【編集部レンタル企画】はじめましての人ん家の庭で草むしり!おばあちゃんの誕生日お祝いしたり、もはや山肌剥がしたりした話
公開日: 2021.08.15
ライター:山田- キーワード:
- 編集部レンタル企画
先日、記事上で募集させていただいた編集部レンタル企画。たくさんのご応募を頂いた中で最も要望が多かったのが「草むしり」。困っている人がいたら助けずにはいられない、そんな精神で読者のおうちにお邪魔して草むしりをしてきました。すると、おばあちゃんの誕生日をお祝いしたり、かつて山だった場所で草むしりしたりと貴重な体験(?)ができました。
やっぱり夏のお助けニーズNo.1
自然を感じるお庭からこんにちは、肥後ジャーナルの山田です。
こんな格好していますが、いまから草むしりです。
なぜならば、編集部レンタル企画で、草むしりの依頼がきたから。これがめちゃくちゃ多かったんですよ。それだけ求められているなら行くしか無いと、お邪魔しました。全ては無理だったのですが…
僕と一緒に祖母の家の草刈りと祖母の話し相手をしてほしいです。
という依頼。一緒に草刈りなら、ちょっとは楽できそうですし、おばあちゃんとお話するのも大好きなので、まずはこちらにお邪魔することにしました。
もうなんか庭が草
ということで、依頼主の響介さんの家に伺ったのですが、この草ですよ。毎年、おばあちゃんがお手入れされていたそうですが、この暑さなので今年は控えているそう。業者に依頼しようとしたところ、7月上旬に申し込んで早くて9月と言われたそうで、ダメ元で肥後ジャーナルに申し込んでくださったそう。
響介さんとふたりで、この庭をきれいにしたいと思います。
「僕、犬の散歩に行ってくるのであとはよろしくお願いします」
……えっ。
ということで、一人でもくもくと草むしり。
自然のちからってすごい。
舐めてました。とりあえず、大物はめちゃくちゃ頑張ってむしりましたが、終りが見えない。
袖までぐちゃぐちゃ。で、疲れ果ててアフターの写真撮りそこねる痛恨のミス。
絶望していると響介さんが帰ってきて「わ!こんなにきれいにしてくれたんですね!!あとは大丈夫ですよ!中で祖母とお話しましょう!」と、お家にお邪魔することに。
おばあちゃん、久子さんの手作りカレーをいただきました。はじめましてなのにありがとう。
取材でいろんなカレー食べてますけど、やっぱりおうちのカレーに敵うものって無いと思います。
ちなみに、おばあちゃん、実はこの日が誕生日。81歳ですって。おめでとうございます。お菓子持ってったら喜んで食べてくれました。
よく考えたら、知らない人の家に行って、草むしりして、ご飯いただいて、お誕生日祝うって貴重な経験ですよね。
草むしりは続く
続いて、草むしり第二弾。前回、暑さ対策をしていなかったので、麦わら帽子と首に保冷剤巻きつけるやつを準備しました。
私、頭がデカイのでワーク○ンでさえ麦わら帽子のサイズがなくて探すの大変でした。保冷剤は編集長ムトーの息子さんが使わなくなったものをいただいたのですが、10分後には保冷効果なくなってマフラーとして首周りを温めてくれたのですぐ外しました。
で、こちらのおうち、お邪魔して庭を拝見したところ、かなりキレイにしてあって、草むしりなんて必要ある?どこ?って感じでした。
依頼主の奥様に話を聞くと「実は裏が…」と
「ここ、山を切り開いた分譲地で、裏の山だったところからめちゃくちゃツタが伸びてきていて…、地主さんに相談したら『勝手に入って草むしりしていいよ』と言われたんですけど、子供の面倒見ながらやるとかなり時間がかかって」と。
斜面にものすごい量の草が生えています。ちなみに最近、猿が出たそうです。それ聞いて来ました。遭遇したら面白そうだから。
とりあえず、大物からいこうと思って、ひたすらツタを引っこ抜いていきます。絡まっていてかなり重労働。
これは確かに子供の面倒見ながらは大変ですね…。
なんかちっちゃなカメムシいっぱいいて大惨事になりかけました。
力技でひたすらツタを抜き、露出した細かい草を抜いていきます。
この作業を繰り返すこと約1時間…
力尽きました。
なんとか侵入してきていたツタはすべて排除し、土の法面がはっきり分かるようになりました。
これ以上は無理。だって山だもん。
依頼主もご満悦。美人が喜んでくれると私もウレシイ…。
ただ「この季節、2,3週間でもとに戻るんですよね…実は2週間くらい前に自分たちで草むしりして除草剤まいたばっかりで…」
と聞いて、虚無の心というのを知りました。
「それでも、猶予ができたのは助かります!」と喜んでくれたので、やったかいが有りました。
草むしりは大変
ということで、たくさんご応募いただいたレンタル企画での草むしりの中から2軒お伺いさせていただきました。
おばあちゃんの誕生日を祝えたり、もはや山のような草むらをひたすら引き抜いていくのは貴重な経験でした。
もう草むしりなんてしません。
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