インターネットメディアやSNSで人気の”ケンタッキー炊き込みご飯”ことケンチキご飯。大手チェーンのケンチキをご飯や調味料と一緒に炊飯器で炊くと美味しい炊き込みご飯になるそうです。ならば我ら熊本の誇る「矢部のケンチキ」も炊き込みご飯にしたら美味しいのではないか、いや美味しいに違いない。そう思い、実際に作ってみました。
”ケンタッキー炊き込みご飯”
皆さんご存知、カーネルサンダースのケンタッキーフライドチキン。それをご飯や調味料と一緒に炊くとめちゃくちゃ美味しいということで、”ケンタッキー炊き込みご飯”と呼ばれています。他にもケンチキご飯なんてネットやSNSで検索すると山程出てくるやってみましたの投稿。
それを見て思いました。
「矢部のケンチキ」でやったら、もっと美味しいのでは?
ということで、「矢部のケンチキ」を求め山都町の丸重本舗へ。バイパス沿いにも店舗がありますが、個人的にはやっぱり浜町の本店で買いたい。なんだかそっちが通っぽいから。
今回は「もも」を使用します。ネックとかも美味しいんですけど、一番、肉が多くて表面積も大きいので炊き込みご飯に適しているだろうという偏見からチョイスしました。
ちなみにお店の方に趣旨を説明したら何故か爆笑されました。「試したことはないですけど、スパイスをたっぷり使っているので美味しいかもしれません。チャーハンに使ったってお客さんはいましたけど…」と未だ挑戦者はいない模様。
では、早速持ち帰って炊き込みご飯にしましょう!
材料はお米と矢部のケンチキ
材料は、
- お米(できれば熊本県産) 1合
- 矢部のケンチキ(もも) 1本
以上です。本家のケンチキご飯は、ここに醤油などの調味料もぶっこみますが、矢部のケンチキは味が濃厚なのでそれだけでいけると信じています。分量もサイズの違いから参考にしづらいので、直感で決めました。
ご飯を洗い、水を普通に炊く時と同じ量入れます。
そこに矢部のケンチキをそのまま…
ドボン。
矢部のケンチキがデカイし、米と水も1合分なのでかなり浮いてますけど多分大丈夫…なはず…
あとは、通常通り炊飯ボタンを押して、
余分に買っておいた矢部のケンチキを食べながら炊きあがりを待ちます。
やっぱうめぇよ、矢部のケンチキ。
炊きあがったらほぐして食す!
炊きあがりがこちら。湯気で曇っていますが、
ご飯には矢部のケンチキから滲み出たスープが染み込んで色がついています。良い感じかも。
その後は、矢部のケンチキをほぐします。
びっくりするくらい柔らかくなっています。これもそのままかぶりつきたいくらいです。
ほぐしたらご飯とよくかき混ぜます。皮の部分だけうまく切れなかったので事前に切れ目を入れておくか、炊いたあと取り出しで別途カットしてあげると食べやすいかもしれません。骨はお好みで取り出してもそのままでも。
お椀に持ったものがこちら。めっちゃいい香りする。
1合に1本だと思った以上にお肉の量も多いですね。贅沢。
見て下さいよ。このプリプリのお肉。めっちゃ美味しそうじゃないですか??
ということで、いっただきまーーーーーす!!
うまっ!!!!!
正直、勢いだけで試してあんまり期待してなかった(失礼)んですが、めっちゃ美味い!!
濃厚な矢部のケンチキのスパイスがご飯に染み込んでいるし、お肉も柔らかいし味もしっかり残ってる。
なんの調味料も入れずに矢部のケンチキ入れて炊いただけでこの味が出るのはめっちゃポイント高い!!
個人的には全国的な方のケンチキご飯より好きです。
せっかくなので、事務所にいたガリガリ君ソーダ味みたいな頭の色の編集部・Pカイトにも食べてもらったところ、有り!!!とのリアクション。あー、でもなんか足すともっと美味しくなる…なんだろう…なんだろう…と唸ってました。
確かに、ご飯1合に対して1本はちょっと多かったかも。その辺はお好みで調整してみてください!バターとか足してみてもいいかも。
結論 「矢部のケンチキ」をケンチキご飯にしたら美味しい
山都町の誇る名物「矢部のケンチキ」で、炊き込みご飯を作るとめっちゃ美味しい!!という結論に至りました。
料理素人の私が適当な分量で試してこれなので、分量をちゃんと考えてアレンジするともっと美味しくなることでしょう。
ぜひ皆さんも試してみて下さいね!!
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