3月23日オープン!新しくなった阿蘇くまもと空港の中に入ってきたよー!
普段からよく空港を利用している人以外、ひょっとしたら忘れているかもしれませんが
実は
阿蘇くまもと空港って移転工事してるんですよ。
私も普段なかなか行くことがないので、うっかりと忘れていたのですが2020年から国際線と併用するため国内線ターミナル移転の工事が行われています。
そしていよいよ2023年3月23日
阿蘇くまもと空港が移転オープン!!!
一足お先に内部潜入してきましたので、気になるその内部をご紹介します!
1階は熊本が随所に盛り込まれてた
入口すぐ、見上げるとそこには…
木。
単なるオシャレスポットではございません。
よく見るとオリンピックの焼き印があるんですよ。
これは東京五輪選手村で使用されていたビレッジプラザの建築材を活用したのだそう。
上を向いたら次は正面。
空港行ったら最初にしておきたい搭乗手続きが真正面に鎮座しております。
今回、九州では福岡についで2カ所目になるセルフチェックインができるようになります。
右側は国内線航空カウンター。
写真じゃなかなかわかりにくいのですが
めちゃんこ広い!
もう以前の熊本空港の広さがどんなんだったか記憶があいまいですが確実に広くなった!
左側は国際線航空カウンターとなっております。
ちなみに国内線のカラーが黒、国際線のカラーは白と覚えておくとわかりやすいですよ。
看板に記載されている丸のデザインは加藤清正公の蛇の目をモチーフにしているのだそう。
ははーん。じゃトイレのこのマークもそうだな。そうに違いない!と思ったのですが、これは水の国熊本を象徴する水の波紋が描かれているのだそう。
よかった。「これも清正公の!」って言わなくて。
混雑状況が一目でわかるものも設置されてました。これありがたいです。
1階には搭乗手続きのほか右奥に国内線、国際線の到着ゲートがあるのですが、その正面には
阿蘇山がお出迎え。
材料の1部に白川の砂を使っているなど随所に熊本を感じます。
到着ゲート近くにはこのような施設が集約されてました。
見たことないマークがあるなと思い聞いたところ、なんと礼拝堂なんですって。さすが国際線。
入ったはいいものの、低い位置にシンクがありどうしたらいいのかわからなかったので
とりあえずマークと同じ姿勢でシンクを眺めてみました。正しい使い方は分かりません。
喫煙ブースはまだ灰皿等がなかったのですが、せっかくですし強めのスポットライトを浴びました。
3階 国内線エリア・搭乗待合エリア
3階にあがるとそこは国内線エリア・搭乗待合エリア。
天井の木材は小国杉を使用しているので、めちゃくちゃいい香りです。
ちなみに国内線、国際線ともに搭乗口前では
くまモンと蒲島県知事がラジオ体操を踊っています。なぜでしょう。ずっと見てられる。
続いて搭乗待合エリア。中にはラウンジや国内線搭乗口、そしてショップ&レストランコーナーができるんですって。
芝生かな?と思っていたのですが
単なるデザインでした。
案内ではとにかくトイレ推しだったので行ってみたのですが
いたって…
普通。
あれ、おかしいな。
どうやら推しはこの「水と森の都 熊本」をコンセプトにした澄んだカラーと
ベビールーム。清潔はもとより、かなり広いのでゆったりとオムツ交換できそうです。
テナント一覧
ショップ&レストランコーナーここはまだ絶賛工事中だったのですが、以下のテナントが入る予定です。
・あか牛食堂 よかよか
・珈琲回廊
・味千×桂花ラーメン
・杉養蜂園
・鮨 福伸
・阿蘇ミルクチーズケーキ工房RICO
・馬肉料理 菅乃屋
・ウィッチズビアフライト
・おだ商店
・TSUGUTO
・阿蘇の逸品
・あそ~ら
・これっと九州沖縄
・ブルースカイ
・gagaku
・MIYABIクマモトマーケット
・旬彩館
まさに熊本!と言えるような企業が多いので、お土産にもちょうどいいのではないでしょうか。
3階 国際線エリア、免税店
次は同じく3階 国際線エリア・免税店。
ここは「feeling Aso,」をデザインコンセプトとしているゾーンです。
入るとすぐにこの大きなモニュメントが見えるのですが
この赤いのが火をイメージ
青いのは水をイメージしてるんのだとか。
火の山とも称される阿蘇山と、その阿蘇山から湧き出る水を表現してるのでしょうね。まさにフィーリング阿蘇!
こちらもまだ工事中だったので全容は確認できなかったのですが、広さは約600平方メートルで、現国際線ターミナル免税店の10倍超の広さになるのだとか。地方空港でも有数の免税エリアに生まれ変わります。
4階 展望デッキ
雨から雪に変わったころ、やってきたのは4階の展望デッキ。
すげえさみい。
どのくらいの寒さかというと、私の眼鏡が一瞬で安西先生になるレベルです。
「何も見えない」とあきらめたらそこで試合終了。心の目で撮影を行います。
デッキは滑走路側にせり出す、いわゆる「花道型」を採用。最後の最後まで手を振ってお見送りできそうです。
色んなドラマが生まれそう…
ちなみに展望デッキに向かうまでの道中は、先ほど見た3階の搭乗待合エリアを上から見ることができます。
ギリギリまで姿を追いたい、そんな切なく淡い心によりそう阿蘇くまもと空港。
熊本の空が新しく変わる
熊本国際空港 新原昇平社長
新しく生まれ変わった熊本の空。
ビジネスであっても旅行であっても使うお客様にとって使い勝手がよく居心地がいい空間、そして安心安全な空港を目指しているのだとか。
「ここからがスタートだと思ってます」という言葉のとおり、TSMCなど大きく変わっていく熊本の空の玄関口としてこれからもどんどん進化していきそうですね。
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