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軽い気持ちで断崖絶壁 「国旗の付け替え手伝って」と頼まれて津奈木町に行ったら命がけの体験をした

ライター:山田 山田
キーワード:

津奈木町から「国旗の付け替え手伝って」と言われて、軽い気持ちで行ってみたら断崖絶壁を登らされました。


国旗の付け替え手伝うためだけに津奈木町へ

「山田さん、津奈木町でちょっと高いところにある国旗を付け替えたいそうなので、手伝いに行ってください」

ある日、肥後ジャーナル編集部の津奈木町が大好きな男・伊藤からそんな依頼が。

津奈木町って、国旗の交換手伝うためだけにわざわざ行く距離でも無いような気がしますが、私も背が高いだけあって、これまでも高いところのあれこれ頼まれることは多いので慣れっこです。

ということで、やってきました。津奈木町。

国旗を交換するためだけに。

お出迎えしてくれたのは津奈木町役場の濱田さん。以前、伊藤に津奈木町を案内してくださった方です。

本日はよろしくお願いします!国旗の交換、本当に高いところにあるので大変なんですよ。助かります!

高いところは任せてください!

では、早速現地に向かいましょう!

と、気づけば山の中に。

こんなところに国旗ですか……?

はい!もうすぐで着きますよ!

あれです。ヒモが解けてなびかなくなっているし、風に煽られすぎてボロボロになってるんですよね。

えーーーーーっと?……高いところの意味が違った。

あれ?伊藤さんにはこの場所で現物見ていただいてOK貰ってたんですが、聞いてませんでした?

聞いてねぇぇぇぇ!高いところしか言われてませんでしたよ!!!!騙された!!!!!!!!

でも、景色は最高。山も海も見える。春風が心地よくて気持ちいいです。下さえ見なければ。うーむ、だい(DIE)自然。

ということで、ハーネスをがっつり着込んで、いざ出発。

ここから降りて回り込みます。行きましょうか。

危険なので、入っちゃ駄目だそうです。帰りましょう。

何言ってるんですか。今回はちゃんと許可を得てるので大丈夫です。

ちっきしょう。

いざ国旗を替えに断崖絶壁へ

しぬしぬしぬしぬ!怖いですってこれ。

ハーネス着けてるので大丈夫ですよ!!

いやいやいや、フック引っ掛けるヒモ、だいぶ先なんですけど。このへんだと意味ないじゃないですか!!!

大丈夫です。今まで落ちた人見たことありません。

そういうところで落ちちゃうのが私なんですよ…こええええええ。

やっと命綱…。なんでこんなところに国旗立てちゃったんですか…。

上皇陛下ご生誕の際に当時の小学校の先生が掲げたものだそうです。昔はその命綱もなかったんですよ。今ではかすれて消えていますが、土台部分にもちゃんと明記してあったそうです。

なんとかたどり着いて国旗を降ろします。

ただし、山田は針に糸を通せないほどの不器用。しかも、先日、爪切ったばっかりなのでなかなか解けません。

毎年、新人職員の登竜門的な仕事なんですけど高所恐怖症の職員が続いちゃったんで、私も数年やってたんですよね。なので、なれたもんですが私も昨日、深爪したんで手伝えないです。頑張ってください。

新人かわいそうじゃないです?濱田さんもですけど。

旗取ったどーーーーーー!!!本当にボロボロになってますね!!!

次は新しい旗の取り付け。見たくもないのに下を見てしまう恐怖。ずるっと行ったらサヨナラ世界。そんなレベル。

次に取り替える新人職員さんの為に全力でかた結びしておきますね。…よし、できました!!!

風で飛ばされないようにしっかりお願いします!!せっかくなので、写真撮りましょう。向こう側に立って、旗を広げてください!

ごめんなさい、これ、一歩後ろに行ったらヤバいやつです。

実はウォークラリーのコースにも

結構命がけになりましたが、なんとか国旗を交換することができました。

そもそも、こんなところに誰が来るんですか?

眺めもいいので、手前の展望台まで見に来る方も多いんですよ。今度、3月28日(日)には、「つなぎ桜祭り」を開催するのですが、同時に行うウォークラリーでもすぐ下までくるので、結構ここまでやってこられます。山田さんのおかげで国旗の準備も万端です。桜もたくさん生えているので気持ちいいんですよ。

私もゆっくり桜が見たかったです。危うく走馬灯見るところでした。

せっかくなので、コースを歩いてみましょうか。

スタート地点は、さくら祭りの会場となる津奈木町の物産館「GREEN GATE」のイベント広場で、密を避ける為に受付次第、順次スタートします。ここも桜が綺麗に咲くんですよ。

そして、眼鏡橋を渡ります。ここも川辺に綺麗に桜が咲き誇ります。

途中、神社が3社近くにあるところがあるので、すぐに三社参りもできちゃいます。

展望台で幸せの鐘を鳴らすこともできますし、山肌に咲く桜が見れるんですよ。ほかには、以前伊藤さんが訪問した「達仏」なども巡る約6kmのコースです。

まだ山桜がちょびっと咲いてるくらいなので、あんまり分からないですが、一面桜で埋め尽くされるときれいでしょうね!!

はい!毎年、すぐに定員になるほど人気なんですよ!今年もぜひ、ご参加いただきたいです!!

国旗掲揚は命がけ

帰り道に国旗を取り替えた崖を見上げてみましたが、小さくて分かりづらいですが、綺麗にたなびいていました。

本気で怖い思いをしながら取り替えたので、ぜひみなさんも3月28日(日)の「つなぎ桜祭り」のウォークラリー大会に参加して、近くまで行って、立派な国旗を見てください!

もちろん、ウォークラリーに参加せずともお祭りに遊びに行ったり、展望台まで登ったりできますよ!

2021年つなぎ桜祭りの詳細はコチラ

ライター紹介

山田

山田

肥後ジャーナル編集部の大きい人。前職は地域経済誌記者やマーケティングのディレクター。将来の夢はヒモになること。 特技は誤字脱字。朝起きるのが苦手です。

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