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「農業をかっこよく」熊本県はたばこの葉っぱ耕作面積日本一って知ってた?

ライター:山田 山田
キーワード:

熊本ってトマトやスイカ、お米にイチゴなどなど様々な農産物を数多く育てている農業県ですが、実は葉たばこも日本一の作付面積を誇っているって知っていましたか?こんな時代だからこそ、葉たばこを農業という側面から考えてみたい。そう思って農家さんの元を訪れてみました!


農業から考える葉たばこ

こんにちは、肥後ジャーナルのヘビースモーカー・山田です。

昨今の愛煙家には肩身の狭いこの世の中、喫煙者だと公表することもデメリットばかりなのですが、

今回はたばこの話でも、農業の話。実は熊本県は日本一のたばこ生産地なんです。知ってました?

今回はそんなお話を聞くために、合志市にある日本たばこ産業株式会社(熊本合志)にお邪魔しました。

本日は原料グループの右から橋本さん、壬生さん、米倉さんお三方にお時間を頂きました。

こんにちは!私、たばこが大好きなんですけど、実は畑や植物の状態で見たことがなくて。毎日口にしているものなのに、ルーツを知らないんですよね。熊本県がたばこの作付面積が日本一だと聞いて、せっかくなら実物を見てみたいなと思いました。

ありがとうございます!イメージしづらいかもしれませんが、実は熊本県内では各地でたばこを育てていますし、たしかに作付け面積は日本で一番多いんですよ。

さすが、農業県熊本!!!でも実際に見聞きする機会って少ないんですけど他の農業となにか違うんですか?

JTと農家で契約栽培を行っているため、他の作物と違って一般的な流通には乗らないので目にする機会はほとんどないと思います。

超レア作物じゃないですか!!見てみたいです!!

では、実際に農家さんにもお話を聞いてみましょうか!

そういうことなら、私が普段お世話になっている農家さんにぴったりの方がいますよ!!

いざ葉たばこ農家の元へ!!

ということで、お話をお伺いしたのが玉名市横島で葉たばこを栽培されている農家の坂井さん。

50年ほど続けている葉たばこ農家で坂井さんで3代目。ご家族やスタッフのみなさんと葉たばこや路地野菜を生産されています。

取材いただきありがとうございます!普段なかなか日の目を見ない作物なので、嬉しいです。

早速ですが、たばこの葉っぱはどこに…?

山田さんの周りの植物が葉たばこですよ。

えっ!?見渡す限りたばこなんですけど。すご!!!

今は収穫する直前の状態ですね。黄色くなってきてるでしょ、これがタイミングで今から一気に刈り取って行きます。

実はこの作物、たまに見かけて「なんだろう??」って気になっていたんですよ。近くで見ると葉っぱも凄く大きい!!

たばこ農家を継いだ理由

たばこって、健康に対する影響や増税で喫煙者が減っているので厳しい印象があるんですけど、どうして坂井さんは家業を継ごうと思われたんですか?

父親がやっていたんですよ。だいたいたばこ農家は親子でやってるところが多いんですけど、8年前に跡を継ぎました。それまでは熊本市内で働いてました。もともと継ぐつもりはあまりなかったのですが、突然、父が「俺はフィリピンに行くから、お前が継がないのなら辞める!!」と言われましてね。

突然のフィリピン。

結婚を機に転職も考えていたので、腹をくくって継ぐことにしました。普通は何年か一緒に農業しながら跡を継ぐんですけど、そこから父がフィリピンに行くまで3カ月。当然、年間を通しての農業なんて何もわからないまま跡を継ぐことになったんです。

過酷すぎません、それ?

収穫したたばこはこんな感じでシートに包まれ倉庫に運び込まれます。

最初はなにも分からずにただ危機感しかありませんでしたね。何していいか分からないんです。本来相談できるはずの父はフィリピンですし。

それ詰んでませんか。私だったら父親にブチ切れますけど。

この辺りには昔からたばこ農家も多く、近所の農家さんに教えてもらいながらなんとか続けてこれました。

たばこを乾燥させるための倉庫。今から入れるので中は空っぽですが、結構広い

それも畑の広さが先程見たあの広さですよね。たばこの栽培って他の野菜と比べると大変とか楽とかあるんですか?

他の作物より大変ですよ。管理面もそうですけど、なにより手間がかかるんです。収穫時期も一番暑い時期ですし、乾燥させてからの出荷になるので、工程も多いですしね。最初の頃は「だるい、きつい、やってらんねー」って気持ちでしたが、今では売上のベースになっていますし、しっかり経営的に考えることができるようになりました。

葉たばこ農家ならではの強み

続いて見せてもらったのが、出荷待ちのたばこたちが保管してある倉庫。

入った瞬間、すごい独特の香りに包まれます。

香料が入ってないと、こんな香りがするんですね。すっごい濃厚です。はじめて嗅ぎました。

農家でないとなかなか入れる場所じゃありませんからね(笑)。

さきほど畑でみた葉がギュッと圧縮されてこんなに詰まってます。そりゃ香りも濃厚なわけです。

しかし、ここまでやるのはたしかに大変そうですね。逆にたばこ育てて良かったってことはありますか?

農家の立場として話すなら、まずは売上が安定しますね。豊作・不作にかかわらず、あらかじめ定められた価格ですべて買い取ってくれるので、市場価格というのがないので「育てたけど売れない……」「安い……」ということがないんです。

なるほど。最近、野菜の価格って乱高下してるので安定して卸せるのは嬉しいですよね。

だから、たばこ農家同士って仲いいんですよ。僻み嫉みがないので。私が最初の頃、周りの農家さんに教えていただけたのもそういう関係の良さがあったんでしょうね。

仲良くできるのはとてもいいですね!

そしてなにより、たばこって路地野菜の基本なんですよ。水捌けだったり管理だったり、たばこのノウハウが他の路地野菜の生産に生かせるんです。うちではたばこ以外にも、ブロッコリーやキャベツ、サツマイモなどを栽培していますが、たばこで基礎を学んだからこそ、と思います。

「かっこいい農業」を実現していく

思ったより明るい話題が多くてびっくりしました。今後の展望とか聞かせてください!

かっこいい農業にしていきたいと思っています。

かっこいい農業ですか。

農業って、どうしても下に見られがちなところがあるんですけど、なくてはならない産業です。技術もどんどん進歩していますし、できることは増えています。たばこを含めて見え方をよくしていきたいと思っています。

農業って根幹ですもんね。

だからこそ、ちゃんと会社にして、福利厚生もしっかりして、人を採用しながら育てる作物の種類も増やしていきたいですね。Instagramもやってるので見てほしいですね!一緒に働いてくれる人も探しています!

農家を支える”農業としてのたばこ”

意外と知らない農業としてのたばこ。たばこを取り巻く環境がどんどん変わる世の中ですが、農業という側面からみてみると農家を支える大事な産業です。農業県・熊本の誇る作物でもあるので、応援していきたいですね。

今回訪問した農家さんではありませんが、葉たばこ農家のみなさんの仕事風景が一目でわかる動画もあるのでぜひご覧ください!

また、葉たばこができるまでの過程を詳しく紹介してあるページもあるので、興味のある方はぜひこちらも!

葉たばこの生産について学ぶ

ライター紹介

山田

山田

肥後ジャーナル編集部の大きい人。前職は地域経済誌記者やマーケティングのディレクター。将来の夢はヒモになること。 特技は誤字脱字。朝起きるのが苦手です。

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