この記事はネッツくまもとの提供でお送りします。 |
こんにちは。
先日、外出先で子どもが糸電話を取り出して遊び始めた時、あまりの昭和感に店員さんとともに度肝を抜かれた中城です。(出先でYoutubeやゲームが主流の時代に、まさかの糸電話って…! )
さて愛車が突然動かなくなって、初JAF記念日となった前回。
な~んだ、キーレスの電池切れかいな?!
と、拍子抜けしたとともに愛車の復活を喜んだのも束の間。
クルマの警告灯が一気に点滅!
一体どうしたらいいの?
クルマの警告灯が一気に点滅
ある日、エンジンをかけたところなんと車の警告灯が一気に点滅するではありませんか。
バッテリーらしきマークやら(プラスとマイナスのマークがあるからなんとなくわかる)、
オイルらしきランプやら(アラジン出てきそうやからなんとなくわかる)、
もう一個はほんとによくわからないマークなど、ありとあらゆるマークが私に警告を出して来ているけれど、なにがなにをどういう意味で警告されているのか、さっぱりわからないです。
ネットで検索したいけど、そもそもこのマークの名称が分からん…
だいたいこれ(警告灯)っていつ習うん?!
ネットで散々探してもよくわからない。テンパった挙句、「熊本 自動車」で検索して出てきた自動車学校に電話で尋ねてみました。
職員さんによると
教習の最初の説明でチラッとお話するんですよ。警告灯はね~故障した時じゃないとなかなか見ない場所ですもんね~。車の名称は取扱説明書に全部書いてますから、それを読んだ方が早いです
こちとら取扱い説明書の類は一切読まないですよ!
なんてことは言いません。
不審すぎる電話に時間を割いてくださったんですから。
しかし、いつまでもテンパっている場合ではありません。
慌てて、前回お世話になったクルマ屋さんに持ち込んで修理をお願いしてみました。
すると、なにをどうされたかはわからないけれど、警告灯の点滅は消えて
これでしばらくは乗れますよ
とのことで、とりあえずは安心。
「しばらく」って案外早かった
ホッとしたものの、数日後にエンジンをかけると
またしても異音がなるでは無いですか!
「しばらく乗れる」の“しばらく”って案外早いんですね…
と、朝からヤンキーばりにエンジンをふかす。
とりあえず動くし、警告灯も消えてはいる。けれどあの日、暮れに突然止まったトラウマがすごすぎて絶対遠出なんてできないわ!って状況。
遂にこの愛車も、寿命なのかもしれない…と、
頭の中でうっすら覚悟を決めつつも、私は思いました。
LINK-S監修「困ったときのとりあえずNOTE」
車が壊れるときってホントあっという間だという事を身をもって体感しました。せめて事前に「あと少しで壊れるよー!」なんて教えてくれれば…!!
しかし、あとになって冷静に考えてみると
「なんかここヤバいよー」って教えてくれるのが、この警告灯の役目なんだなと思うのです。
しかし、何かを知らせてくれても、受け取り側がその意味を知らなければ何の意味もない。これは、やはり基本的なことくらいは頭に入れておいたほうがいいのでは。
そんなわけで、クルマを漁ってトリセツを引っ張り出してみました。
まぁ文字ばっかりで全然頭に入ってこない…。
そこでトリセツと一緒に出て来たのは以前、「ネッツくまもと」に取材に伺った際にお話を聞かせてくれた麻生さんが、私のあまりの機械オンチぶりに驚愕し
「これあるとマジで便利ですから!! 」と手渡してくれていた『困った時のとりあえずNOTE』。
この冊子は「ネッツくまもと」の女性社員を中心に構成された「LINK-S(リンクス)」のメンバーたちが、もしものトラブルの際に役立つものを…! と制作したものだとか。
そういえば、これもらったものの読めてなかったな~
と、おもむろに開いてみると
え…!! 年末からの怒涛のトラブルが全部書いてある…!!!
警告灯の謎が解けた…!
警告灯には、危険・注意・安全の3つあるらしい。
ランプマーク
⇒エンジンオイルの量の不足による点灯なので、すぐに補充を。補充後も点灯するようならオイル漏れの可能性があるので点検を。点灯レベルは「危険」。
プラスマイナスの箱(充電警告灯)
⇒充電系統の異常による点灯。十分な発電がされていないため、そのまま使用を続けるとバッテリーが上がる可能性も。点灯レベルは「危険」。
エンジン警告灯
エンジンまたはトランスミッションに異常がある時に点灯。すみやかに点検を。
(※ちなみに警告灯は、エンジン始動後に消えれば問題ないです)
年末の電池切れの応急処置としては…
電子キーの電池切れの場合
⇒車の扉を開ける
- 電子キーの横側についてる「PUSH」ボタンを押しながら、予備の鍵を引き抜く
- ドアハンドルの鍵穴に予備の鍵を差し込み、開錠・施錠ができる(開錠は左回し、施錠は右回し)
⇒エンジンを始動
- シフトレバーが「P」に入っているかどうかを確認し、ブレーキペダルを踏み込む。
- ブレーキペダルを踏んだまま、電子キーを車のプッシュスタートボタンに近づけ、そのままの状態でボタンを押す。
なるほど、
うっかり子どもが点けた車内灯に気付かずそのまま朝を迎えたとか、
日頃の点検を怠っていたりとか、
日頃の不摂生がたたって今に至っているということだけは理解できました(もろもろの対処を施してくださったおかげで、なんとか愛車は一命を取り留めています)。
クルマに興味ないっていう女性や免許取って間もないメンズまで、トラブル時に開けば大抵のことが解決できる内容。
過去のドライバーたちと見事に同じ轍を踏んでたな。
もっと早く読んでおくべきだった…!!!
みなさまも日頃の点検、くれぐれもお忘れなく…!!
ライター紹介
中城 明日香
大分県日田市出身。 大分大学経済学部地域システム学科卒業。 タウン誌「シティ情報おおいた」を経て、熊本へ。出産・育休を経てフリーのライターに。プライベートでは、2児の母(7歳と3歳)。2人の姉妹の子育てを通じて人生を生き直し中。 好きなことは、本のある場所に行くこと。苦手なことは片づけと機械。
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