*
とじる
*
とじる
*
とじる

新町に3月オープン 原始焼きでじっくり焼いた魚とお肉が楽しめる居酒屋「うり坊」

ライター:山田 山田
キーワード:

3月15日、中央区新町に原始焼き居酒屋「うり坊」がオープン。串に刺した魚やお肉を炭火の周りに立てて、じっくり焼いた「原始焼き」。カウンター越しに焼かれる様子は見ているだけで楽しめ、焼きあがった料理もギュッと旨味が凝縮されています。炭火の香りとともに美味しい料理とお酒が楽しめる居酒屋です。


炭火の周りに素材を立ててじっくり焼き上げる「原始焼き」

中央区新町、第一高校の裏側にある古城堀端公園にほど近い場所に今年3月15日にオープンした原始焼き居酒屋「うり坊」。以前、「ダイニング友田」があった場所です。

原始焼きなんてあまり聞き慣れなませんが、響きからして美味しそう。

早速、入店して原始焼きを頼んでみました!

カウンターの前にあるガラス張りの一角。そこには積み上げられた炭が燃えていました!この周りで魚や肉を焼いてくれるそう。

せっかくなので、中に入れてもらいましたが、熱気がすごい!直接火に当てるのではなく、ちょっと距離を開けてじわじわと焼くことで、無駄な油や水分が抜け、外はカリッと、中はふわふわに焼き上がるそうです。

ということで、まずは店長おすすめののどぐろ!生ののどぐろに塩で味を付け、ワイルドに串を差し、そのまま突き刺して焼き上げます!とても原始的ですが、意外とこういう焼き方ってしたことないですよね。私達のご先祖さまも大昔にはこんな風に食べ物を焼いて食べていたのでしょうか。

のどぐろは料亭や割烹で提供されることの多い超高級魚ですが、原価割ってるんじゃないのかと疑うほどお手頃なお値段でした。

もちろん、もっとお手頃な原始焼きメニューもあり、その他にも、お肉や野菜も焼いてもらいま

した。原始焼きメニューは日替わりで旬のものを選んでいるそう。1本辺り500円から2000円台まで、素材によってさまざま。仕入れによっては珍しい魚やお肉が並ぶこともあるそうです。

魚は「普段、自宅ではなかなか食べないような魚を食べてほしい」という店長・後藤さんのチョイスで選ばれています。カンパチのカマなどもここに立てて焼くそうで、見応えもありそう!

お肉も安価な串焼きから、こだわりの骨付き鶏までさまざま。ポトポト油が落ちていく様子に食指が動きます。

焼き加減に応じて差し替えて火加減を調節しながら、じわじわ焼くため、注文してから焼き上がるまで、20分~30分ほどかかるそうですが、その間には居酒屋メニューも楽しめます!

炭火だけじゃない!藁(わら)で一気に焼き上げる「藁焼き」

炭火でじっくり焼く原始焼きも大迫力なのですが、ぜひ見ていただきたいのが「藁(わら)焼き」です!

藁は一気に燃えるため、原始焼きがゆっくりじっくり焼き上げるのに対して、藁焼きでは一瞬で焼き上がります。

燃え上がる日の中に、串に刺した素材を突っ込んで焼きます!藁を少しずつ足して火力を維持しながら火を通していくのです。原始焼きに負けじと大迫力!

藁焼きのメニューも日替わりで、この日はサバ。

藁を燃やした炎で焼くことで、煙でしっかり燻され香りが付くのだとか。

もっと見ていたかったのですが、あっという間に焼けてしまいました。わかります?このプリプリ感。油の乗ったサバは、藁焼きで一気に焼いたほうが美味しいそうです。

魚もお肉もふわふわに!香ばしい風味に焼き上がり!

そして、ついに焼き上がった原始焼きが運ばれてきました……。

こんがり焼き上がって出てきたのは、のどぐろの原始焼き。

大胆に串に差して、塩で味付けしただけですが、表面はカリカリ、中はふわふわに焼き上がっています。

そして、なにより魚の味がめちゃくちゃ濃く感じられます。箸でつつくと崩れてしまいそうなくらい柔らかいんです。

それこそが原始焼きの特徴で、位置を調節しながら火加減を調整する昔ながら……というか、原始的な焼き方をすることで、この触感と味わいになるそう。昔ながらの知恵!

こちらは、カツオの藁焼き!炭火で焼いた原始焼きも良いですが、藁を燃やして起こした火で焼いているため、とても良い薫香が染み付いています。口に含むと香ばしい風味が広がります。

そのまま食べても美味しいですし、薬味をたっぷり乗せて食べると風味がさらに増します!

豚バラも表面はカリカリながらも柔らかく、味わいも濃厚です!焼き鳥屋さんで食べるのと全然違い、驚きました。

太い串に刺さっているので、ワイルドにかぶりつくのも有り!食べにくいときはお店の方に伝えると串から外して食べやすくしてくれます!

骨付き鶏もぷりぷり!こちらは食べやすくカットされて出てきます!

香ばしさとジューシーさが一緒に味わえ、ご飯もお酒も進みます!

居酒屋メニューも豊富!ファミリーでも楽しめます!

原始焼きが焼き上がる間、居酒屋メニューも楽しめます!カウンターには、原始焼き用のスペースだけでなく、鮮魚用のショーケースもあり、新鮮なお魚がずらり。

もちろん、原始焼きもしますが、お刺身にしても美味しいんです!

住宅街にあるので、街中で飲むよりお手頃で、家族連れも多いそう。分煙なので、お子さん連れでの利用にもぴったり。お子さん限定のメニューもありますよ!

お座敷も広々としているので、団体での利用もOK!焼いているところは見えませんが、運ばれてきた料理にみんなで大騒ぎできます。

これぞ焼き物の原点にして頂点!味わい深い原始焼きを堪能しよう!

昔ながらの雰囲気の新町に新しく生まれた「うり坊」。珍しい原始焼きに舌鼓みを打ちながら、美味しいお酒を楽しめます。

ちなみに、お店の名前は「うり坊」ですが、イノシシは食べられないそうです。

見てるだけでも楽しい、食べると美味しい原始焼きはおすすめですよ!

原始焼き居酒屋 うり坊

住所

〒860-0004 熊本県中央区新町1丁目2−12 クイーンズビル1F

営業時間

16:00~24:00

電話番号 096-223-5651

ライター紹介

山田

山田

肥後ジャーナル編集部の大きい人。前職は地域経済誌記者やマーケティングのディレクター。将来の夢はヒモになること。 特技は誤字脱字。朝起きるのが苦手です。

このライターが書いた他の記事

大津町にオープンした「肉酒場おんのや」で脂の旨味を感じる焼肉とこだわりの美酒を大満喫!

2023.07.09

くまモンの秘密基地!?3月19日「KUMAMON BASE」が肥後大津駅ビジターセンターにオープン

2023.03.18

スコップ1本でどれだけ深い穴が掘れるのか!川尻の「穴掘り大会」に出場してきた

2023.03.07

肥後ジャーナルをSNSでフォローする

肥後ジャーナル 編集部のおすすめ記事

PUBLIC RELATIONS

肥後ジャーナルをLINE@で友達追加!

右のQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んで、肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

qrコード

ID:@higojournal