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藍のあまくさ村にある天草四郎像が”強そう”な理由に迫る!

大矢野町にそびえ立つ「天草四郎像」

上天草市大矢野町にある「藍のあまくさ村」そこにそびえ立つ巨大な天草四郎像をご存知ですか?

私は「ここの四郎像と戦ったら負けてしまいそう」「たくまし過ぎる、ガチムチで強そう」と主人に言われるまで気が付きませんでした。

・・・確かにすごく強そうな体格をしています。
天草四郎といえば、繊細な美少年のイメージが強く、映画「魔界転生」で沢田研二が演じた美青年の姿を思い浮かべます。天草四郎の像は各地色々ありますが、「こんなに強そうな四郎像はここだけなのでは?」と思い、どうのような意図で作られたか気になり、実際に「藍のあまくさ村」に問い合わせてみました!

「藍のあまくさ村」創業者が語る「天草四郎像」の秘密

巨大な天草四郎像が設置してある「藍のあまくさ村」に問合せたところ、創業者の藤川正恒さんから四郎像建立への経緯や思い、そしてデザインに関してのコメントをいただきました。せっかくですので、その全文をご紹介します。

 

1930年、両親がブラジルへ移民として渡り、密林を開墾中に生を受けました。そのため、雑誌や絵本など文字とはまるで無縁の環境で育ちました。母が少しでも故国日本の事を伝えたいと、寝物語で故郷・天草の話を聞かせてくれました。「天草には少年にして偉い天子様(四郎様)がおられ、人々を先導していた」というお話しです。実態の想像はつきませんでしたが、次第に輝かしい光の中、美しい白い少年の光景を想像するようになりました。

1953年、家族みんなで憧れの日本に引き上げてきました。当時は戦後の混乱期でもあり、四郎様の遺影や資料に遭遇する機会はありませんでした。

1970年、天草五橋が開通し、地元の宮津公園に、永い間思いあこがれていた四郎像が建立され、喜びで何度も足を運びました。
また、郷土史家の鶴田文史先生より、天草島原の乱で天草四郎とキリスト教信者が原場に籠城した際、幕府へ示した四郎の矢文の巻頭言を学びました。そこには、

『天地同根萬物一躰、一切衆生不選貴賤』と記してありました。これは、
「天も地も根は同じで、すべての物は一躰であるように、すべての人々を貴いとか賤しいとか身分の差別をしてはならない。人間はみな平等である」

という意味です。日本のみならず、世界の平等思想の古典的名言で、人類へ向けてのアピールであり、メッセージであると学び、天草四郎へ、より心酔しました。

1990年、天草への観光客が年間400万人に達したことから、家業で事業転換しました。地元対象としていた衣料品店や呉服店をやめ、観光客を対象にした事業変換を計り、これを機会に幼いころ、母に習い憧れた偉大な天草四郎を全国の人々へ周知頂きたい思いと同時に、天草四郎の出生地が、大矢野町・長崎市・熊本県宇土市と諸説ありますが、両親が大矢野町出身であることから、何としても天草・大矢野町を生誕の地として認められるように建立したところ、奇跡的にも四郎像が小高い丘より海を跨いで約4キロ先の四郎の母親が生まれ育った維和の蔵々を真正面に見下ろすかのごとく完成しておりました。

デザインに関しましては、当初店の出口にあります像のような美少年の姿で計画していいましたが、下の方から見上げた場合、細面は悲壮感が伴うという見解から、ふっくらとした顔・形になりました

創業者である藤川さんにとって、思い入れの深い天草四郎。そんな思いの詰まった天草四郎像だという事が書いてありました。

巨大な天草四郎像が強そうな理由は「細面は見上げると悲壮感が伴う」から

デザインに関しましては、当初、店の出口にあります像のように美少年のようにと計画しておりましたが、下の方から見上げた場合、細面は悲壮感が伴うという見解から、ふっくらとした顔・形になりました。

ということで、「下から見上げると、細面の美少年姿だと悲壮感があるため、ふっくらした顔になった」とのことでした。
これは盲点でしたが、言われてみれば納得できました!

まとめ

土地と人に歴史あり!熊本に来て長年の疑問が解けました。忙しいなか丁寧に返信して頂いた「藍のあまくさ村」の小宮さん、藤川さん、ご協力ありがとうございました!みなさんも、ぜひ、お土産を買いに、そして日本一大きい天草四郎像を見に「藍のあまくさ村」まで足を運んでみて下さい。

■藍のあまくさ村■

営業時間:10月~3月  9:00~18:00
3月~9月  9:00~18:00
8月    8:30~19:00
                 (4月~9月の日曜・祝日は閉店時間30分延長)
(G.W・正月・お盆は時間延長あり) 

TEL 0964-56-5151
住所:熊本県上天草市大矢野町登立910
ホームページ:http://www.amakusamura.jp/
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山田和かな

山田和かな

二児のママライター。
好奇心とフットワークで肥後ジャーナルの盛り上げを手伝います。
NO,MUSIC!NO,LIFE!
サブカルなど大好きで文だけでは無く絵やデザイン、漫画も描けます。
お仕事も募集しています。宜しくお願い致します。

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