も豊肥本線からの案内が出ているので、何ら問題はありません。

肥後大津駅周辺では有名キャラに会える

さて出発時刻よりも早く到着してしまったので、まずはこの肥後大津駅周辺で何か遊べるところはないかとウロウロしたところ

駅構内にありました。

その名も「KUMAMON BASE」

ここはくまモンの秘密基地なんだそう。

ちなみに公式サイトでは

くまモンは仕事が忙しいため、常にいるわけではありませんが、仕事の合間に、こっそり出掛けることがあるかもしれません。

とありましたが、この日も仕事が忙しいのか不在でした。

なお、くまモンの秘密基地ですがもれなくゾロもいます。

くまモンのバイクもありました。

さて、ゾロのグッズを見てたらゾロにも会いたくなったので次はゾロ像に向かいましょう。

方向は、駅を背に左側の線路沿いです。

役場方面に進んで行くイメージです。

この建物を目印に右折。

すると薬局が正面に現れますのでここを左。

横断歩道も直進します。

57号線沿いにあるダイレックスの裏側を歩いている感じですね。

ほい到着!

平日にも関わらず、筋骨隆々なゾロ像の前では多くの方が写真撮影を行っていました。

…が

ポツン

誰もからいもくん像には見向きもせん!

現地で一番光り輝いていたのは間違いなく、からいもくんなのに!

この哀愁もぜひ現地で感じていただければ幸いです。

ちなみに、からいもくんは過去もかわいそうなことになっています。

大津町のゆるキャラ「からいもくん」の悲劇

南阿蘇エリアでは壮大な気持ちになれる

さて、出発時刻がせまってきたので駅まで戻り、電車の旅を始めましょう。

立野駅まで乗り、そこから南阿蘇鉄道へ乗り換えです。

ここから南阿蘇鉄道へ乗り換えです。2番乗り場で待っておきましょう。

ちなみに南阿蘇鉄道では、事前に切符を買うスタイルではなく電車内で整理券を取って降車時に支払います。なお2025年1月から車内クレカタッチ決済ができるようになったので(南鉄区間内[立野↔高森間]のみ、トロッコ列車除く)、それでも支払い可能になりました。便利!

立野駅から乗り、降り立ったのは南阿蘇白川水源駅。

ローがお出迎え

ここからなんと徒歩5分で白川水源に行けるんですよ!知らんかった~

さすが水源近く。田んぼに流れる水ですらこんなにキッラキラ。

駅を背にまっすぐ歩くと、このような看板が出ますのでナビなしでも迷わずに行けるのも高ポイント。

いやほんと早いな!

白川水源まで徒歩圏内で行けるってこれ地味にすごくないですか。シーズン時期なんて「どこに車停めよう」ってウロウロしますからね。その手間が省けるんですよ。

いや~これからは電車一択ばいな。

ふえ~~~~~

キレイだけどさっみい~~~~

ぼんやり歩いていたら、このような案内が出てきました。

水源を守るため100円の協力金をお願いしているとのこと。

そら、こがんキレイな水を守るためなら惜しみなく出しますよ!100円!

だってここには100円以上の価値がありますもん。

寒さなんてどうでもよくなるほど、見惚れる美しさ。

しばし自然の偉大さを満喫したところで、せっかくなので水源近くに何かないかと移動してみることにしました。

なんがあっとやろ~どこさん行こうかな~とさまよっていたところ

おや。

なんかよく分からんけど天孫降臨感があっていいじゃないの。

よし!向かってみよう!どうせ次の電車は2時間後だ!

道すがら「昭和おもいで博物館」を発見。

ここも100円で利用できます。

向かうまでの距離はそこまで遠いって訳でもないんですけどね

登ったり下ったりで結構勾配があるので、向かわれる方は歩きやすい靴を強く勧めます。

なぜなら途中、幾度となく「もうよかろ」「Uターンしよ」という葛藤が襲ってくるからです。

しかしそう思ったときに、現れるのがこの景色。

なんだろう、この妙に感動するこの感覚。

同じ朝日を見るのでも、ロープウェイで向かったか、ちゃんと山を登ってきたのかで違ってみえるような、あの感覚と近しい。

「うおおおおおお!!!山!なんか鳥居も輝いてる!」って想像以上に昂りますので、心が折れそうになってもここはぜひ徒歩で向かうことをおすすめします。

そしてたどり着いた阿蘇大御神足跡石公園の巨石。

周囲をまわると、このような竜神の跡と

女神を見ることができます。

ちなみに正面からは日の加減で日の丸が浮かび上がるようですが

日頃の行いなのか、私にはまったくそれらを感じとることができませんでした。

しかしかなり開けた場所なので、ここで軽めのランチとか気持ちがいいでしょうね。

腹が減ったので高森へ

いい感じで2時間過ごせたものの、すでにお腹はペコペコ。

私の中で「高森は食にハズレなし」という説があるので、高森駅まで向かいましょう。

はい、到着。

高森駅構内では

フランキー像がお出迎えしてくれます。う~んス~~~パ~~~!!!

駅めっちゃキレイ

大事なことなので2回言いますが、私は腹が減っているのです。

「駅をじっくり堪能してる場合じゃねえ!」と向かった先はもちろん

美味しいから揚げでお馴染み、丸福高森店!

から揚げを1,000円分購入し

店の隣の広場でご機嫌にいただきます。

歩き疲れた体にこの塩味が沁みる~~

1個1個がデカいのに、サクサクなのでそりゃあっという間にたいらげてしまいますよね。

大人になって広場でから揚げ食べるってなかなかない経験だったものの、想像以上に癒されました。

また丸福の近くには

「れいざん」でお馴染み山村酒造も。

出典URL https://asotakamori-kanko.com/new/takamori-sakamori/

3月9日まで、町外持ち出しNGな新酒も味わえる「たかもり さかもり」が行われていますよ。電車なんで気にせず飲めるって最高です。

ここでも折り返しの時間まで2時間あったので、駅に戻りここでゆったりとワンピースを読書。

は~~~~めっちゃ満喫!

ちなみにサニー号トレインは2025年3月中旬ごろまで車両の検査中みたいです。

春休みには間に合うかもしれませんね!

結果発表

さて今回使った費用の詳細を発表します!

【交通費】

肥後大津駅~立野駅260円(往復520円)

立野駅~南阿蘇白川水源 460円

南阿蘇白川水源~高森駅 350円

高森駅~立野駅 490円

【レジャー費】

KUMAMON BASE 0円

ゾロ像 0円

白水水源 100円

巨石 0円

丸福のから揚げ1,000円

駅構内(フランキー、ワンピース読書)0円

合計支出 2,920円!!!

大津、南阿蘇、高森と3町村まわったのに3,000円以内に抑えられました!すげえ。

私は予算をほぼ丸福のから揚げにぶち込みましたが、少し量を減らしてその分、白川水源にあったコーヒー飲んでもいいし、大津で銅銭糖食べてもいいし

そこは各個人の好みに合わせると、より充実した旅になりますよ。

オリジナルのまわり方をぜひ見つけてね!

南阿蘇鉄道は次の電車がくるまでに、平均2時間ほど時間を要しますが、駅周辺では徒歩圏内で行ける観光施設が結構多いので、時間があっという間に過ぎていきます。

中松駅で降りれば一心行の桜まで行けますし、新酒まつりも電車だから気にせずいただけますよ。

「わ~行きたいけどなんさま渋滞がね」という方や「せっかく行くなら一ヶ所だけじゃなくて色んなところを回りたい」って方には結構おすすめです。

勝手気ままな一人旅も大津、南阿蘇、高森エリアなら見どころ盛りだくさんなので

ぜひあなたのお気に入りのコースを見つけてみてはいかがでしょうか。

ライター紹介

ムトー

ムトー

肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。

このライターが書いた他の記事

肥後ジャーナルをSNSでフォローする

肥後ジャーナル 編集部のおすすめ記事

所持金3,000円で何ができる!?南阿蘇鉄道旅を敢行しました

PR

2025.02.26

PUBLIC RELATIONS

所持金3,000円で何ができる!?南阿蘇鉄道旅を敢行しました

PR

2025.02.26

肥後ジャーナルをLINE@で友達追加!

右のQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んで、肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

qrコード

ID:@higojournal