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いきなりだんごの白あん・うぐいすあん??「生成屋みしま」3種類を食べ比べてみた

ライター:羽田さえ 羽田さえ
キーワード:

熊本名物いきなりだんご。おいしいお店は県内各地にたくさんあるけれど、今回はちょっと変わり種。

長嶺の「生成屋みしま」には、ノーマルなあずきあんの他に「白あん」と「うぐいすあん」のいきなりだんごもあると聞き、行ってきました!


「生成屋(いきなりや)みしま」ってどんなお店?

3種類のいきなりだんごがあるのは「いきなり万十 生成屋みしま」

場所は熊本市東区長嶺東2丁目、肥後ジャーナルで以前おじゃました居酒屋「宝泉かく」の近くです。

農免道路からほんの少し入った住宅街の中にあります。

以前は農免道路沿いのビルに店舗がありましたが、熊本地震の被害などにより現在の場所へ移転しました。

テイクアウト専門店ですが、店先にテーブルとイスがあるので、アツアツをその場でいただくこともできますよ!

「いきなり万十」3種類を食べ比べ!

「生成屋みしま」では、いきなりだんごではなく「いきなり万十」(税込120円)という名前です。

小豆あんは普通だけど、白あん・うぐいすあんはレア。3種類全部買って食べ比べてみることにしました。

包み紙の上からでも、ほんのりあたたかい。冷めないうちにいただきましょう!

3種類のあんは、写真左から順に「あずき」「しろ」、そして「うぐいす」。すべて値段は同じ税込120円です。

キレイなまん丸をしています。ころんとしたフォルムがかわいい。

割ってみると、あんもイモもたっぷり!

いきなりだんごって、お店によって中身の配分がさまざまで

「イモ率高め」
「あん率高め」
「イモとあんが五分五分」

と分かれますが、みしまは「イモとあん五分五分」に近いです。

どちらかが勝つのではなく、絶妙にイーブン。素材の味が生きる上品な甘さに、ほんの少しの塩気もあって、バランスの取れた味わいです。

白あん・うぐいすあんの味の違いは?

ほかの2つも食べ比べ。

こちらは白あん。ほんのりピンク色で、なんだか女子力高そうなルックスです。

ふっくらした白いんげん豆のこしあんで、口に入れるとなめらかに溶けていきます。ていねいに作られていることが伝わる食感。

いきなりだんごは「田舎の素朴なおやつ」的な位置づけだけれど、こんなふうにちゃんとおいしく作るにはすごく手間暇がかかるんだろうなあ、と思います。

最後はうぐいすあん。こちらも色合いがキレイ。マカロンとかにありそうな、やさしいパステルトーンです。

うぐいすあん、というからには青エンドウ豆(ウグイス豆)のあんかと思いきや、なんとグリーンピースを使っているのだそうです。

味わいは「ずんだ餅」のよう。グリーンピース感はありませんが、どちらかというと通好みの味かな。

コレじゃないとダメ!!というファンがいる味です。

3種類どれもそれぞれ美味しいけれど、個人的イチ推しは「しろ」でした。

まとめ

「生成屋みしま」のいきなり万十。他にはない白あん・うぐいすあんに根強いファンのいるお店です。

熊本地震のあと、一度は休業を余儀なくされた時期もありましたが、1日でも早い再開を望むファンの声に後押しされるようにして復活しました。

ていねいな手仕事で作られる3種類のいきなり万十(だんご)、ぜひ食べ比べてみてくださいね。

生成屋みしま

所在地

熊本市東区長嶺東2丁目1−23

営業時間

9:00〜なくなり次第終了

定休日

日曜日

電話番号 096-388-2123

ライター紹介

羽田さえ

羽田さえ

県外出身、1970年代生まれのライター。専門分野は旅行関係。巨木、仏像、おいしいもの、レトロなもの、じわじわくるB級系などが好きです。うっかり熊本市から北海道に引っ越しましたが引き続きよろしくお願いいたします。

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