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いきなりだんごのおいしいお店は熊本市内だけでもたくさんあるけれど、並木坂近くにまたひとつ名店を見つけました。

「大福堂」のいきなりだんご、絶品です!


大福堂ってどんなお店?

場所は熊本市中央区上林町。並木坂からアークホテル側に入ったところです。
以前肥後ジャーナルでおじゃました佐世保バーガーのお店「Sasebo C&B Burgers」のある角を曲がってください。

まず店構えがステキ。表に分かりやすい看板はないけれど、これが大福堂です。現在は3代目が営むという老舗です。

くまモンのイラストが描かれた「いきなり団子」のノボリを目印にしましょう。

屋号はお店の中に掲げられていました。

店先には、いきなりだんごなどのお菓子を蒸すための蒸し器もあります。

冷蔵のショーケースにはいろんなお菓子が並んでいました。

「大福堂」というお名前だけど、大福だけじゃないラインナップです。どれも100円前後のお手頃価格!

クッキーやサブレなどの焼き菓子も。リボンがレトロ。

街中ゆえ駐車場はないので、近隣のコインパーキングを利用しましょう。

いきなりだんごが絶品

大福堂の名物は、いきなりだんご(税込90円)。安いです。「オイシイヨ!!」って書いてあるのがかわいい。

お昼前におじゃましたのに、いきなりだんごは何と残り1個。
聞くと「さっき一気に10個売れたけん」とのこと。この時点で、もう絶対おいしいの確定です。

ほんのりあたたかいので、そのままいただいてみました。

割ってみると、想像以上に存在感あるイモ。ふっくらと柔らかくて、絶妙な水分量です。なめらかさの中にある、絶妙なもっさり感。

しっとりした小豆あんとのバランスもいい感じ。あんは甘さ控えめで、イモの自然な甘みを感じられます。

厚すぎず薄すぎず、べっとりしない質感の皮。

上品な味わいだけど、いきなりだんごらしい素朴さもちゃんとあります。これは確かに、10個買いしたくなるかも!

お昼前にラスイチになるのもうなずけるおいしさでした。イモイモしいタイプのいきなりだんごが好きな人には特におすすめです。

他のお菓子たちは

いきなりだんご、カステラ万十、豆大福、マドレーヌ、ビスケット万十、つぶあん入りゴマのせビスケット万十の計6個を買って610円。

ひとつ90円から110円とリーズナブルでした。どれもどこか懐かしさのある、昔ながらのお菓子ばかり。

凱旋門のイラストが入ったマドレーヌが、特にレトロなかわいさです。ちょっとした手土産に持っていきたい。

ビスケット万十は本当にビスケットみたいな見た目。どっちかって言うとネイルにピントが合っていてすみません。

味にビスケット感は特にないけれど、白あんのおいしいおまんじゅうでした!

まとめ

ひそかなファンも多い、大福堂のいきなりだんご。100円玉を握りしめて買いに行きたくなる名品です。

肥後ジャーナルに掲載したいとお願いしたところ「そんな大したお菓子じゃないとよー」と謙遜しておられたおかみさんも、とってもキュートでした。

お昼過ぎには売り切れていることもあるので、お早めにどうぞ!

大福堂

所在地

熊本県熊本市中央区上林町1−36

営業時間

9:00〜19:00頃(売り切れ次第閉店)

定休日

日曜日

電話番号 096–359–0781

ライター紹介

羽田さえ

羽田さえ

県外出身、1970年代生まれのライター。専門分野は旅行関係。巨木、仏像、おいしいもの、レトロなもの、じわじわくるB級系などが好きです。うっかり熊本市から北海道に引っ越しましたが引き続きよろしくお願いいたします。

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