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【西区】車から降りたらすぐに見られる絶景、美しい「鼓ケ滝(つづみがたき)」に行ってきました!

ライター:ひらの ひらの
キーワード:

美しい風景を見るには、山を登ったり階段を上がったりしなければいけない、がお決まりかと思っていましたが、さすが熊本!

車から降りて数秒で見られる絶景スポットがありました!その様子をお伝えします。


場所は熊本市西区河内町野出

場所も分かりやすい所にあります。上熊本から本妙寺方面に入り、県道1号熊本玉名線をずーっと道なりに進みます。

何かと話題のラブパーキングでサボりは可能なのか検証してみました。 | 肥後ジャーナル – 熊本の今をお届けするメディアサイト (higojournal.com)

ラブパーキングが健在だーと、眺めながら通りすぎます。

山々が濃くなってきて、

ものすごい段々畑の層。初夏が近づいてきたからでしょうか、くっきりとしたその景色に圧倒されます。どれだけこの畑を作る事が大変だったでしょうか。守りたい風景です。

車から降りて、数秒で見る事が出来る滝

優峰園フルーツランドを過ぎ、熊本市消防局 西消防署 河内出張所を過ぎたら、すぐです。

この橋が目印です。ここから少しカーブになっているので減速して滝に備えましょう。

こちら、路肩に一台車を停める場所があるので、交通の邪魔にならないように停めるとよいかと思います。車から出て横断するときはくれぐれも注意してください。

鼓ケ滝(つづみがたき)看板があります。もうすでにざざざと力強い音が聞こえております。

美しい!道から下を覗き込んだ風景です。上から見る滝ですが、しぶきなのかマイナスイオンなのか、勢いに乗ってとてもひんやりとした気持ちの良いものが全身に降りかかり、時間を忘れて眺めました。

2つに分かれた滝が、美しい姿で現れます。清少納言の父である清原 元輔(きよはら の もとすけ)はこの鼓ケ滝を見て「音に聞く鼓の滝を打ち見れば山川の鳴るにありける」と和歌を詠んでいるそうです。

清原 元輔は生誕、延喜8年(908年)。そんなに遥か昔の人が歌を詠む頃から、この鼓ケ滝は変わらず落ち続けているという事に気が遠くなる想いです。止まる事なく流れゆく水の事を考えると、宇宙の事を想うくらいに、この果てしない気持ちをどこに置いていいのかわからなくなります。

触れることは出来ませんが

滝はものすごく近くで見れますが触れることは出来ません。しかし、

橋の下の方に

降りてゆくところがあり、

滝の始まりのすぐ近くにふれることは出来ます。そのまま川の中に入れるようになっております。小さなお子様にはくれぐれもお気を付けてください。

私は和歌は詠めませんが、この風景をしっかりと胸に残すことは出来ます。

熊本市内中心部からおよそ車で20分。思い切って海外などに行かなくても、お金を掛けなくても、想いさえあれば、意外と近くに絶景はあり、出会う事が出来ます。狭い道などはありませんが、くれぐれも運転にはお気を付けてくださいませ。

すぐ近くに

【熊本市西区河内町】水の力で私の心も動かして~河内町 だいら水車~ | 肥後ジャーナル – 熊本の今をお届けするメディアサイト (higojournal.com)

以前記事にしただいら水車があります。ぜひご一緒にどうぞ。

鼓ケ滝

住所

熊本市西区河内町野出

駐車場

なし

ライター紹介

ひらの

ひらの

本が好き、映画が好き、作る事が好き、でライターに辿り着きました。 熊本県以外に住んだことがない、肥後純血種。 気分転換で水源や史跡を見に行くのが大好きです。

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