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何ここ自動車学校??黒髪にある「子飼公園」が謎すぎる

ライター:山田 山田

肥後ジャーナルに「黒髪に自動車学校みたいな公園がある!もともと自動車学校だったの?調べて欲しい!」と問い合わせがあり、早速調査してきました!


普通の公園に見えて何故か自動車学校みたいな造り

ということで、やってきたのがこちら。黒髪にある「子飼公園」です。

旧57号線からちょっと小道に入ったところにあります。

一見すると普通の公園。昔ながらの遊具に

木陰で休憩できるイスとテーブルも。

そう、半分は普通の公園なんです。

遊具が置いてあるスペースの反対側を見ると、何やら道が見えます。別に駐車場とかではなく、ここも公園の敷地内。

近づいてみると…。

公園の中に信号がありました。それも全く動いてないやつです。

もちろん、公園内は車なんて入れません。謎です。

公園内を歩いていると、これ。自動車学校で何度も乗り上げて泣きながら練習したけど、実際の道路ではほとんどお目にかかれないクランクらしき道も!

一方通行や一時停止の標札も見えますが、この道幅は狭すぎて車なんて通れません。

他にも縦列駐車の練習をしたあの憎き凹型のスペースも……。

あと、踏切もありました。もちろん、電車なんて走ってないし、線路なんて無いのに。

サイズ感は小規模ですが、完全に自動車学校。しかし、公園内にはこれがなんで設置してあるのか分かるような説明は一切ありませんでした…。

結局この公園は何なの?熊本市の公園課に聞いてみた

普段であれば「面白い公園ありましたよ!」と記事にしておしまいのところですが、今回は読者からの調査依頼!この公園の謎を突き止めるまで終われません。

ということで、熊本市の公園課に問い合わせてみました。

この「子飼公園」は交通公園と呼ばれるものらしく、昭和52年3月に国際児童記念モデル事業公園として整備されたそう。

地域の子供たちに交通安全やマナーを教える目的で使われており、小学校や、幼稚園、保育園に通う子どもたちがここで自転車講習などの交通マナーを学ぶ学習をしていたこともあったそう。

多いときは年間約5000人、43校7園で利用していたそうですよ。実際に肥後ジャーナルのライターにも「この公園で自転車講習した!!!」という人がいました。

平成14年に菊陽に免許センターができた際、交通公園が整備され役割もそちらに引き継いだそうですが、標札や設備は当時のまま残されています。

老朽化してきており、今後整備の予定もないのでいつまで残こるかはわからないそうですが、

この自動車学校のような謎の公園は地域の子供達の安全を支えてきた素敵な公園だったようです。

子飼公園

住所

〒860-0862 熊本県熊本市中央区黒髪2丁目32−21

ライター紹介

山田

山田

肥後ジャーナル編集部の大きい人。前職は地域経済誌記者やマーケティングのディレクター。将来の夢はヒモになること。 特技は誤字脱字。朝起きるのが苦手です。

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