パンとアジア、ときどきピザ。摩訶不思議な魅力が詰まった大江の新店「パンとアジア マハリク」に行ってきた!
中央区大江といえば、昨年末にオープンした「Miss fruits Parlor」や、上通りから移転してきた老舗喫茶店「焙炉(ホイロ)」など、 実力店がひしめき合う注目スポット。
そんな大江に、またまた新しいお店がオープンしたという噂が…。しかも、今まで見たこともないユニークな業態だというではありませんか! これは気になるぞ〜! というわけで、新米ライター井関が取材してきました。
2020年2月11日、中央区大江にOPEN!
この春オープンしたばかりの「パンとアジア マハリク」。さっそくお店を訪ねてみました。あれ? ここって、コーヒー好きには有名な「808COFFEE STOP」の跡地では!? 渋かっこいい佇まいはそのままに、可愛らしい看板が出ています。
店先に飾られたミモザや、ガラス越しに見えるトングもいい感じ!
おしゃれなガラス戸を開けると、オーナーの藤本さん夫妻と看板娘ちゃんが出迎えてくれました。
おお、これは素敵なパン屋さんです。しかしアジア要素はいずこ? 不思議に思って聞いてみると「パンを焼いているのは僕で、エスニック料理が得意な奥さんが日替わりのアジアご飯を作っているんです。だから店名には両方入れちゃいました(笑)」と藤本さん。
写真右は「808COFFEE STOP」の珈琲豆を使った独創的な塩パン。優しい珈琲の香りとほんのり塩気のある生地が絶妙にマッチして美味しかったです! 店内では、808の珈琲豆も販売されているそうですよ。
ボリュームたっぷりの惣菜系や、ちょっとリッチな食パンetc.ずらりと並ぶパンは200円〜。マーガリンなどは使わず、発酵バターや天然オイルで焼き上げているそうです。ちょっと小ぶりですが、ずっしり重量感があり満足感も◎!
そしてこちらは、大・大・大人気の魯肉飯(るーろーはん)弁当。700円でテイクアウトできます(2020年4月現在はテイクアウトのみの営業)。確実に手に入れたい方は電話での予約が安心です。
スパイスのきいた甘辛いお肉はじっくり煮込まれてトロットロ! これはエスニック好きにはたまらないやつ!
常連さん曰く、日替わりで登場するカレーやガパオもめちゃくちゃ美味しいらしいです。これは通わねば……。
伝説の「Fujimo」のピザもテイクアウトOK
そして、何と! 「マハリク」では、超本格派のピザまで販売されているんです! なぜかって? それはご主人が惜しまれつつ今年2月に閉店した「PIZZA BAL Fujimo」の元店主だから!
「ピザの美味しさって、ほぼ生地の良し悪しで決まるんですよ。あとは具材やソースとのバランス。独学で始めたので、完成形にたどり着くまでに2年くらいかかっちゃいましたね」と藤本さん。
ピザへの熱い思いを聞きながら待つこと2分。焼き上がったのがこちら!
香ばしい小麦とチーズのええ匂いーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
本日は一番人気のマルゲリータ(1,500円、持ち帰り用のお皿を持参された方は100円OFF)を焼いてもらいましたよ!
パリッもちっと多彩な食感が楽しい生地に、トマトの旨みが凝縮したソース、ミルキーなモッツァレラチーズ。さすが専門店の味! 家にいながら、これが味わえるのは最高ですね。
メニューは気まぐれ具材のカプリチョーザ、4種のチーズを使ったクワトロフォルマッジョの3種類。こちらのピザは前日までに要予約、15時以降に受け渡しが基本です。とはいえ、当日予約でも対応可能なこともあるそうなので、ぜひ電話で確認してみてください。
テイクアウトでおうち時間を楽しもう。
新型コロナウイルス感染症の影響で、なかなか外出もままならない今日このごろ。「うちも営業形態をテイクアウト限定に変える、パンを個包装で販売するなど、状況に対応しながら営業を続けていきます」と語ってくれた藤本ファミリー。
読者のみなさんも、テイクアウトで好きなお店を応援&おうち時間を少しでも楽しく過ごせますように!
パンとアジア マハリク
住所 | 熊本市中央区大江6-18-5 |
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営業時間 | 10:00〜19:00(ランチは11:30〜L.O.14:30)※ともに売り切れ次第終了 |
定休日 | 月曜、不定 |
駐車場 | なし(近隣CPあり) |
@pantoasiamahariku |
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電話番号 | 096-288-3004 |
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