5月といえば鯉のぼり。最近ではたくさんの鯉のぼりが空を泳ぐ姿なんて、あんまり見なくなりましたよね。そんな中、益城町で大量の鯉のぼりがクレーン車に繋がれて泳いでいるとの話を聞いて、現地まで見に行ってきました!
益城町でクレーン車に繋がれた鯉のぼり
「益城町でクレーンに繋がれた鯉のぼりが泳いでいる」という目撃情報とともに送られてきた1枚の写真。
まちなかでこんな数の鯉のぼりが泳いでいる姿はたしかに珍しいし、聞いたことがない。ということで、早速現地に足を運んでみました。
同じ場所に来てみましたが、奥にクレーン車が見えます。とりあえず、あれだと思うので、行ってみることにしました。
何台もクレーン車が並んでいる会社。「重建」という会社らしいです。
左側のクレーンが伸びているクレーン車が鯉のぼりのついていたものだと思うのですが、今はなにもついていません…。
まだ4月。撤去されるには早いと思い、中に入って聞いてみると「あ、それうちです!!雨が降りそうだから外してます」とのこと。
確かに、今にも雨が降りそうな曇り空。朝は少し晴れていたので取り付けていたそうタイミング悪い…。
急遽、鯉のぼりをつけてもらえることに
ですが、取材したい旨を伝えると「肥後ジャーナルさん!!!読んでます!!!ファンシードールと桃劇場の記事が好きです!!」と大喜びしていただき、急遽取り付けていただけることになりました。マジ感謝。書いててよかった下ネタ記事。
クレーンに吊るしたワイヤーに1つずつ鯉のぼりを付けていきます。
クレーンで少しずつワイヤーを引っ張り上げながら、手作業で取り付けていました。なんか私のために申し訳ない。その数31匹。
社長が「地域のためになにかしたい」とコロナ禍で楽しみが少ない地域の子供達のために考えついたそう。知り合いから押入れの奥で眠っていた鯉のぼりを提供してもらったり、借りてきたりして集めたそうで、4月24日から始めたそうです。
クレーンの高さは約65m。そんな高さから泳ぐ鯉のぼりは圧巻。天気が曇りなのがもったいない…と思っていたら、晴れた日の写真を提供してくださいました。
青空を泳ぐたくさんの鯉のぼり。すげーーーーーかっこいい。
圧巻です。
地域の子供達も見学に来たそうです。
こういう文化や伝統ってしっかり子どもたちにも伝えたいですよね。クレーン車にも大喜びだったそうですよ。
5月5日まで自由に入ってみてOK
この鯉のぼりは、重建のみなさんが毎日上げています。働く男たちの粋な行動がなんかかっこいいですよね!
晴れた日には朝9時ごろ~夕方ごろまであげているそうです。5月5日まで晴れた日には毎日やりたいそうです。天気予報では生憎の天気が続きますが、1日でも多くあげたいそう。
また、鯉のぼりが集まれば来年以降も続けたいと考えているとのことですので、家に不要な鯉のぼりが眠っている方はぜひ提供してあげてください!!
近くで見たいときは駐車場に入って空いてるところにとめて良いそうなので、鯉のぼりが見えたらぜひ立ち寄ってくくださいね!
株式会社 重建 益城営業所
住所 | 熊本県上益城郡益城町広崎1624-1 |
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電話番号 | 096-288-9977 |
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