熊本のお正月に欠かせないものと言えば「赤酒」。
お屠蘇に赤酒がないと新年を迎えた気がしないという熊本人も多いことでしょう。
とは言え、絶妙に余ってしまいがちなのもまた赤酒。
そのまま飲む、煮物に入れる以外の何か良い方法はないものか。今年も試してみましたよ!
赤酒がちょっと残る問題
みなさま、残った赤酒はどう消費されていますでしょうか。
と、北の国からあけましておめでとうございます。羽田です。札幌で大雪のお正月を迎えております。
年末の「勝手にふるさと小包企画」で、メアリーから送られてきた赤酒をおいしくいただきました。
お屠蘇で楽しみましたが、まだまだたっぷり残っています。お正月を過ぎ、そんなお宅も多いことでしょう。
もちろんそのまま晩酌用のお酒として飲んでもいいし、みりんの代わりに煮物に投入するのもメジャーな消費方法。
何なら残った赤酒どうしようって毎年言っているような気もしますし。
とは言え、今年ははるばる熊本から北海道まで送ってもらった赤酒です。
さらに味わい尽くしたい。もっと赤酒の活用方法を知りたい。
ということで、赤酒のおいしい使い方、試してみました!
甘みを生かしてお団子のタレ
独特の甘みが心地よい赤酒。
まずは甘みをそのまま生かして、おやつ作りに使います。九州のお醤油との相性も抜群です。
和スイーツに合いそう、ということでみたらし団子のタレを作ってみました。
お醤油と赤酒、お砂糖を少々で煮立たせ、片栗粉でとろみをつければ完成(分量は全部テキトー)。
お醤油とお砂糖を1:1で作るのが基本ということなので、お砂糖を気持ち少なめにして赤酒をたっぷり入れてみました。
今回は北海道と熊本の融合を目指して、北海道の郷土料理「いももち」にかけてみます。
ちょうどいいツヤ感とふっくらした甘み。おいしいです。(どっちかと言うとベースのいももちを失敗しました)
いももちでなくても、白玉団子やお餅にかけるのも手軽で良さそうです。
ダークホースはナムル
スイーツに使うのは間違いなさそうな赤酒。
ほんのりとした甘みと独特の旨みを、煮物以外のお料理でも生かしたい。
ということでレシピをあれこれ調べていたら、ナムルが良いという噂を聞きました。
一番簡単なのはもやしのナムル。分量はざっくりこんな感じです。
もやし 一袋
醤油 小さじ1
赤酒 小さじ1
がらスープの素 少々
ごま油 少々
すりごま 少々
めっちゃ簡単で安い。作り方もとっても簡単です。
もやしを耐熱容器に入れ、電子レンジで加熱します。ふにゃふにゃ具合はお好みで調整してください。
加熱後はざっくり水気を切り、上記の調味料をぶち込んで混ぜる。以上。
やわらかい甘みがついて、いい感じです。おつまみに寄せるなら、お好みで輪切りの唐辛子を加えてもいいかも。
赤酒アフォガートも
最後に一番簡単なのがこれ、赤酒アフォガート。
バニラアイスクリームに赤酒を好きなだけかけて食べる。以上です。
これは間違いのないおいしさです。口あたりがなめらかになって、ふくよかな味わいに。
ラムレーズンのアイスクリームっぽい感じでしょうか。ちょっと大人なスイーツが欲しい時におすすめです。
まとめ
赤酒のおいしい使い方。
残った赤酒をどんなふうに味わうか、考えてあれこれ試すのもお正月明けらしい楽しみの一つです。
県外ではなかなか手に入らないものなので、大切に味わい尽くしたいと思います!
まだまだいろいろな活用方法がありそうなので、おすすめの使い方があればぜひお知らせくださいませ。
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