バスって、普通バス停で待ちますよね?でも、供合線にあるバス停「下南部」の下り線には、標識がなく、木の前で待っているとバスが停まってくれるらしいです!
そんな噂をきいて、早速、下南部バス停に行ってきました。
目的の木を発見
噂の木はこちら。本当にごくごく普通の木です。
場所は東区下南部。供合線の下り路線です。この木の前で待っているとバスが停まってくれるそうです。
ということで、反対側からバスが来るのを待ってみました。
乗車する人がいる時は、この木の前に立っているそうです。残念ながら、この日は並んでいなかったのですが…
なんと、バスが木の前に止まって降りてくる人が!!
ご近所の方に聞いたら「そうそう、あの木のところから乗るよ~」と言っていたので、この木は本当にバス停として機能しているようです!
バス停は向かい側に
道向いのセブンイレブンの前にはちゃんとバス停があります。
こちらのバス停を管轄している九州産交バスに話を聞いてみると、道幅の都合でバス停が設置できないため、この標識の反対側付近で待っていればバスが停まるそうで、別にあの木がバス停代わりということではないそうです。
なんでも、10年ほど前にセブンイレブンができるまでは空き地だった場所で、この表札もちょうど木の反対側にあったそうです。その時の名残で、今でも木の前でバスを待つ人が多いそうです。
ちなみに、こちらの桜町バスターミナル方面行きのバス停に両方の時刻表が掲載されいます。
意外と多い?片側のバス停
この下南部バス停がある供合線は道幅が狭いところが多く、他にも片側だけ標識のあるバス停が13カ所あるそうです。その中でもこの木のように自然と目印になっている何かがあるバス停は珍しいそうです。
木の前で人がバスを待ち、そこにバスが停まる光景は何も知らなかったらちょっと不思議ですね。
普段、あんまり意識しないバス停ですが、ちょっと目を止めてみると意外と他にも面白いバス停があるかもしれませんね!
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