コーヒー豆が肥料になる!SDGsに取り組むocami coffeeでいただくコーヒーはフルーティーで美味い!
最近、よくSDGs(持続可能な開発目標)という言葉を耳にします。
今回は美味しいコーヒーを提供するだけでなく「コーヒーかす」を使った肥料で、SDGsに取り組むocami coffee(オオカミコーヒー)に行ってきました。
目次
ピンク色の自動販売機が目印
ocami coffeeは「焼き肉の十八屋」の目の前にある、スペシャルティコーヒーを提供しているカフェ。
2022年3月にオープンしました。
ピンク色の可愛い自動販売機が目印です。
こちらの自動販売機はocami coffeeのオリジナル。
24時間365日いつでも、コーヒー豆やドリップパックコーヒーを購入できます。
コーヒーの香りが漂うエスプレッソマシーンの横でコーヒーを注文
店内は、向かい合って座れるおしゃれなテーブル席が4席。
オーナーやスタッフの方がコーヒーを淹れるのを間近で見られるカウンター席も用意されています。
カウンター近くにあるエスプレッソマシーンから、コーヒーの良い香りがしていました。
喉も乾いたので、早速注文しましょう。
ocami coffeeではレジ前にメニューが用意されおり、会計後に出来立てのコーヒーを受取ります。
ドリンクメニューだけでなく、美味しそうなトーストも販売しています。
オーナーの杉浦さんにおすすめをお尋ねしたところ、アイスコーヒー(ブラック)をすすめられたので、早速注文。
商品が出来上がるまで、店頭販売している商品を見てみましょう。
コーヒー豆のパックを陳列しているコーナーでは、コーヒー初心者でも美味しいコーヒーが飲めるよう、淹れ方や保存方法を事細かに記載したマニュアルが用意されています。
コーヒー豆の他にも、ドリッパーや豆挽き用のミル、ドリップパックが販売されていました。
オーナーおすすめのアイスコーヒーをいただく
おしゃれな店内をウロウロしていたら、注文していたアイスコーヒーが出来上がりました。
オオカミのロゴマークシールの貼られたカップが可愛い。環境に配慮した紙製のストローもおしゃれです。
ocami coffeeのアイスコーヒーはフルーティーな酸味が特徴で、後味はスッキリ爽やか。
コーヒー独特の苦みが少なく、紅茶のような味わいのコーヒーでした。
オーナーにお話しを聞いたところ、ocami coffeeのアイスコーヒーに使っているコーヒー豆はワインと同じ発酵方法を採用しているとのこと。
フルーティーな酸味はこの発酵方法によって作られたものだそうです。
ocami coffeeを訪れたのは、ちょうど台風13号が来る前。
残暑厳しい日に飲んだ爽やかなアイスコーヒーは、火照った身体に浸みわたりました。
「コーヒーかす」を無駄にしない!SDGsにも取り組むocami coffee
フルーティーなアイスコーヒーを堪能し、お土産を購入しようと店内をもう一度ウロウロしていると気になる商品を発見!
こちらコーヒーではなく、コーヒーを淹れた後に出る「コーヒーかす」を使って作られたオリジナルの肥料!
コーヒーかすを使った肥料作りは、ocami coffeeの親会社である福岡県のmanu coffee(マヌコーヒー)がはじめました。
試行錯誤を繰り返しながら作られた肥料で、manu coffeeは地元企業とタッグを組み、地域活性化のため荒れていた畑を生き返らせて、野菜作りをする取り組みも行っています。
ocami coffeeもこの取り組みに参加しており、コーヒーかすを定期的に「金澤バイオ研究所」に提供しています。
コーヒーかすで作った肥料から美味しい野菜が作れることが実証されつつあり、現在では肥料を使って、コーヒー豆の木を栽培する実験を行っているとのことです。
近い将来、コーヒーかすの肥料を使って育てられたコーヒーをocami coffeeで楽しめる日がくるかもしれません。
そんな素敵な循環が起こる未来を想像しながら、ocami coffeeで至福の一杯を堪能してみてはいかがでしょうか。
ocami coffee
住所 | 熊本市中央区坪井5-1-49 |
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駐車場 | あり(店舗裏に4台分) |
インスタグラム | |
営業時間 | 10:00〜20:00 (月、火、金、土、日) |
ライター紹介
肥後ジャーナルライター
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