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謎の怪しいお店を見つけたので入ってみると”鉄”のお店だった 御領の裏道にある「IRONS」

ライター:山田 山田
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東区御領、国道57号から脇道に逸れて住宅街を走っていると何のお店なのか分からない怪しいお店を発見しました。重々しい扉に、覗き込むと何やら怪しいオブジェ、カフェっぽいけどなんか違う。そんなお店「IRONS(アイアンズ)」に入って聞いてみると「鉄のお店です」と謎の答えが返ってきました。


住宅街の中に謎の店

東区御領で国道57号、東バイパスの一本裏道を通っていると怪しいお店を見つけました。ちょうどアウトレットエックスの裏くらい。

めっちゃ重々しい扉に、

外壁には謎の紳士。

どうやら「IRONS」というお店であるそうですが、何のお店かは不明。わからないことは聞く。取材!ということで

この一瞬、開けるのを躊躇するドアノブに手をかけ、店内へ……。いや、これ、握るの…?

「何のお店ですか?」「鉄のお店です」

中に入ると、カウンターがあったので、「カフェ?」と思いましたが、違うそう。

「何のお店なんですか?」と聞くと

「鉄のお店です」

と。何だよ、鉄のお店って!いや、たしかにお店の名前も「IRONS(アイアンズ=鉄)」だけどもさ!

話を聞くと、鉄で作ったあれやこれやを展示しているそうで、オブジェから家の素材までさまざま。扱う商品の共通点は「鉄」のみ。だから「鉄のお店としか言いようが…」とお店のかたも。

ちなみにこれは靴。変形しないし重いしで履けたものでは無いですが、実際にオブジェとして購入される方もいるそうです。

これは手提げのバッグ。もちろん、鉄なので重いし形は変わらないのでバッグとしての実用性は皆無ですが、レジ袋有料の昨今、マイバッグとしてどうでしょうか。

雑誌立てやドライフラワーを飾るのに使う方がいるそうです。

こっちもバッグですが、こっちは上部が開閉できるのでポストとして使用されている方がいるそうです。昔の郵便バッグみたいな感じ。

せっかくなので他にも見せてもらった

他にも美術館かよってレベルでさまざまな鉄のあれこれが展示してあります。

さっきのカウンターも裏から上に登れるそうなので早速登ってみました。

ちなみにこの階段付きカウンターも自社製品。カンカンカン、と心地いい音を立てながら登っていきます。

赤ちゃんです。取り上げられたばかりですが、冷たい身体。表情も生々しく今にも動き出しそう。

ちなみに、この赤ちゃん、

取り外せます。手だけ残ってしまいました。なんか夢に出そうですね。

製作者である社長の手相を忠実に再現しているそうです。

こちらは不動明王。お寺に展示していたそうです。

鉄で作っているだけあって、迫力がやばい。

でっかい龍もいました。

こんなんまで、鉄で作るなんていったい…。

謎のお店は鉄のお店でした

ということで、謎のお店「IRONS」はその名の通り鉄のお店でした。時計やイスなど店内のなんかも手造り。

オープン当初はカフェとしても営業していましたが、現在は展示のみ。

八代にある三島鉄工という会社が運営していて、すべて社長がひとりで作っているそう。店内のオブジェ以外にもオーダーメイドで鉄製オブジェなどの制作をしているそうです。

眺めているだけでもちょっと美術館気分になれる不思議なお店でした。

IRONS(アイアンズ)

住所

〒861-8035 熊本県熊本市東区御領1丁目1−98

営業時間

不定(お問い合わせください)

ホームページ

http://irons-gallery.com/

電話番号 0963853233

ライター紹介

山田

山田

肥後ジャーナル編集部の大きい人。前職は地域経済誌記者やマーケティングのディレクター。将来の夢はヒモになること。 特技は誤字脱字。朝起きるのが苦手です。

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